みなさま、こんにちは(*^_^*)
今月はじめ、東京歌会の吟行会で川越に行ってまいりました。
行く前は「かわごえ~? 何故~??」という感じだったし、
雨の予報ですっかり気持ちが後ろ向きになっていたのです。
しかも2時間くらいしか見て回れないし・・。
歌゛作れるかなぁ?(・ω・;A
喜多院や菓子屋横丁はあきらめて、
歌会会場「福登美」に近い
「蔵づくりの町並み」(以下、「蔵づくり通り」と呼びます)と
「蔵里」に絞ることにしました。
長くなりますので、お時間おありの時にどうぞ。
当日は朝から霧雨。
あまりひどくなりませんように。
八高線「川越行き」が偶然来たので
少し時間がかかるけれど、
ローカル線の旅をすることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/58/996a55c02ea1abd86ade12d486a464e7.jpg)
1時間10分ほどで川越駅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/06/84a8648c7f7272f0038d091110a18a55.jpg)
駅前の観光案内所で地図と情報をもらいました。
蔵づくり通りまでは2キロありますので、
バスは待つ時間が惜しく
タクシーに乗ることにしました。
ここで運転手さんに「仲町」は「なかちょう」
「蔵里」は「くらり」と読むことをおそわりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/98/9291884cd180693cf6da2fa246ca9d1a.jpg)
仲町は蔵造り通りの起点。
和菓子の「亀屋」があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e8/c613caae8a4096dab2138780fa68c746.jpg)
傘をさして地図を広げていたせいか、
カメラの操作を誤ったとみえ、
写真がレトロな色になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b1/cebd6378b9aa12738f8caf8512f34ae9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ea/0817a493d26ef085f5c0d06353c6cfca.jpg)
りそな銀行。
窓の部分のアップは撮っていないのですが・・(・ω・;A
1枚の写真を5枚くらいのバリエーションに加工する
ボタンを押してしまったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/10/161fe0aba2445fc1552a1b75925a3bb8.jpg)
雨の中、蔵づくり通りを奥へと歩きます。
ここにも亀屋。
蔵がお店になっているんですね。
時の鐘。工事中らしく覆いがあるので、
遠くから眺めただけ。
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蔵づくり資料館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b2/ef5cbe96c2d848a4d7d09e2c51450c2c.jpg)
あまりゆっくりはできないのですが。
入り口から。奥の蔵を見学できるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/99/d865cc2b250e953406349e22409a8e60.jpg)
大八車?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/94/5b692e64c6585b08acaad3cc7e426665.jpg)
蔵の内部の展示が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fd/b50ae90360887df15d98d05c0b693f3b.jpg)
タバコで財をなした方がいたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/50/3879fcb2de7b686308622ad5990680bc.jpg)
水路で東京に運んだのてすね。
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急な階段。
お隣の蔵。消防グッズが展示されています。
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川越では新しいところて明治26年大火がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d5/0beba7bf3d049322e6829edb5f96ef9a.jpg)
江戸時代から何度もの大火で町が焼失し、
火に強い蔵造りで店を作ることにしたのでした。
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蔵の構造。
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明暦の大火。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/44/972169c170c7260d1646204bb12a8ec6.jpg)
享保の大火。
なるほど、蔵造りの町並みは
川越の繁栄と大火事か作りだしたのですね。
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立派な蔵の屋根。
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井戸。
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蔵の住居部分。
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2階に上がれます。
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川越までは江戸から水路が開かれていて、
こんな帆掛け舟も走っていたのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/99/62f6b0dd1a3088761988320ad0071f1b.jpg)
「川越夜舟」は一晩で江戸まで下ったそうです。
お芋やタバコをいっぱい積んだのかしら。
帰りは江戸の魚などを摘んで帰ったらしいです。
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川越まつり会館。
予定にはなかったですが、この建物の前で
人力車のおにいさんに「是非見ていって」と勧められて
見ていくことに。
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川越まつりは氷川神社のお祭りです。
次週の土日、10月15日、16日。
今年は偶然15日が土曜でしたので、
神輿と山車が両方でますが、ずれると
土日に山車、15日に神輿のみになるらしい。
そして、この山車が豪華ですごいらしい。
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暗くてよくわからないでしょうが、
8メートルの高さがあるそうです。
本物が2台展示されています。
全部で29台ありますが、
毎年出るのは20台くらい。
今年お休みの山車です。
江戸時代から受け継いでいるものもあり、
焼けて作りなおしたものもあり、
今作ると一億円を越えるという、
見事なものです。
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一番上のお人形は町によってちがいますが、
下の部分、櫓に収納できるようです。
人形上げ下げのためのからくり、
またその下の舞台が回る仕掛けも
展示してあり、解説してくださいました。
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映像も見られ、川越の祭りの素晴らしさを堪能し、
人込みの苦手なノイバラはお祭りは無理にしても、
また是非近日来てみたいとおもったことでした。
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山車のパネルがあったので、
