ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

無人化分野での理系人材の偏在

2023年09月04日 | Diary
お盆休みに八方尾根に行った帰りにたまたま見学した大町エネルギー博物館に地震計が展示してあったのを思い出して検索しました。


博物館の主なテーマである黒部ダムと水力発電の展示に最盛期には1日2000人が働いていたとありました。ダム建設のための資材を運ぶ道路なども含めて費用は当時の金額で513億円。昭和31年着工、7年の工期に延べ約1000万人が投入され、現在は年間9億kwh(約25万世帯分)の発電量となっています。


それが先日サイエンスZEROという番組で現在建設中の秋田の成瀬ダムでは4人が20台の建機を管制して無人建設の実証実験中の様子が映っていました。オペレーターが遠隔で建機を操縦するのではなく、建機が工事箇所の状況をAIで学習して作業を進めていました。


トンネル工事ではかなり前からシールドマシンで省人化が進んでいるのは東急ー相鉄相互乗り入れ工事の進捗報道などでも見ていましたけれどここまで進んでいるとは驚きでした。限られた分野では2040年建設無人化も実現可能かもしれません。



人手不足の他分野は自動化できるエンジニアが全然足りないんですね。



通勤移動中に家事ロボットを遠隔操縦できるようになれば時間にゆとりが出るのではないでしょうか?


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火事は江戸の名物でしたし

2023年09月04日 | Diary
だいたい山手線一周のエリア内に100万人が密集して木造家屋に暮らしていたため何度も大火に見舞われたのは日本史の教科書で習うのでよく知られています。


大正時代の関東大震災でも火災による被害は少なくなかったというのは見聞きしていたものの、東京が焼け野原になったのは太平洋戦争末期の東京大空襲というイメージでした。


それが週末にNHKスペシャル「映像記録 関東大震災 100年前の帝都壊滅を初めて高精細カラー化」を2回見て都市火災の恐ろしさを認識しました。



現在ではほぼ100%といっていいほど普及しているスマホは大災害時には命綱となりますし、日本の地震対策はあらゆる面で素晴らしく進化しています。地道な防災対策を積み上げてくださった方々のお陰です。


100年前は耐震基準も防火基準もなく木造建築が延焼し、迫り来る炎と煙の中で人々は布団などの家財道具を載せた手押し車で渋滞した街頭をめくらめっぽう逃げようとしたため惨劇が起こってしまいました。


思いもよらない火の通り道を見て現在ヒートアイランド現象対策として採り入れられている風の道が万が一の状況で火の通り道になったら怖いななどと想像しました。


高周波騒音は変わらずひどいです。


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盲目化兵器は使用禁止なのですけれど

2023年09月04日 | Diary
1990年代半ばにはすでに中国の持ち運び可能な重量30kg程度のZM-87、米国のM16に搭載するLCMSが発表されていました。失明ではなく一時的に見えなくするDazzlerは軍や警察で広く使われているそうです。


ということでレーザー兵器を検索したらなんと日本でもオウム真理教がレーザー兵器を試作していました。レーザー兵器は近年破壊力が強力になり、運用コストが安価なことから今後普及するようです。



つまり30年前は網膜を損傷する程度のパワーだったようです。



国際的に禁止されていてもコピー品などが流通している可能性は高いので対策が必要かもしれません。


もっともレーザー光線は可視光ではないため相手に気付かれずにダメージを与えることができるのがウリなのでやっかいです。







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