ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

黄金週間

2012-04-30 20:10:55 | 自然
みなさま、こんにちは。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか。

のいばらはお仕事でみなさまに
喜んでいただけるようにがんばっています!

 
スーツケースが届きました!
きれいなピンクで、
そばにおいておくだけで
幸せになります。

3.9キロとうちの猫より軽いww
ボディはドイツの
なんとか社の(←のいばらが忘れただけです)
丈夫な素材です!
・・という店員さんの説明を聞いて、
ちょっと高いけど、
夢のためだ!
と買い求めました。


かわいいリースでしょう。
工房のRちゃんが担当で、
季節に応じたリースを作っています。


黄色い鳥ちゃんが歌っています。 


こんなふうにみなさんをお迎えしています。

 
朝日が気持ちいいです。

 
テントサイトは満員です。
キャンプ楽しいでしょうね。
お昼になるとバーベキューの
いい匂いが漂ってきます。


若葉がきれい。 


山桜が少し残っています。
若葉と山桜と青空は
私の最も愛する色の組み合わせです。

毎年、この色を見られるしあわせ。

 


今日の出会いは満開のジュウニヒトエです。


素晴らしいでしょう!

   


ちょっとアップで。 


これはね、ヤマユリなんです。
あと2ヶ月で咲きます。 
楽しみです。

  
遊歩道がありますが、
今朝は時間がありません。

   
斜面にはスミレやイチゴの
小さな花がいっぱいです。



 
染井吉野の花は終わっていました。

   


ムラサキケマン。
この樹下のお花は恥ずかしがりや。


桜の枝のかわいこちゃんです。
ちょこまか動くので、
奇跡のようなシャッターチャンス。


カキドオシかな?

  

 
オキナグサ。
ぽわぽわしたのは花後の種です。

  
けなげなタンポポ。 

 
カラスノエンドウもかわいいです。

  


ここではユキヤナギが今盛りです。

 

  
樹下の斜面。

 
クサボケの花。
高い所なので、手を一杯に伸ばしてカメラ頼み。

   

     

 
ちょっと残った山桜と樹下。


ゴールデンウィーク前半、
お天気に恵まれ、まずまずの滑り出しです。

春雨

2012-04-27 12:43:00 | 植物
こんにちは(*^ω^*)


朝起きたら、
静かに雨が降っていて、


紅葉がとてもきれいでした。

 
最近視力が落ちて
ピントが合っているかどうかよくわからなくて

  
シャッターを押してしまうことがよくあります。


写真にとっては致命的かもしれませんが。
見にくくてごめんなさい。



シロヤマブキ花盛り。


シャガの葉がきれいです。


「ダビデの星」が地に伏しています。
ハナニラはかわいいのに、匂いが・・(´;ω;`)


地味な山椒の花も。


キンランの蕾です。

 
イカリソウ。


スズランスイセン。


りん。


りんりん。


並んだ露がきれいです。

 

 
ヒイラギナンテン。
ああ、いい匂い。

  
若葉の露。

  
スミレ3種。
こんなに狭いところに違う種類が
自然に生えてくるのです。


晴れた日ネルはお外に出たがります。


パパ手作りの籠に入れて玄関に出します。

 
んふ。


んふふふふ。


いただいた小松菜に花が咲いていました。
やわらかくて、生でも食べられるのです。
エディブルフラワー(食べられる花)ですね。
サラダに入れました。

今日はネルを動物病院に連れて行きました。
ここのところくしゃみばかりするのです。
鼻炎のお薬をいただいて、
錠剤を飲ませました。

ネルはずっと健康な子で、
お薬飲むのは初めてですが、
あまり嫌がりませんでした。

前のクロは♂だったせいか、
抵抗が激しかったです。

やっと薬を喉の奥におしこんで
口をがっちり掴んで開かないようにして、
ごくりと唾を呑んだのを確認、
手を放した途端にぺっと吐き出す・・。
なんていうことを何度も繰り返しました。

喧嘩も激しく、
お医者通いが絶えませんでしたが、
ネルは♀のせいか大人しいです。

以前は脱走して帰らないこともありましたが、
最近はおばあちゃん(人間でいうと70歳超えています。)、
家で寝ていることが多いですし、
膝に乗って甘えることが多くなりました。

