ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

イパネマの娘

2013-05-30 00:35:30 | 音楽
こんばんは(*^_^*)

はやくも梅雨入りですね。

ブラジルの音楽、ボサノバの誕生の歴史を知り、
生みの親であるジョアン・ジルベルトに敬意を表して
今日はこの曲聴いていましたにゃ❤

「イパネマの娘」 ジョアン・ジルベルト

イパネマはリオデジャネイロ市内の
海岸なのですね。
ジルベルトがリオにやってきた1950年代は
アメリカの援助で繁栄していたそうです。

作詞モライス作曲ジョビンのこの曲、
歌詞ができなかった時に
たまたまカフェの窓の外を
通りかかった女性を
そのまま歌詞にしてしまったそうです。

ほどなくアメリカ進出のチャンスが訪れた時、
ジルベルトとジョビンのコンビに
方向性の違いが際立ってきます。

完璧主義の職人タイプであるジルベルトの
「ポルトガル語で」というこだわり。
ジョビンの「アメリカで成功したい」という野心。

レコーディングが行なわれた時に、
ジルベルトは 共演のジャズプレーヤー、
ゲッツの演奏が気に入らず、
何度も録音は中断されたのだそうです。
さらに英語で歌うことには反対でした。

妻は歌手志望だったので、
自分に歌わせてくれと頼み込んだのだそうです。

それでジルベルトも仕方なく
認めたらしいのですが、
妻は英語でもOKでしたから、
売りたいアメリカのプロデューサーにしてみれば
彼女の方が使いやすかったのでしょう。

アメリカで売るには英語必須。
だからシングルカットされた時には
ジルベルトははずされてしまったのですね。

ブラジル人のボサノバの魂と
曲のヒットを狙う商業主義は
違う性質のものなのでした。

英語でもヒットしてしまったこの曲、
背景を知るとなんだか切ないです。

ジョビンはもうなくなりましたが、
ジルベルトは2000年代に3度来日しています。

82歳の現在も演奏を続けているのでしょうか。




空豆と庭の花、初夏の山の花

2013-05-28 20:26:26 | 植物
みなさま、こんにちは(*^_^*)

しばらくのご無沙汰でしたが、
お元気ですか?

そろそろ梅雨入りのニュースも
聞かれるころとなりました。
いい季節はすぐに過ぎ去るものなのですね。

ノイバラは忙しく走り回っていますにゃ❤


空豆のシーズンです。


殻をむくと、ふかふかのベッドに
空豆くんはいます。


ゆでるだけ~❤
ビールがおいしい~❤

わが家の庭の初夏のお花、紹介です。

  
まずはユキノシタ。

 
ひとつひとつのお花もかわいいです。

 
マロウ。
植木鉢からのこぼれ種がこんなに大きくなりました。


最後のナガミヒナゲシ。


このもじゃもじゃはテッセンの実です。
薄紫のお花がこんなに・・(・ω・;A

 
タツナミソウの実です。


職場の帰り道。峠のマメ科の黄色い花を
ずっと撮りたくて撮影スポットをさがしていました。

 
ジャケツイバラです。
これ以上ズームできなくて残念。


最初に狙っていたところの花は
もう散って実が生り始めていました。

  
これはついでに見つけた同じくマメ科の
イタチハギ。またはクロバナエンジュ。


地味~なお花なので、見落としていましたにゃ。


くんくん。何やらいい匂い。。
見上げると崖から垂れて咲いているのは・・。

 
スイカズラです❤
甘い香りが大好き❤


ここは天国ですにゃ❤

   
ウノハナとノイバラとスイカズラが
一緒に咲いています。

大好きな匂いのいいお花がそろって、
すごくすごく幸せです・・❤

 
スイカズラは金銀花ともいうのです。
最初白くて、しばらくすると黄色くなります。


去年リヨンの公園にたくさん咲いていたなぁ。

 
ノイバラはもうそろそろ終わりです。


・道のべの 低きにほひや 茨の花 
     
                召波


しばらく忙しい生活が続きますけれど、
がんばりますにゃ❤

みなさまもおからだに気を付けて
お過ごしくださいね。






夏の白い花――水木、エゴノキなど

2013-05-23 20:36:06 | 植物
こんばんは(*^_^*)

いかがお過ごしですか。
すっかり夏の気候ですね。

ノイバラは少し風邪気味。
喉が痛いので、喉飴なめています。

やらねばならないことは
たくさんあるのですが、
体力と気力が追いつきません。

山では水木の真っ白い花が
たくさん咲いています。

写真を撮りたいと思いながら、
なかなか撮影スポットにめぐまれず、
ようやく先日撮ることができました。


夕暮れなのであまりきれいに
撮ってあげられませんでした。

 
花の付き方が独特で、
階段のようにも見えます。


上から見たところ。


近づいてみました。

    
遠くの枝をズームしてみました。

 
これは近くで撮れたの。


これは花が咲いている楮(コウゾ)です。
もじゃもしゃの個性的な花なのですが、
暗くなりずぎて接写した花は
全部ピンボケ・・(´;ω;‘)