江戸時代からの古い山車を撮ってみました。
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昭和の頃でしょうか。
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この「目塗り台」を見ることを勧められました。
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これがタクシーの運転手さんが話していた、
車輪の下に挿しこんて方向転換するための道具にゃ。
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すごく面白かったです。お祭り会館を振り返る。
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道路の向こうに最古の大沢家住宅と「金笛」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/47/a33dedb225c8f8e01c7858a4a1bc94fd.jpg)
金笛と大沢家住宅の間の路地。
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大沢家住宅。工芸品を売っているらしいお店の中は
入りにくくて外観のみ・・(・ω・;A
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「金笛」でお醤油、たまり漬け、お煎餅を購入。
「金笛」は以前いただいて、味と容器が
とても気に行っていたことを思い出しました。
おうどんを食べらるカフェも併設されていて、
今度来てみたいです。
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種屋さん。おもしろそうたけど、見ている時間はありません。
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雨が激しくなってきました。
1週間後の祭りの紅白幕がすでに張られはじめています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b0/7f3231f4cb30d923a1e1619708a3c44e.jpg)
これです、目塗り台。
落語「火事息子」にも火事で蔵の窓を
目塗りする場面が出てきますが、
こんな台を足場にしたのでしょうか。
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マンホールも火消し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7b/09820b0b28551b4f824916d690a826be.jpg)
これから駅に戻って「蔵里」に行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/20/fb45d2c9d6108b8af98efac4cfed6911.jpg)
途中で吟行会の方々と何人もすれ違いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a7/c7b922307ca39b3f53a7b47bbc61f20d.jpg)
仲町交差点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/ae/f0f1d2c48d5aa9c00129d85ed1a99438.jpg)
蓮馨寺(れんけいじ)。
おびんずるさまをなでて、
痛いところが治るようにお願しました。
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着きました、蔵里。
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コエドビールが生で飲めます。
フルーティな「伽羅」。
コエドビールはさつま芋原料なのが珍しいのですが、
これは小麦のビールです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f0/98f75fb1d4b0dd3314c99973c1fbfa1e.jpg)
コエドビールは有名ですが、新しい。
ここ蔵里は鏡山酒造の古い蔵を利用しているらしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f0/98f75fb1d4b0dd3314c99973c1fbfa1e.jpg)
なので、「鏡山」のお祭りカップ酒も買いました。
コエドヒールはさつま芋のも酵母が生きているそうで、
生っぽくておいしかったです。
(ここで飲んだのではなく、おみやげね)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fd/94d76c03ed9e5df1623992c6e84afec4.jpg)
ざんざん振りですが、ビールを飲みながら歌を作ります。
ここでは正面の蔵でお食事もできますが・・。
これからおいしいお食事が舞っていますので。
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蔵里のすぐ裏(表?)の「福登美」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0f/543b1b74717bde1505cfdb7d2055464a.jpg)
昼ごはんを食べながら歌会です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/5dcf59c7fe36c4760c1d3ede82a4e934.jpg)
豪華。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f5/d05b8cc536c08be1efca85c391071e7c.jpg)
先程、蔵里の入り口で売っていた
「猫だるま」と「川越唐桟」のキーホルダー。
ダルマは川越の若い女性が
絶えようとしていた川越だるまの後をとり、
普通のダルマもつくっていますが、
まねき猫がダルマを抱いているのや、
ノイバラが買ったようなバリエーションを生み出しています。
ふるい技術の上に
若い方の新しい感覚が加わるっていいですね。
地酒「鏡山」も絶えようとしていたのを
若い方が受け継がれて、
もうそのエビソードだけで泣けそうです。
受け継ぐのは大変だけれど、
根っこのある新しさがノイバラは好きです。
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歌会は3時間ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/23/82d4c31fbef6d5e6596f26cf1348b0e6.jpg)
2次会はお隣の部屋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/44/90ed14b26b41f7db0048a79ec0e34225.jpg)
ここの日本酒は「鏡山」。
よく冷えてさわやかでおいしかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/62/23f9b2dc9da34632da8d4a110352892b.jpg)
スタバで3次会。火―チフレーバーのアイスティー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ed/80cb2afa99faabe54d53dea3f4339acf.jpg)
え~とこれは・・H部さんのコーヒーが珍しいので撮れと言われたのですが
今となっては何が珍しかったのか・・(・ω・;A
このあと、目指す電車まで5分しかないというので、
M岡さん、S藤さんとダッシュしたのでした。
ぜーはー(・ω・;A な1日でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/15/d5c5b166e0cddb2c18ff1c80d0ae84df.jpg)
「金笛」のお醤油、生姜と胡瓜のたまり漬け。
お煎餅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4a/d142bf65cd60afc0cc52222ad9a50820.jpg)
いも煎餅。片面のみ砂糖を塗った
ちょい甘がおいしかったです。
素焼きしたのは、酒の肴にいいかも。
川越②へ続く