クロは甘えるようになったと思ったら、
1ヶ月後猫エイズで亡くなったので、
甘えるようになった猫は
別れが近いのかと、切ないです。


寝顔と死顔は似ています。

父は最期に近い寝顔を、
祖母は死顔をスケッチしました。

身近だけに照れくさく、
一度も描いたことがありませんでした。

祖母とはもう話をすることもできませんでしたが、
父とは前夜まで話をしました。

熱を出して、ようやく下がって、
何度も額のタオルを換えたので、
「ありがとう」と。
「早く帰りなさい」と。

翌朝のごはんを喉につまらせたのです。

私が病院に残って、
翌朝までごはんを食べさせれば
よかったのです。

でも、家にはまだ小学生の息子がいましたし、
帰らないわけにはいかなかったのです。

肉親に対して、
それぞれの方のそれぞれの思いがあるのでしょうけれど、
私にとって父は最愛の人だったのだと思います。

入院して3カ月弱、
心の準備全くができていなかったので、
半身をもぎとられたように辛かったです。

あら。
猫のお話がとんだところへ。

失礼しました。
みなさま、ごきげんよう。

食い倒れ隊 番外編①――亀戸天神の藤 下見隊

2012-04-25 13:10:22 | 食い倒れ隊
すばらしいお天気の一日、
亀戸天神の藤を観てきました!

見頃はゴールデンウィークですが、
のいばらはお仕事が忙しく
行くことができません。

食い倒れ隊で行ける5月は
すでに盛りが過ぎていますが、
その時のために下見をしてきました。


ご近所のシロバナタンポポです。
「珍しいですね」と声をおかけしたら、
お家の方が嬉しそうになさっていました。
来年もこのかわいこちゃんに会えますように。


亀戸駅。
家を出てから約1時間半です。

 
意外とお店がいっぱいです。


明治通りを北上します。


「升本 すずしろ庵」
お腹がすいたところで、
何やらよさげなお店を発見しました。


いろいろなおべんとがあります。

 
「すみだ川」の筍とじゃこ飯のお弁当です。
ご飯が月替わりなのです。
上品なお味で、
ボリュームもちょうどよかったです。

あさりご飯もありました。
5月は「うるい こごみ飯」のようです。

店内は8席。
ゆっくりたっぷり食べるなら
すぐ近くの本店がよいです。


おみやげに大根まんじゅう
「福わけ」3個入りを買いました。


蒸かしてお夕飯の一品にいただきました。
名物の亀戸大根、小松菜、筍、
松の実、クコの実、ゴマ
などが入っていて、
ヘルシーなおまんじゅうです。

亀戸大根は小ぶりで先がとがっている大根で、
江戸時代は周辺で盛んに
栽培されていたのだそうです。
近くに亀戸大根の碑があります。


この豆屋さんで左折します。


レトロな木製のショーケースです。

 
街路樹のこれは何という花でしょう?


パッケージのお店ですね。


おっ、これは。

 
古くからある「寫眞館」のようです。


ここが東門入口。


ここが正門ですね。


鳥居が見えました。


入口右手は鼈甲屋さん。


左手「船橋屋」。
おみやげにくず餅を買いました。

 
鳥居の脇には八重桜が満開です。

  


境内から鳥居を観ました。


入ってすぐの太鼓橋(男橋)。


大きな池です。心字池。

   
男橋、橋上の眺め。

 
まっすぐ行くと社殿です。


つぼみが多いです。


まわりをビルにかこまれています。

 
満開の木もあります。

  
早咲きの種類でしょうか。


芭蕉の句碑。

「しばらくは花の上なる月夜哉」


天神さまだけに梅の名所でもあります。

  
太鼓橋(女橋)。


この木も満開。

 
大小の蜂が忙しい。

 


おみくじを引きました。
「吉」です。辛い時期が終わるのだそうです。
旅行でもよい出会いがあると。

たかがおみくじ、
されどおみくじ。

今年の辻占は「何事もよろずよし」
「よいことが重なる」。
ほんとうによいことが重なっている気がします。

   
社殿。



  
絵馬、いろいろあります。折り鶴も散っています。

 
神牛。

 
奉納されている新茶をいただきました。
香りがよくて味が濃くて、おいしいです。


あまりのおいしさに買ってしいました。
淹れ方も習いました。
通常の2倍くらい茶葉を入れて、
あとはポットのお湯を注ぐだけです。

 
お茶のお菓子も試食させていただきまた。
クランチ。


生キャラメルとクリームサンド。
おいしいです。うふふっ。


亀戸だけに亀さんです。


尻尾がふさふさしてます。

昔ここは亀ケ島という島だったのだそうです。
石器時代から人が住んでいて、
湧水があったので、
亀村→亀井戸村→亀戸村(江戸時代)
と変化したのだそうです。


お猿さんの芸をやっていました。

 