空木(ウツギ)の種類と思いますが、
何でしょう。


これは職場の庭のエゴの花です。

 
うつむいて咲くのがかわいいです❤

    
見上げるとお花の天井。

 


あまり変化はないですが、
少しずつ咲き進んでいます。

   
キンランは新たな株を発見しました。

 
二人静(フタリシズカ)。

 
タニウツギ満開。

 
斑入りのもあります。タニウツギ。

 

 
緑が気持ちいいです。

   

    


工房です。

       

しばらく緑が楽しめますね。  





木陰の黄色い花――キンラン、ウマノアシガタ、オオジシバリ

2013-05-17 01:00:00 | 植物
こんばんは(*^_^*)

昨日は夕方から大粒の雨。
涼しくなりましたね。

今日のお昼休み、お散歩していたら、
斜面の木陰にキンランを発見しました!


何かいい匂いがするなぁと思ったら。
ここでは初めて見ました。


絶滅危惧種なんだそうです。

 
これはウマノアシガタかしら。

 
この一緒にさいている小さな白い花は。


コゴメウツギ。


近くで見るとたいそう愛らしいです。


先日見たジュウニヒトエが満開です。

    

 
いくぶん日当たりのいい、
ここに咲いているのは、
オオジシバリでしょうか。

 
タニウツギ、満開にはいま一歩。

    
大好きなので、たくさん撮ってしまいます。

  
かわいいです❤


かわいいと言えばこんなものが
スタッフルームで作られています!


スタッフの陶芸家Nさんへの出産祝い。
手作りの帽子と靴下にRさんとYさんが
かわいいボタンをぬいつけているところ。

Rさんのお母様の手編みなのだそうです❤

ちなみにNさんは男子ですが、
育児でおやすみしています。
今流行りのイクメンなのです。


今日のおしごとです。
蝋抜きという作業です。
これから釉薬をかけます。

薫風 コデマリとタニウツギ

2013-05-15 15:42:24 | 植物
こんにちは(*^_^*)

風薫る五月ですね。
さまざまな花の匂いが風にのってきます。
一年で一番幸せな季節です。

なんだか気ぜわしくて、
ゆっくりと山歩きもできませんが、
身めぐりにさまざまな花が咲きだしています。


真夏日だった昨日、
いつものお蕎麦屋さんで
空豆の箸置きがおかれたので、
おっと思いました。

空豆の季節なんですね。

根気の必要な辛い作業の
つかのまの休息です。


若葉から青葉へ。
職場も緑が色を増しています。


コデマリが満開です。


近づくととてもいい匂いなのです。

  


木漏れ日と鳥のさえずりと風と。



あっ タニウツギが咲き始めています!

 
かわいいピンクですよね。

  
これが満開になるとそれはそれはきれいなのです。

   
次に来る日は満開になっているかな?


東京歌会前後

2013-05-12 15:45:44 | 短歌
こんにちは(*^_^*)

昨日は雨が降り涼しかったですが、
今日はさわやかな五月晴れです。

いかがお過ごしですか。


神代植物園で強風で落ちていたユリノキの蕾。
拾ってきたものが開きはじめました。


ね。かわいいでしょう。
高いところに咲く花ですので、
なかなか近くで見ることはできないのです。

さて、昨日は午後から茶話会、『思草』講読会、
東京歌会、2次会のハードな一日でした。


茶話会では、「言葉のダイエット」。
F島さんが現代短歌の歌五首を取りあげて下さり、
表現の仕方を学びました。

「雨の日はお休みだから来られる」
新人のK原さんも参加されて、
参加者7名に増えました。

講読会はF島さんの笛連作の12首。
他にも様々な資料についての説明がありました。

東京歌会では、先生の
信綱、川田順、伊藤嘉夫の西行研究に
ついてのお話が興味深かったです。

2次会では、2次会から参加のO田さんに
ステキな宝物を見せていただきました。


しぶい皮の袋から取り出されたのは・・。


万年筆です。ん万円・・(・ω・;A
居酒屋の食べ散らかしたテーブルの上に
もったいないことです・・。


赤い方がモンテグラッパ エンブレマ。(伊)
黒い方がペリカン800。(独)
ペン先は3B。「フルハルター」の森山さんに
調整していただいているそうです。


焦げ茶のパイロット8123。


真ん中のです。


3本で書き比べていただきました。
赤いモンテグラッパは意外と細字。
黒いペリカンはO田さんのイメージ通りの太字。
焦げ茶のパイロットは両者の中間くらい。
ペン軸すべてにインクが満たせ
インク量が透けて見えるのが重宝。

