ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

花火

2010-07-31 20:49:29 | 日常
テンプレートを換えてみました。

動画なんですね。
お星さまが輝いたり、
花火があちこちで上がったり、
バーチャルな花火でも結構わくわくしますね。

お月さまのところにカーソルを合わせると、
コウモリさんが現れます。

今夜は私の住むH市の花火大会でした。

  
近所の公園まで見に行きました。

木立の間から市民球場に上がる花火が見えます。

どーん。

どーん。

ひゅるるるる・・。

ぱちぱちぱち・・。

どーん。

じゅっ。

なかなかナイスなタイミングで
シャッターが押せませんでしたが、
何枚かはご覧いただけるかも、

確か昨年、この花火大会の日記から始めたので、
ちょうど1周年ということになります。

一周年記念の花火です。

飽きもせず文句も言わず、
私の独り言のようなブログにお付き合いくださいまして
ありがとうございます。

おかげさまで、続けることができました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。









お買物隊美女3人浅草へ

2010-07-30 14:10:10 | 食い倒れ隊
ご無沙汰しています。ノイバラです。

えーと、なんと1週間ぶりなのですね。
一体1週間何をしていたのかというと・・。

夏休みでお仕事が忙しかったのと、
全国大会の準備がこまごまとあったのと。

トラの着ぐるみを着て、
海で泳いだり建物に上ったり盆踊りをしたり、
学校で商取引の講義を受けたり
リスボンから星に見惚れて北大西洋→カリブ海を
航行したあげく難破して救助されたり・・。

あっ(・ω・;A  後半はRPGなんで読み飛ばしてください。


そして、お買物隊美女3人。
Mちゃん、Hちゃん、そしてノイバラの3人。

    美女って誰のことだよっ!

       ・・なんて突っ込まないでね。

ちょっと(←だいぶだろうっ)歳は食ってるけれど、
一応結社のきれいどころ3人で
全国大会の賞品を買いに浅草へでかけました。

目当ては和紙グッズの「大黒屋」と
のれん専門店の「べんがら」。
2人が下見してくれたステキな賞品を購入。

金庫番ノイバラはしっかりと支払いを済ませます。
任務完了。

うふふ。

お仕事だけではつまらないので、
巾着袋だとか絵葉書だとか人形焼だとか
しっかり自分のお買物もして
リュックにしまったノイバラです。

さらに大会の準備で忙殺されている
3人で食い倒れる覚悟です!
(覚悟していたのは私だけかもしれないですが(・ω・;A )

『断腸亭日乗』の永井荷風が10年通い
最期の日までいたというレストラン「アリゾナキッチン」で
彼が食べたというチキン・レバークレオールを。
(鶏肉とレバーと玉葱のデミグラスソース煮込み)
スープとロールパンが2個ついて1260円。
チキンもレバーも小さめに切ってあってやわらかく、
レバーが苦手な私でも大丈夫でした。

もちろん大汗かいたので生ビールは欠かせません。
タコのカルパッチョ(1300円)を
3人で一皿、オードブルに頼んだものの、
おいしすぎて写真を撮るころはすでに一口残るのみ。

あとは食後にコーヒーを。
全部合わせて2400円。

店内はシックなアリゾナでした・・。
私たちの他お客さんは2人のマダムだけで
ゆっくりとくつろぐことができました。

「神谷バー」では有名な電気ブランを
かわいいオリジナルグラスでいただきます。
枝豆、山かけ、みょうがの天麩羅で。

さらに甘味処「紀文」で
黒蜜天。

さすがにもう入らにゃい・・。

お写真はいつものピカサです
今回は解説もつけてみました。

熱風が吹きぬける参道には外国人が半分? 3分の2?
建設途中の東京スカイツリ―も見えたことだし、
おみくじも「吉」だったし、
大満足の1日でした。

 
・・・おみくじによりますと、
    「一生懸命やるものの、まだ実を結ばない」
         ノイバラなのでした。

          ・・(・ω・;A おもいあたるふしが・・。
  

夏休み

2010-07-27 16:36:46 | 日常
猛暑が続きます。

 
職場の夏の風景です。

 
山百合が満開で、芳香をただよわせています。


お客様の陶芸作品、かわいいのがたくさん。
特に今年はじまったばかりの上絵付けは
どんどんレベルアップしている感じです。

 
上絵付けの素地は本焼してある磁器なので、
以前の下絵付けよりも描きやすく
細かい表現もできるようです。
これらは絵具で描かれていますが、
シールを張り付けるだけの方法もあって、簡単にできますので、
「ちょっと絵は描けない・・」という方にも
完成度の高い作品をお届けできます。