「美しや紅の色なる梅の花あこが顔にもつけたくぞある」
ううむっ、5歳でこの歌を詠まれたとは
さすが学業の神様ですっ。

 
お茶屋さんの後ろから見たスカイツリ―です。

   

琴柱灯篭。 


藤の若葉も美しいです。

  


橋の上の鳩。


ここからもスカイツリ―がよく見えます。

 
亀さんのアクロバット。

 
あいている岩もあるのに、
無理やり仲間の上に乗ります。


人間と似ていておかしいです。


ああ。あれが平橋です。
本当は男橋→平橋→女橋と渡り、
亀さんのお水で手を清めてから
お参りするとう作りになっているのですが、
藤をおっかけてきやあきゃあと
別ルートから回ってしまったのでした・・(・ω・;A



 
日本料理「若福」と昼の懐石のめにゅ。 

  
お店前の白藤、満開でいい匂いです。
うっとり・・。 

 
さてそろそろ。


帰りましょうか。
足元に八重桜が落ちていました。


帰り途で歩道のタイルに気づきました。


あ、香取神社も行けばよかったです。
ここは創設が665年、
藤原鎌足が太刀を香取大神に納められた
ことから始まるという古い神社です。
大根の形の亀戸大根の碑と亀ケ井があります。

普門院に寄って、
伊藤左千夫のお墓を観てもいいですね。


翌朝、新茶とくず餅をいただきました。



旅の準備

2012-04-23 08:12:45 | 日常
はっきりしないお天気が続きますね。
今日も雨模様です。

みなさまいかがお過ごしですか。
のいばらは元気です。


新しいリュックを買いました。
旅のお伴です。

のいばらは来月、
フランスに行くことになりました。
その準備で走り回っています。

リュックには買い求めた
プラグ三種、携帯用充電器海外仕様
洋服用圧縮袋、使い捨て下着、
サングラス、耳栓などなど
小物がすでにぎっしり入っています。

お誘いを受けたものの、
ずっと迷っていたのですけれど、
いろいろなことが
一段落ついたので、
ゴーサインを出しました。

のいばらが海を越えて
外国に行ったことは
3回あります。

いずれも家族と一緒でした。
10歳の時のアメリカ(ノースカロライナ州チャペルヒルに1年)
27歳のヨーロッパ(イギリス、フランス、スペイン、イタリア、スイス)
33歳のアメリカ(ハワイに1週間)

今度は家族と離れて一人です。
短歌結社のお仲間と一緒に
先生とパリ、リヨンなどプロヴァンス地方。
5泊7日です。

なんだか、何から何まで初めてのようで、
プラグ一つ買うにも、サングラス一つ買うにも、
売り場の人にいろいろ尋ねて
メモして見比べて選びました。
ずいぶん家族に頼っていたのだと思いました。

今回の旅では、
リヨンでお仕事なさっている結社のお仲間が、
信綱の夫人、雪子さんの小学校とお住まいを
探して下さっています。

日本近代文学館で古い結社誌を調べていたときに、
ひらりと落ちた封筒が
雪子さんの筆になるものでした。

とても美しい文字でした。

あの文字を書かれた方の
跡をたどることができるとは、
なんと嬉しいことでしょう。

あと1ヶ月でわかるといいのですけれど。


この旅が決まってから、
不思議なことがありました。

ゲーマーののいばらが
ゲーム上で偶然お友達になった方が、
なんとパリ在住のテノール歌手だったのです。

しかも先生が講演なさる日本文化センターで
歌われたこともあるそうです。

ネット上のお友達なので、
慎重にお互いの素姓は明かしませんが、
サングラスはこのお友達の
アドバイスで用意しました。

小学校のみ日本で教育を受け、
あとはお母様の母国のフランスに
いらっしやるそうです。

最初から、なんだか、
会話が歌うようだと思ったのです。

そしてひたすら前向きです。

こんな旅に行けるのは最後かと思ったので、
スーツケースを買うのを
ためらっていたのですけれど、
そうだ、私はモネの庭園に
まだ行っていない、ということに気づき、
(今回の旅ではルートに入っていません)
買うことにしました。

最後かどうか決めるのは神様で、
私は行く夢だけを持っていればいいのです。

スーツケースを毎日ながめて、
願っていれば、
モネの庭園も、
ヴェネチアの夕景も、
ラヴェンナの金色のモザイクタイルも
観るチャンスが訪れるかもしれません。

たくさん育てている夢の一つに
スーツケースを加えてみましょう。

春の庭の花

2012-04-23 08:04:34 | 植物
春の花がわっと咲き出しました!