「文豪」の筆記具ですね。

万年筆で盛り上がっていると、
お隣のМちゃんが「私はペリカンの子供用」と
見せて下さいました。


ペリカン ジュニア。


グリップがついていて、
持ちやすそうです。


女性にも使いやすそうです。

さすがだなぁ。

ノイバラは三菱のゲルインクのボールペン
「シグノ」、使いやすいので使っています。




東京駅探索--東京ステーションギャラリー、JPタワーとにゃんこまんじゅう

2013-05-11 10:30:30 | お散歩
こんにちは(*^_^*)

忙しい毎日です。
パソコン作業がすんだので、
おでかけ三昧。

深大寺植物園にバラを見に行ったり、
新装東京駅を探検に行ったり。

まずは東京駅から。


北口の丸屋根。


東京ステーションギャラリー。


「木村荘八展」

木村荘八は初めて知る画家ですが、
招待券をいただいたので、
新装後の東京ステーションギャラリーを
見に行くつもりで、出かけました。

木村荘八をWikipediaで調べると・・。

牛鍋チェーン店・いろは創立経営した
木村荘平の妾腹の八男として、
東京市日本橋区吉川町両国広小路
(現在の東京都中央区東日本橋)の
いろは第8支店に生まれる。
父の死後、浅草のいろは第10支店と
京橋のいろは第3支店に移り、
帳場を担当しながら美術家を志す。
著書『東京の風俗』所収の自伝的文章「私のこと」によると、
旧制京華中学校4年生の頃から学校へはほとんど行かず、
芝居見物と放蕩に熱中したという。

旧制中学卒業後、1911年、白馬会葵橋洋画研究所に入学。
1912年、岸田劉生と知り合い、ヒュウザン会の結成に参加。
1915年、劉生たちと共に草土社を結成、1922年まで毎回出品する。
1918年からは二科展や院展洋画部にも出品。
院展出品作『二本潅木』で高山樗牛賞受賞。

1922年、春陽会創設に客員として参加。
1924年、春陽会会員。1928年、『パンの会』を発表。

1937年に、永井荷風の代表作『濹東綺譚』
(朝日新聞連載)で挿絵を、
他に大佛次郎のいくつかの時代小説で、
挿絵を描いている。


風俗画が得意で、ことに
墨東綺譚の挿絵はすばらしいです。

 


初期は岸田劉生などに影響を受けていました。

 
春陽会を岸田が脱退したことで、
彼の影響からはなれてから、
身近であった日本橋・浅草などの風俗や
慣れ親しんだ芝居の世界で
彼独自の絵画が描かれるようになります。

挿絵画家として有名になった荘八ですけれど、
洋画家としての自負を持ち続けていたようです。


家の窓の風景。


猫を四匹飼っていらしてその写真がありました。

 
ステキな照明。
ギャラリー三階から二階へ移動するのですが、
その階段が楽しいです。

 

 
壁が建築当時のままです。
黒いのは木材。

   


丸窓のあと?

 
二階の回廊から丸屋根下を見降ろました。

    


回廊には明治時代からの駅の写真が展示してあります。


東京駅正面。


北。


南。

 
ステーションホテル入り口。

 
JPタワーへ行きます。


KITTEJPタワー内、日本郵便の商業施設。


楽しいお店やおいしいお店がいっぱいあります。

  


旧局長室を公開しています。

  
室内。

 
東京駅が降ろせます。

  
上から見ると感じが違います。

    
建築当時の写真。

 
五階にテラスがあります。

 
屋外の眺め。風が気持ちいいです。



 
ランチはどのお店も並んでたので、
回転のよさそうな回転寿司で。

お店探索のあとは、JPタワー二階のギャラリーへ。
東京大学博物館所蔵の品々が
センスよく配置された不思議空間。
鳥の剥製、岩石標本、明治時代の人物写真、
動物骨格、植物標本・・・

すごく楽しい。
お勧めです❤

 
おみやげは東京駅グランスタ「あわ屋惣兵衛」のどうぶつまんじゅうの猫。


かわいいでしょ❤
こしあんがおいしかったです。


When The Saints Go Marchin' In♪

2013-05-06 18:01:41 | 音楽
こんばんは(*^_^*)

なんとステキな春のゆうぐれ。
旧仮名遣いで「ゆふぐれ」と書きたくなるような。

連休中ずっと続けていたパソコン作業が
やっとやっと一段落。

わ~い♪\(^ω^)/♩♫♬♩♫♬♩♫♬♪

こんな時はジャズでも聞きながら
ビールを飲むです❤

When The Saints Go Marchin' In♪

一人のお夕食は簡単です。
卵かけごはん、青菜のお味噌汁、ポテトサラダ。


トマトと新玉ねぎのスライス、
残っていたワラビと油揚げの
炊き合わせをおつまみにして。

この間手作りパンをいただいて、
一口たべたらおいしかったので、
あわてて撮ります。


食べかけで失礼。幸せな気持ちになるパンなのです❤
ホームベーカリーで焼いたそうなのですが、
どうしてなのでしょう。

そうそう、職場にかわいい
紫のお花が咲いていたんです!