こちらは手びねり。

けろけろ合唱団。

人気の見本があります。カメレオン。

謎の猫軍団。

食器・オブジェ・・どんなものでもお作りいただけるのは、
よそではできないことなので、ちょっと自慢してしまおう。
難しいものはご相談いただければ
お手伝いいたします。

1日に木工とガラスと陶芸とハシゴするご家族もいらっしやいます。

 
F原さん、お待ちしていますよー♪\(^ω^)/

ゴボウ茶

2010-07-23 13:44:33 | 飲食
暑さにあえぐ今日この頃、
体調を崩して熱を出したり下痢することも多いですが、
皆さまいかがお過ごしですか。

今日はゴボウ茶を作ってみました。

普段の料理では捨ててしまう
ゴボウの皮を使うお茶。
ゴボウの香りはしますが、
あまり癖がなくて飲みやすいお茶です。
効能はこの時期落ちる免疫力アップ!

作り方は簡単、こそげおとしたゴボウの皮を
洗って天日干しして、フライパンで空入りするだけ!

めんどくさがりの私にもできます・・。

       
      ふう・・。熱いお茶が体に染みます・・。

蝉時雨

2010-07-20 17:05:00 | 自然
 
朝、職場の駐車場に降り立ったとたんに、
蝉の声が降ってきました。

ジー・・・

そして帰りにスタッフルームのドアを開けたとき
ヒグラシの声が・・。

ヒヒヒヒヒヒ・・
(辞書によるとカナカナと鳴くらしいのですが、
私にはヒヒヒヒヒ・・としか聞こえません(・ω・;A )

 
梅雨が明けた途端に元気に鳴きだした蝉たちです。

 
夏休みのちびっこたちがたくさん訪れて
にぎやかな工房で、1日走り回って働きました。

 
こどもは苦手だったんですが、今では大丈夫。
誰でしょうね。こんなところにゾウさんシールを貼った子は。

 
にっこり笑うと笑い返してくれるのだと
わかったので、赤ちゃんにも子供にも、
にっこり笑って手を振ります。


こどもたちが作る奇想天外な作品も楽しいのです。
写真を撮る暇がなくて残念。
お見せしたいようなステキな作品がたくさん。


これから夏休みが終わるまで、
にぎやかな毎日です。


シャガール展@芸大美術館

2010-07-18 10:14:49 | 美術

一週間前になるのですが、
シャガール展を見てきました。
内容は公式HP「主な展示作品」に詳しいです。

今回もカナダのお友達F原さんとご一緒です。
勉強会が終わったあと、お寿司を食べて、
上野に向かいます。

芸大美術館は上野公園の奥になります。
芸大には大学の知り合いがしばらく勤めていたのですが、
今年転勤してしまいました。残念。

シャガール展は過去にも観たような気がしますが、
今回特におもしろかったのは、
1967ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の新装開館時に
シャガールが舞台美術を手がけたモーツァルトの歌劇「魔笛」の
下絵群約50点です。

紙にグワッシュ、水彩、インクで描かれ
布や金銀の紙まで貼りつけてあります。
衣装のデザインから舞台の背景まで、その下絵の楽しいこと!
この音楽、幸せ! という感じが伝わってきます。

私が一番好きなのは、フィナーレの背景幕。
バーミリオンと金と銀とが混然としています。

F原さんは異形のものの衣装デザイン画がお気に入りで、
階段に飾りたいそうです・・・。

この「魔笛」の舞台、見たかったなあ・・。
2人の妄想ははてもなく広がるのでした。

ドキュメンタリー映画を1日5回上映しており、ちょうど14時の回に間に合い、
お茶目なおじいちゃんシャガールの姿を見ることができました。
画面に置いた絵具を指で押さえながら描いている様子が印象的でした。

「シャガール:ロシアとロバとその他のものに」
監督:フランソワ・レヴィ・クエンツ
出演:マルク・シャガール、メレット・マイヤー・グラベル、
ピエール・シュナイダー
2003年/フランス/52分/