この時をずっと待っていたのです。
ながいながい冬でしたね。

1週間ほど前の写真ですけれど
ご覧になってね。


これはハボタンの花です。
ほっとくとこんなふうに花が咲くのですね。

    
おなじみの春の花壇のお花たちです。


この椿、小さな木なのによく咲きます。


シロヤマブキは


開くときの形がかわいのです。


ね。


山椒の若葉です。きれい。

近所でお買い物をした帰りです。

 
散る花に呼ばれました。

 
駐車場の桜がきれいです。




サザンスカイタワーを背景の桜。

 
駐車場のお家は古いプレートがついていました。


かわいこちゃん、今日はお昼寝です。
最近では耳も聞こえなくなったのか、
呼んでも来てくれません。


 
そのお宅のアケビの花。


ムべ。郁子と書きます。
いい匂いです。

『ねこのチャッピー』ささめやゆき

2012-04-22 18:10:02 | 文学

いつもの二子玉川「45R」で
ささめやゆきさんの絵本『ねこのチャッピー』を買いました。

海辺のりょうしさんのお家で生まれて
画描きさんの家にもらわれてきた
チャッピー。

木に上ったら下りられなくなったり。
とうもろこしが好きだったり。
ヘッドホンで音楽聞いたり。
いろんな生き物を捕えては見せに来たり。

猫を飼ったことがある人なら、
かならず「うんうん」とうなずくエピソード。

一ヶ月ぶりに帰国した画描きさんに
「どこいってたんだよオ」と
二階からころがるように下りてきたり。

子猫を産んでお母さんになったり。
そうして、年をとって・・。

最後、チャッピーがなくなるところでは、
泣けて泣けて。

私もこうして飼い猫を見送ったのでした。

今一緒にいる子もいつかいなくなると思うと、
それだけで泣けてきます。
いっぱいいっぱい抱きしめてやろう。


あんまり悲しいので
買わないで帰ろうとしたのだけれど、
本を包んでくださる風呂敷が
きなりのふんわりした布だったので、
つい欲しくて買ってしまいました。






食い倒れ隊⑬雨の新宿―稲庭饂飩とシャーロックホームズ

2012-04-17 10:53:58 | 食い倒れ隊
しばらく休止していた食い倒れ隊、復活です!

しかし!!

新宿御苑でお弁当を食べながらお花見をしよう!
・・という企てが、
生憎の雨で流れました。

12回、ずーっとお天気に恵まれていたのに。
やはり晴れ女であるMちゃんの都合ではなく、
急遽、歌会の前に潜り込ませたので
ご利益がなかったのでしょう。

しかし!!

こういう時のために、
雨バージョン企画を用意しているのが、
優秀な食い倒れ隊の隊員です!

車屋別館→新宿バルト9「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

ノイバラ憧れの小笠原伯爵邸。
Hちゃんがよく調べてくださったので、
行きたかったのですけれど、
足元が悪いのと、
映画と時間的に両方は無理でしたので、
今回は断念しました。

待ち合わせの時間まで、
今夜O野さんにお渡しする原稿の直しです。
こんなに緊張して描いたことはありません。


カフェ・ラミル
クラシックブレンド。
おいしそうなケーキが真横のケースに
たんまりありましたが、
食べている時間はありません。

待ち合わせは3丁目の「車屋別館」。
Mちゃんお薦めのお店です!
2階の窓際、真ん中のお席です。


稲庭うどん定食。
冷たいのを頼んだら、氷にのっかっているのに仰天。
なにしろ、雨で冷えるのです・・。
あたたかいおうどんを頼んだお二人は大正解でした~。

でもでも、うどんはおいしかったです❤
ランチビールも頼んで
¥1600ちょいはうれしい♪

映画は御苑そばの新宿バルト9
雨を避けてきた人たちで混んでいて、
4人並べる席は一番前しかなかったのです。

とりあえず席を確保して、
ビルの地階でお茶を飲みます。
「Brooklyn Parlor(ブルックリンパーラー)」


ノイバラはフルーツジュース。


この椅子が前後左右に揺れるのです。
かなーり不思議な楽しいお店で、
周りの棚には読んでみたくなるような本、
手にとってみたくなる写真集などが置いてあります。
お食事もできるようです。