 
セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
先日の白いジュウニヒトエは野生種ですが、
こちらは園芸種。

 
ハルリンドウ(春竜胆)
なんてかわいらしいのでしょう❤

また明日から日常が始まります。
どうぞよろしくお願いします。




ゴールデンウィーク後半

2013-05-04 22:39:00 | 日常
こんばんは(*^_^*)

今日もおでかけ日和でしたね❤

ゴールデンウィークは
お仕事か、おこもりで
パソコン作業のノイバラ。

すでにバラも咲きはじめたので、
気が気ではありません。

ローズガーデンのバラさんたち、
ノイバラが観に行くまで待っていてね❤


さて、職場の工房、
ゴールデンウィーク前半戦も健闘しましたが、
後半の今日、開館以来最高の売りあげです。

直前に「アド街」で紹介された
テレビ効果なのでしょうか?

しかし、昼ごはんを食べる余裕もあり、
スタッフの入念な準備が功を奏した感じです。

すべてのメニューの説明書を作りなおして
説明が少なくて済むようにしたり、
難しい時間がかかるメニューを下げて
簡単で楽しいメニューを増やしたり、
みんなで力を合わせてがんばりました。

スタッフの仲がいいので
働きやすいのです。

いいアイデアを出すと
それだけ働きやすくなりますので、
みんないつもいろいろと考えています。

それをうまく吸い上げてくれる
スタッフに恵まれました。

残り2日もお客様が
楽しんでくださいますように❤


庭の小さな花

2013-05-01 14:42:42 | 植物
お家でも職場でも、
どんどん花が咲き初めていて、
朝起きた時やお散歩のたびにびっくりします。

 
庭のキエビネ。

 
いっぺんに全部開きました。

 
山でこんな花に出会ったら感激でしょうね。

  
こちらはエビネ。

 
毎年の約束のように同じ場所に咲きます。


タツナミソウ。


白いタツナミソウもあります。

 
オダマキ。

 
テッセン。

母の趣味の庭ですので、
わたしは写真を撮るだけ。

オリヅルラン、シャコバサボテン、
アジアンタム、ホテイアオイ、菊など
私は簡単なものをいくつか
植木鉢で育てています。

おうちごはん―山の恵みを食べる

2013-05-01 14:40:51 | 飲食
こんにちは(*^_^*)

引き続きGWの方もそうでない方も、
よいお天気を楽しんでいらっしゃることと思います。

ノイバラは仕事に行ったり
おうちで休日を過ごしたり・・。

自然の恵みを満喫しています。


無人販売で購入の小松菜、
筍、キャラブキ、ゼンマイ。

山の恵みはほろ苦いところが
いいのですけれど、
アクが強いので
下ごしらえが大変です。

天麩羅はアク抜きをしなくても
お手軽においしく食べられるのが
ありがたいですか、
一昨日ヤマウドを
天麩羅にしたばかりですので
ちがうものにます。
(今夜は天丼ですにゃ(・ω・;A )


茹でてあったヤマウドを
他のありあわせの野菜と合わせて
サラダにしてみました。

茹でた人参、ブナシメジ、
キュウリ、レタス、ネギが入っています。
イタリアンドレッシングでいただきました。


余った皮はキンピラですにゃ。
ビールがすすむ一品❤

葉、芽部分は天麩羅、
茎はサラダや酢味噌和え、
皮はキンピラ。
ウドは捨てるところがありません。


キャラブキとベーコンの炒め物。

ネギの青くて固い部分、
ネギ坊主も入っています。

茹でたキャラブキは
しばらく水にさらしてから使います。

ニンニク、ネギ、キャラブキ、
ベーコンの順に炒めて塩コショウ。
簡単でごきげんな一品です。

小松菜はお味噌汁の具にしましたにゃ。

 
筍とゼンマイは
茹でて水につけてありますが、
何にしようかな。

いつも通りの煮物かな。
筍はスパゲティの具や
筍ごはんにいいですにゃ❤

おそとごはんも楽しいですが、
のんびりとおうちごはんもおいしいです❤