ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

ふきのとう

2011-03-10 14:54:48 | 文学
母が裏庭で蕗の薹を五つとってきました。


もう春なんですねー。
先日食い倒れ隊で行った子規庵の庭にも
蕗の薹がありました。

俳人正岡子規はあまりに有名ですが、
脊椎カリエスで寝たきりになっても、
旺盛な食欲と制作欲で、34歳で亡くなるまで
意欲的な創作活動を行いました。

(ぼろっちい)長屋の彼の家で句会が開かれ、
死後も続けられたそうです。
病床の彼を支えた同居の彼の母と妹も
また聡明な人であったと思われます。

子規が亡くなったのは明治35年、
翌明治36年に佐佐木信綱は31歳で
処女歌集『思草』を出版しています。

ちょうど「明星」が創刊され、
与謝野晶子、鉄幹が華々しく活躍していたころです。

明治の熱い息吹を感じながら、
子規庵の庭を歩いたことでした。


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1 コメント

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Unknown (omachi)
2018-08-23 21:50:25
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
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