「シャーロックホームズ シャドウゲーム」

一番前なのでかなり辛い体勢で観ることになったのですが、
シャーロックホームズとは思えない
スピーディな展開と迫力に大満足。

1作目は観ていなかったのですけれど、
観てみたくなりました。

御苑の桜はどうなっていたのか・・
雨の中を中野の歌会に向かったのでした・・。

花散る駒場公園と駒場野公園

2012-04-17 10:10:18 | 植物
確か昨年も花を踏みながらお花見をしました。

あ、ここです。

    

 
芝生を取り囲むように桜が植えてあるのです。
洋館のテラスが1等席。


ああ、きらきらと光を曳いて花が散ってしあわせです。


こちらが正面玄関。


クリスマスローズ満開です。

 
窓から桜が見えるのです。最高!

   

   


柱の彫りがすごいです。



   

  


今日はお昼が早くすんでちょっと余裕がありますので


お茶を飲みましょう。


紅茶です。
目の前の花散る庭園をながめながら
疲れた目を休めます。

   
  
まだまだ調査が残っています。
帰らねば。

 
銀杏のベビーリーフが今年も。


日が長くなりました。


調査が済んでもまだ明るいです。


ここにも寄って帰りましょう。


駒場野公園。
駒場農学校の跡地です。

  
桜がたくさん。

     


山吹も花盛り。


モモです。

 
 
空が冷たい水色です。
短い時間でしたが、花を堪能しました。

最後の最後に、
散る花を目に残して
終わることができたのが
とてもうれしい。

ひとまず猫研究隊、
これにて第1幕終了。

ミッドタウンのピザと桜

2012-04-11 20:13:19 | すてきなお店
六本木は花が満開でした❤

大江戸線六本木から地上に出ると
遊歩道沿いにずっと
サクラ並木が続いているのです。

ガラスの橋を渡って
ミッドタウンの建物に入るのですが、
サクラ並木を見渡すテラスで
ナポリ・ピザが食べられるお店。


「Napule(ナプレ)」

 
ずっとずっとあこがれていた
そのお店で、ピザを食べました!


しかもテラスの真ん中の
ちょうど日陰になっている
「あそこに座ってみたいなあ」と
あこがれていた席です。

混んでいたので列に並んで、
どこでもいいやとあきらめていたので、
びっくりして、ものすごく嬉しかったです!


ランチのサラダ。
シンプルな味です。


あら。ランチタイムは2時までですので
席が空いたところには誰も入ってきません。


目の前が桜並木です。


ピザはボリュームがあって、
焦げがある生地、野性的で
大満足です。


ほら、最後はこんなにがらがらで桜独り占め❤

ボーイさんがイタリア人で、
ぼんじょるの~
ぐらっつぇ~
と、にこやかに言ってくれるのが
また楽しくて!

大変しあわせなのいばらです

「セザンヌ展」@国立新美術館と桜

2012-04-11 20:11:37 | 美術
みなさま、こんにちは。

春の青空がきれいな1日。
六本木の国立新美術館までいってまいりました。
「セザンヌ展」を観に行ったのです。
ついでに満開の桜を堪能しました。


あっ、でかける足元にヒトリシズカが!


小さな白いブラシみたい。小人さんが使うのかな?


ご近所のローズマリーがいい匂い❤

 
畑のすみっこにホトケノザがいっぱい!


