ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

餅は餅屋

2008年02月23日 | Diary

ショーダンスをはじめたときからいつかはハイヒールで踊ってみたいという願望がありどんな靴がいいのかずーっと考えていた。以前は当然7cm太ヒールのサルサ専用サンダルを買うだろうと思っていた。でも昨年夏六本木ヒルズに先生のルンバを見に行ったとき社交ダンスのラテンシューズで踊っている先生がいて「よくあんな細いヒールで踊れるな」と驚いた。しかし考えてみれば私が習っているショーダンスもつま先立ちが多いしバレエも足先が重要。だから別に太いヒールじゃなくても構わないのだ。そして調べたら社交ダンスシューズは足先が柔らかくできていてショーダンス向き。いずれ7cmヒールが履きたいと思った。


まだまだ先と思っていたけれど今年に入って急に両脚の内側の筋肉がついてきて歩き方が変わり、足先に力が伝わるようになった。そこで普段も7cmヒールを履くようにしたら以前はすぐに足が痛くなったけれど全然平気だ。この際今年もまだ始まったばかりだし1年かけてヒールで踊れるように練習することにした。


靴はとにかく試着するに限る。ということでまず渋谷のバレエ用品がメインのお店へ。そこはボールルームダンス館がある。とりあえずそこのオリジナルおよび輸入ラテンシューズがどんな感じかいろいろ試し履きした。しかし5年前の発表会のときに買ったここの5cmヒールを持っていて、丈夫で今でもきれいだしサイズも合っているんだけど何だかしっくりこない。足型があってない可能性もあるのでペンディングにした。近いから他がだめならまた買いに行けばよい。次に浅草橋にある社交ダンス用品の専門店へ。ここのシューズも全国展開しているし、昨年の新製品が「日本人の足にあわせるため2年かけて開発し・・・」みたいな宣伝文句だったのでやはり試さないわけにはいかない。バレエ用品も扱っているその店に入るなり「バレエ用品は奥ですよ」と言われた。私は社交ダンスする人には見えないらしい(笑)。一瞬レオタードもみようかなと思ったけれど今日の目的はあくまでシューズ。そこで何足か試し履き。しかし目的のシューズはカカト部分のホールドが弱いというか私の細いカカトに合わず問題外。ついでに足先もゆるゆる。あの宣伝文句はいったいなんだったのか!?どうりで今月初めのバーゲンで40%近く割引になってたわけだ。他のシューズも私には幅広すぎで却下。


最後に上野の社交ダンスシューズの専門メーカーのショールームへ。ここは初心者からプロ用までいろいろな足幅、足型のサンダルがありそのうちの8cmヒールが最初から第1候補だったけれど一応他もチェックしたのだ。


お店に入ると誰もいない。「こんにちは」と声をかけると奥からグレーのベストにグレーの袖カバーにグレーのズボンに髪がシルバーグレーのおじさんが出てきた。


「ラテンシューズを買いたいんですけれど」と私

「うちのシューズは使ったことある?」

「いえ、はじめてです」

「ラテンシューズっていうのはね、慣れてる人用。初心者はモダンシューズから」

どうやら社交ダンスの初心者と勘違いしている。

「他のダンスを習っていてそれ用にラテンシューズが欲しいんですけれど・・・」

するといやそうに試着用のプラスチック板を持ってきて「そこに立って」と言った。「足指を曲げる癖がついてる。普段の靴があっていない。あなた足が薄くて細いから。今日のブーツは甲を抑えるから指先がのびてとてもよい。ついでに右足はいいけれど左足は外側に体重がかかっている」といわれてしまった。


そして最初に5cmヒールのサンダルを試着するよう指示された。何と私が持っているシューズとそっくり!また同じようなの買うの!? そのサンダルを履いたところで

「つま先立ちして」といわれたのでつま先立ちしたら「やり方が違う」といわれてしまった。

ただおじさんが考えていた通りに私の足にフィットしなかったそうで次のシューズを試着。

「最近いろんなダンスの人が来るけどどんなダンス習ってるの?」

そう言われたらお見せしないわけにはいかない(!?)ので「ショーダンスというダンスでこんな感じです」と言ってサンダルを試着したままいつものレッスンで習っていることをいくつかやったら「そのバランスならあれかなあ?ちょっと待ってて」と言って奥に消えた。


そしてまた3足ほど抱えてきた。今度は欲しかった8cmヒール。履いてみたら土踏まずがぴったりで背筋が伸びる感じ。「これっ」と思ったけれどもう一種類の足型も試すようにいわれたので履いてみた。そちらも悪くはないけれど土踏まずが持ち上げられる感じでいまいち。本当にビミョーな違いだ。問題の左足はヒザは「もう少し内側にキープできれば土踏まずがもっとフィットするようになる」とのこと。そしてそのためにどこかにつかまってヒザを内側に寄せる感じで片足スクワットをするとよいと見せてくれた。


ついでに「ダンスシューズというのは足先が柔らかくないといけない。こういうものだというのを感覚としてわかってほしいからはいてみて」と言って教師用シューズを履かせてもらった。確かにやわらかい。でもそれは足の使い方を身に付けた人じゃないとカカトに体重を乗せちゃうので上級者向けだそうだ。


無事予定のサンダルをゲットしいろんなアドバイスのお礼を言って帰った。やっぱり靴専業のお店。遠いけれど行ってよかった!!


家に帰って履いてみたらやっぱり足にぴったり♡それで振付の練習もしてみたら大丈夫!


うれしい!でも注意されたところまだ直せてないんだよね。次回までに直さないと。

コメント
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