寒天とトマト

2010-07-18 10:08:34 | 日常
また寒天とトマトの季節がやってきました。

なにそれ!? と思われるでしょうが、
数年前から(さすがに冬はやめているけれど)
毎朝、朝食にはトマトと寒天を食べています。

生のトマトはまるごと海の塩をつけて、
寒天は生協の粉寒天を使ってゆるーく固めたのに
種子島の香り糖をふりかけて。

あとは通年飲んでいる温かい緑茶です。

時々、これにパンやおむすびが加わります。
パンはもちろん以前書いた成城石井のカンパー二ュに
スライスチーズをのせて温めたもの、
・・にブルーベリージャムをのせることも。
おむすびはいつも梅なのですが、朝は小さめ。
お腹のすきぐあいによって変えています。

別に何の健康法というわけではないのですが、
体が喜ぶ感じがして、飽きもせず
同じものを繰り返し食べています。

わりと同じもの、同じ場所、(同じ人?)・・
を繰り返し楽しむタイプらしいです。
同じものでも日によって味わいが違ったり
少しずつ変化していったり・・

カノンな性格なんだな・・きっと。

みなさんは朝食、何を召し上がっていますか?

「没後25年 有元利夫展―天空の音楽」@東京都庭園美術館

2010-07-16 23:39:59 | アート
もう梅雨はあけたのでしょうか。
青空の白い雲が流れて、
夏の日差しが照り陰る午後
目黒の東京都庭園美術館に行ってきました。


38歳で夭折した画家
有元利夫の没後25年記念展です。
写真は「厳格なカノン」
ぼんやりと見上げていたら
「カノンって何ですかー?」
と聞かれましたが、音楽にくらい私には
「楽曲のひとつ」くらいしかわかりませんでした。
輪唱みたいなやつのことかなー?

大好きなんです・・水色、朱色、黒、白、金・・
バロックの音楽が聞こえてきそうな・・。
しかも花火の画が何枚も・・。

残念ながら館内は撮影禁止ですが、
お庭の写真を撮ってきました。

しんしんと蝉が鳴き、
汗が噴き出します。

1933朝香宮邸として造られた建物は
1983美術館として公開されたそうです。
アール・デコ様式の建物。
庭園は洋風と和風が併存しています。

またスライドショーでどうぞ。


水のある風景――梅雨の花々

2010-07-07 20:03:22 | 自然
ようやく先月下旬から押し寄せていた男波女波が
おさまり凪いでいる状態なので、
ラベンダーの花を見に行くことにしました。

毎年、河口湖湖畔の公園で栽培されている
ラベンダーを見に行くのです。
ハーブフェスティバルの最中でしたが、
天候がはっきりしないせいか、
いつもは団体客などでごった返しているのに、
空いていました。

河口湖は自然が素晴らしく、
丹精されたハーブの花壇ももちろん素晴らしいですが、
毎年のように行きたくなるのは、雄大な山々と水の風景が
心をとらえるからに違いありません。

こちらでスライドショーをご覧ください。
1枚1秒で約3分少しです。
(・ω・;A そうなの・・また200枚あるの・・

途中寄った猿橋では、桂川沿いの遊歩道に紫陽花が栽培されていて、
溶岩がごろごろする斜面まで花さいていました。
朝まで降っていた雨に濡れてきれい・・。

甲州街道にかけられた猿橋は橋桁がない珍しい構造で
「日本3奇橋」のひとつとされています。

覗き込むとはるか眼下に川が・・。
高所恐怖の私は腕だけ伸ばしてカメラを下に向け
写真を撮ったのでした・・。

河口湖では、山々に梅雨の分厚い雲が押し寄せて、
光がさしかげり、神々しい風景でした。

ハーブフェスティバルのために栽培されたお花もきれいでしたが、
にぎやかな公園を抜けて、岸に沿った遊歩道を歩いていくと、
岸にわずかに残された葦原には鳥のさえずりがしきりで、
葦のてっぺんでギョギョシギョギョシ・・と鳴いている
ヨシキリを見つけました。
こんなに間近で見たのは初めてです。
これは縄張りを宣言しているのだそうです。

見ることはできませんでしたが、
きっと葦の間には巣があって、
卵などもあるのでしょう。

さらに行くと人気のない岸に雁2羽いるではありませんか。
首が黒くて印象的ですが、見たことがない雁です。
調べてみるとシジュウカラガンというらしいのですが、
秋に飛来する冬鳥・・と図鑑にはあり、
私が間違っているのかもしれません。