踏まれなくてよかったね。

  
写真ばっかり撮って駅にたどりつけません。
電車に乗り遅れるっ(・ω・;A


無事、大江戸線六本木駅です♪
ちょっとミッドタウンの桜並木見ていこうっ♪


だってほら、こんなに。


池の葉っぱがきれい。

  


朝の光はいいな~

 
遊歩道に沿って歩きます。


のいばら、突然気づきました。


桜の花は肉体です。
鋭角的な都会のビルの線を


やわらかく包んでいます。


シャープな選だけでは疲れてしまいます。

ビルの間に桜。
人の間にのいばら。
役立たずだけど、必要なのよ(笑)


ミッドタウンへ渡るガラスの橋の上から
テラスが見えます。


ナポリピザが食べられるお店です。
開店準備中のようです。
ここはノイバラ憧れのお店なのです。
ステキでしょう?
遊歩道のお花の真向かいです。


開店まで間があるので
「セザンヌ展」に行きましょう。


まだ花は散っていません。
鳥が食い散らした跡です。


ここです。

セザンヌ(1839~1906)はフランスの画家。
後期印象派にあって印象主義によって失われた
固有色や堅牢な画面構成を取り戻しました。
フォービズム・キュビスムの先駆とされています。

セザンヌは今まであちこちで見てきましたが、
こんなにまとまってみたのは初めてです。
88点。見応えがありました。

以前、ブリジストン美術館で
印象派の一部としてセザンヌ数点見た時に、
「セザンヌを借りてくるのは高額で大変だから
セザンヌ展は無理なんだろうな」
と思ったことを思い出しました。

実現されて嬉しいです。

特に画家となる前の、
別荘の壁に描いた壁画は初めてみました。

生まれ育ったプロヴァンス地方の
エクス・アン・プロヴァンスとパリ、
彼の足跡をたどりながら
絵画の展開を見ていくのはたのしかったです。

グーグルアースでめぐるセザンヌゆかりの地
という映像が分かりやすかったです。
ウェブ上でも見られるようにしてあるのが嬉しいです。

地理が全くわからなかったのが、
プロヴァンスとパリ、
エクスとマルセイユ、エクスとリヨンの
位置関係が分かりました。
すでに鉄道が敷かれていたようで、
何度もパリとプロヴァンスを往復しています。

サントヴィクトワール山が
故郷の山と初めて知りました。

父親との確執もありましたが、
一生絵を売らなくても食べられる
裕福な家の長男だったのです。
幸せでのびのびとした絵は
その幸せを表していますね。

多分、女性が苦手だったこと、
人物像があまり上手ではないので、
人見知りだったのだろうか、とか。
今までとは違う彼が見えてきました。

彼は静物と風景が抜群にいいです。
空いていて、ゆっくりと観ることができました。


国立新美術館の建物は
あまり好きではなかったのですけれど。

 
写真に撮るとおもしろいです。


ここは陸軍の建物の跡なのですね。


模型の一番手前の建物は一部保存されて
別館として利用されているそうです。


ここです。裏側から見ると、
古い建物が残っているのが分かりました。

   
桜に囲まれた入口です。

  
ああ きれい。

  
たくさんたくさんカメラに桜色をつめこみます。

   
結構、風が強いです。

   
日傘、必需品。

 
地にはたんぽぽ。



春が来た

2012-04-07 20:49:19 | 自然
こんばんは(*^_^*)
嵐のあとは春!

みなさま、もうお花見はなさいましたか。
都心ではもう満開なのでしょうか。

ノイバラの職場はやっと河津桜が咲き始めました。
なんと嬉しいのでしょう!


ちょっと早起きして
お庭に来てみました。


木の影がながーいです。


ほら。


ほらほら。


河津桜です。

 


苔までがきれいです。


でも畑には霜がおりているの。


スイセンがこんなに!


美人ちゃんです。


青空に映えますね。

 


ちよっと近づいてみました。




ふーん、こんなふうになっているのか。




蕊なんてよく見たことなかった。

 
これはカンゾウか何かかな?


木はまだ芽吹いていません。




スミレだぁ❤


川へ下りる階段。


まだ冬景色ですね。

 


あれ?緑の葉っぱ??


きっとあれが山繭に違いありません。


七宝焼です。
水色くまちゃんリベンジ。今度は目が垂れませんでした!
わんことうさぎも前のより気に入ったのができました。

明日もお仕事です。
もっとお花がたくさん咲いているでしょうか。

TVからビートルズの「ブラックバード」が聞こえます。
ビートルズの音楽はほっとします。

2012-04-03 19:18:45 | 自然
すごい風雨です。
ずいぶん電車が止まっているようですけれど、
皆さまお帰りの足は大丈夫でしたか。


家が揺れて、
雷まで鳴り始めました。
風速38.1M。
ここは嵐の通り道らしいです。

ノイバラは風雨がひどくなる前
ぎりぎりで帰り着きました。

電車は遅れるくらいで、
まだ止まってなくてよかった!

