ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

熱帯魚

2005年10月23日 | Diary
2ヶ月ぶりに行きつけの美容院に行ってきた。美容師さんが一人ですべてやっている小さなお店だ。前回8月のはじめにいったとき、大きなからの水槽になにやらいろいろ配管していた。自宅の水槽をお店に移すということだった。

今日はそれが完成していた。一つの小さな水槽にはくまのみと大きなイソギンチャク。もう一つはカラフルなサンゴやイソギンチャク、熱帯魚がいろいろ泳いでいる。個人的にはそういうものは自然のままでダイビングなどで楽しめばいいとおもっているが、マニアはそうではないらしい。マニアにとって困りものは映画ではやると(といわれなんだろうと思ったらディズニー映画「ファイティングニモ」だった)欲しいものが入手困難になることだそうだ。上顧客はショップから珍しい魚が入ると連絡をもらえるらしいが普通の人はそうはいかない。

話を水槽に戻すと紫やグリーンの色はイソギンチャクやサンゴ本来の色ではなくプランクトンの色らしい。もっとも多い色は茶色だそうで特に紫は稀少だそうだ。サンゴは大きくなったら切り取ってかけらをオークションに出したり、それを買ったり、と聞くと植物のようだ。イソギンチャクは魚も食べる肉食だけどランプ(日光)さえあれば基本的にえさはいらないそうだ。しかし光にあたらないと一週間ももたないらしい。それに水槽の中を気に入った場所を求めて歩き回るらしいが、そうすると足跡となったところのサンゴはイソギンチャクの毒でやられてしまうそうだ。ピグミーエンゼルフィッシュ、くまのみ、いろいろ魚がいるが魚の多くはスズキ科らしい。それからハゼ科もとても多いらしい。絵のような水槽だが、魚の世界は結構厳しく、合わない同士は相手が死ぬまで攻撃するらしい。700円の魚が16000円の魚を殺してしまったときは本当に頭にきたといっていた。その魚は自分より強い魚がいるときはおとなしかったが自分が一番になったとたん、周囲を攻撃したらしい。小さいけど個性があってあきないそうだ。水槽の中も結局人間社会の縮図のようなもの(!?)

もう一つ、深海魚もすごく高いけど売っていると聞いたので、水圧が違うと死んでしまうのではと質問したところ、つかまえたらカゴに入れて1ヶ月かけて水深2メートルぐらいのところまで慣らしながら引き上げ、最後は浮き袋の空気を針で抜くらしい。当然死んでしまう魚も多く、だからものによっては120万円もするということだ。うーん。そこまでする。

いつもながら趣味の話になるとご主人はエキサイトしてきて、ブローの手が止まる。図鑑も見せてくれる。単なるカットだけど1時間以上。

帰りは渋谷の地下街でルンバ用に360度開く円形スカートを購入。早速家で試してみる。今習っている先生はステップが見えないからなかなかスカートをはかせてくれないらしい。その代わりスカートの持ち方から捌き方まで丁寧にみてくれるらしいけど、いつになるやら。

今日の記事を書いていたら外では「あっつあつのほっかほか、石焼いもー」というスピーカーの声。ああ秋だ。
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鍋の季節

2005年10月23日 | Diary
今日はこの秋はじめての鍋だった。だんなと夕飯は鍋にしようということになり、彼がいつも野菜を買う自然食品の店で白菜をまるごと買ってきてくれた。メインは豚肉。豆腐にきくらげ、わけぎ。こぶだしで日本酒を入れる。といっても今夜は私はへばっていたのでダンナが準備してくれた。いつも感心するが白菜がとてもおいしい。煮てもしゃきっとしている。デザートは焼きりんご。でもオーブンで焼く本格的なものではなく、紅玉をスライスして鉄のフライパンで炒めるだけ。弱火でふたしていると自然と水分が出てきて煮える。バニラアイスがあればそれと一緒に食べるけど、今夜はそのまま。家でたべられてよかった。

さてレッスン。今日は生徒はたった三人だった。でも中南米マガジンという雑誌が取材に来ていた。日本に住むキューバ人が増えているらしい。さてやはり先生はダンサーなので注目を浴びると張り切る。ショーダンスはいつもよりポーズが多い。生徒は当然ポーズは決まらない。

それから細かい動きを丁寧に教えていく。右左右、と左右の足を少しだけ上げてといよりはかかとを浮かせて腰をほんの少しだけ左右に振る。先生はこれが「sabor cuba(直訳はキューバの味。ダンスや音楽でよく使われる)とにっこり。

ルンバは今日は初心者ばかりなのでステップは2種類。それに多少回転したり、バリエーションが入る。1ヶ月半習ってまだできるのは4種類ぐらい。やはり左右に動くだけなんだけど膝と腰と上体の細かい連動した微妙なムーブメントが命の踊りなので全然感じがちがう。うーん先は長い。それに一時間中腰をキープするのは背筋とお尻の下のほうの筋肉がかなりつらい。

ただ取材に来ていた人も感心してたけどやはり先生は本当に本格的ですごい。顔は決してハンサムではないのだけど(失礼!?)本当に動きが洗練されていて美しい。もう二年くらい前になるけど彼のアイソレーションを初めて見たときはあんまりきれいで息がとまった。生徒3人は寂しい。でも多いときでもせいぜい5-6人くらい。キューバではショーダンサーに教えてた人だから本当は私達は論外なんだけど、本当に根気強く教えてくれる。でも逆にできないと何回でもやらせるし、先にすすまない。だから相当ダンスが好きな人じゃないと続かない。うーん。難しい。
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