2羽と見えたのは実は雛を4羽連れていたのです。
首をぐうっと伸ばしているのは、
あたりを警戒しているからに違いありません。

雛はちょこちょこと親のまわりを歩きまわり、
草のあたりをついばんでいました。

10数年通って、初めてです。
ほんとうに自然の懐は深い。

数年前には天下茶屋までのぼり、
河口湖を眼下に見下ろしましたが、
この日は数時間の散歩でくたびれて、
そのまま帰りました。

太宰に思いをはせながら、またあの天下茶屋の
蝉しぐれをきいてみたいものです。


ながらみ書房出版賞授賞式@東京ガーデンパレス

2010-07-04 10:26:55 | 短歌
藤島秀憲さん『二丁目通信』ダブル受賞の後半です。

7月2日、お茶の水の東京ガーデンパレスにて、
前川佐美雄賞は楠見朋彦さん『塚本邦雄の青春』が受賞され、
同時に授賞式が行われました。

・・花束調達のお手伝いを頼まれたノイバラです。
少し早めに出て(10分遅れてごめんね)、
東京歌会司会のYさんと有楽町で待ち合わせ。
1つずつ大きな花束をかかえて、
お茶の水までタクシーに乗る、という
夢のようなシチュエーション♪
花の香りにつつまれて、「息子」Yさんと♪
私はYさんの「おかあさん」なんだそうです・・
まことに光栄ですが、「おねえさん」でないところが・・
まっ、年齢的に無理じゃないからね。(´-ω-`)✿ちぇっ



頼まれてお運びした花束はこれです。
 
はじまる前に会場を撮影。

審査員佐佐木幸綱と佐々木幹郎さんより講評。
佐佐木幸綱さんは楠見さんの作を精力的な取材と資料を駆使して
今までに知られていない塚本邦雄を描いたと評価。
佐々木幹郎さんは『2丁目通信』の群を抜いた面白さ、
ユーモアと奥深さに触れられ、
「藤島秀憲=イケメン」説に会場爆笑。
いえ、イケメンでないというわけではありませんが、(・ω・;A
2丁目では女難の相のもてない男を演じていらっしゃるのです。
ほんとは素敵な方なんです。
宇野千代の言葉「生きるのがつらいときはプライドを
ちょっとずらすと生きる力を持つことができる」をあげられ、
歌人としてのプライドをずらすことによって
自由に深刻な物語を読んでいると評価されました。

楠見さん、藤島さんの受賞の言葉。
藤島さんにとって歌は幸福の表現手段なのだそうです。
たくさんたくさん幸福なお歌ができますように。


辻井喬さんが乾杯の音頭をとってくださいます。
このあと、ながらみ書房創立25周年記念の
ミニコンサートが行われました。


ソプラノ吉川具仁子(きっかわくにこ)さん、
チェロ海野幹雄さん、ピアノ田中梢さん。
 
すばらしい歌声と演奏を、3メートルと離れていない
至近距離で聴かせていただき、涙があふれました。

篠弘さん、塚本史さんなどから祝辞のあと、
たくさんの花束が贈られ、写真撮影が行われ、
閉会となりました。

 
二次会は「すりみや」。
1つ置いた席に前川佐美雄のご子息の佐重郎さんが
座られ、どきどきしてお写真もとれませんでした。

乾杯の音頭をすっきりと一言で終わらせ、
まわりの方に遠慮なさりつつ煙草をすわれる手が美しく、
お父上も灰皿に積み上がるように煙草を吸われたとのこと。
「何を歌うか難しい時代だけれど、
なんでもないことをなんでもなく歌うことが大切」
という静かなお言葉を、歌集で出会っただけの佐美雄さんが
おっしゃったような感じがして、
大切に胸にしまったノイバラです。

ほんとうに大切なことは写真にもとれないし、
すぐに言葉にすることもできない。
胸の中に刻みつけて、
じっと待って作品にするものだと思います。

藤島さん、おめでとうございます。

七夕

2010-07-01 12:42:21 | 日常
七夕が近くなったので、
職場では昨日から竹を立てて
お客様に短冊を書いていただいています。

やはり何といってもお子さんが書かれたのが
かわいらしく、涙ぐましく、胸がじーんとします。

二本線=が引いてあるだけのこうたろうくん、
+七*×+・・記号が並ぶつかさくん、
「Wiiが欲しいです。ペットショップの店員になれますように」
「ディズニーランドのキャストになれますように」
「字がうまくなりますように」
「サッカーがうまくなれますように」
「足が速くなるように」
「ダンスとうたをどうじにやる人になりたいです」
「まさとがおきくなりますように」


・・これは大人の方かと思うんですけれど。

     「安住の地がみつかりますように」・・

         写真はここです。