それでも交差点は風がひどく
傘がさせなくて、走り抜けました。
傘がおちょこになったり骨が折れたり、
帽子が飛ばされたりしている人がいて、
信号待ちの間、立っているのもやっとでした。

    ***

やっとやってきた春。
今日の道々のコブシ、レンギョウ、ミツマタ、
ツバキ、ちらほらとサクラ。

ああ、この花は何だったかと、
毎年、春になると私の中の植物図鑑を開きます。

たくさんのお花。
うれしい。うれしい。


コブシです。


曇りの空に飛び立つよう。


はばたいて。


まっ白な鳥たち。


遅いお昼はミネストローネとフォカッチャ、サラダ。
雨が降り出してきたので、大急ぎで食べます。


これは職場の庭。
スイセンがまだ蕾です。
川に近い、敷地でも一番低い部分なので、
寒いのかもしれません。


ユキヤナギがやっと芽吹きました。


あ、カマキリの卵です!


これを産んだカマキリはもう死んでいて
子孫をこの木に託したのです。
ここは安全な場所だということです。

家の庭に卵を産んでくれた時は
それはそれはうれしかった。
大切に守り、春の誕生を待ちました。


七宝焼きの見本を作ってみました。
犬もウサギも熊も感情移入できないところが・・
しかも熊ちゃんの目、倒れちゃったし(笑)

明日またリベンジです。


夕方、上弦の月が枝にかかっています。


あわいあわい月だよ。


夕暮れの光はすみれ色。


あっ、フキノトウ発見!


これはスイセンの間に顔を出しています。
もう開いてしまって食べられないですけれどね。


さて、これはわが家の春の花です。
ニリンソウ。


毎年咲くけど名前を知りません。


シュンラン。


祖母は「爺と婆」と呼んでいました。
熊本の方言かな?


日陰が好きなので、
わが家が気に入っているのでしょう。


大好きなヒイラギナンテンの花。
いい匂いです。

  

近所の公園ではカタクリが花盛りだったそうです。
なかなか盛りには出会えないのです。

人生はやさしい

2012-04-01 20:24:12 | 短歌
遅い春。
昨日、都心では桜の枝先に一輪、二輪。


「人生はやさしい」という言葉を
朝の連続ドラマで聞いたときには
おやと思いました。

「人生は厳しい」というのはよく聞きますが、
やさしいってどういうことなのでしょうか。

自分では何がしたいかもよく言えないような
大人しい人にも、
神様はうまい具合に仕事や居場所を
与えてくださる、ということらしいです。

そんなことがと思いましたが、
実際、私などはそうして神様に居場所を
与えていただいた人間ではないかと思います。

「どうなりたい」という
強烈な思いというのがありません。
ぼんやりしているのが好きです。

電球替えやビンの蓋開け、
機械、道具類のメンテ、
お金の計算など不得意分野は
やっていただたきたいタイプです。

そういうノイバラですが、
意志を持って参加し
(意志というものが私にあったのか!)
すばやく反応して行動を起こし、
この一年全力投球だったのが
猫研究隊の調査研究です。

全力投球といっても、
途中からご一緒した仲間と
食い倒れながら道草を食いながらですので、
辛いとは思いませんでした。

長年の夢の一つがようやく叶いました。
「大学院で国文学を勉強したい」という夢。
あまりの生活の苦しさに、
無理だと思って忘れていたのですけれど。
忘れていたばかりか、ずっと
「死んでしまいたい」と思い続けていたのが、
ちょっと形は違うけれど叶うとは、やはり
「人生はやさしい」のかもしれません。

これで最後かもしれませんが、
私はとても幸せです。
よい仲間、よい先生に恵まれました。

私は共同執筆のお二人から
たくさんのことを学び、助けられ、
また先生にはよい勉強のチャンスを与えていただき、
会のお世話役の方々にもお世話になりました。

研究会がなければ私は
何も始めることができませんでした。
まさしくゼロからのスタートです。

お金になどもちろんならず、
持ち出しがいくらになったのか、
経済から考えると全く割には合いませんが、
「生まれてきてよかった」
「すべき仕事をした」という充実感でいっぱいです。

ついにまとめの時期に入り、
書ける幸せをしみじみと味わっています。

ずっと遠くから支えてくれたYさんにも。
私の泉である家族にも。
これを今読んで下さっているあなたにも。

どうもありがとうございました。