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ダンス オブ ヴァンパイア

今期2回目(で、たぶん終わり)。マチネ公演。キャストは先週とほぼ同じ^^;

先週はやまぐちさんのお歌が、ものすごく慎重に感じたのだった。
1幕ラストや墓場歌のロングトーンに焦点を合わせて、その他のところでは細かくパワーセーブしているような^^;
なので、久々の帝劇だから感覚が戻らないのかしらー、とか、日程を考えると日々養生しないとダメなのかしらーとか
実に失礼な心配をしてしまっていた。

が、

今日見たら全体的にかなりパワーアップしていた^^

ので、ほっとするやら、嬉しいやら。
久々に膝裏センサーにきまして(笑)。 あーこれこれ、これを待っていたのよ、な気分。

歌以外で言えば、相変わらず内股だし^^; 宮廷ダンスになるとお口真一文字だし、全く懐かしい。
あ、あと今期はなぜか歩き方もナンバ歩きっぽい。

でもそんな伯爵様しか日本国民は知らないのよね。だって日本で演じているのは唯一、やまぐちさんしかいませんから。
(じゅーぶんに堪能しているし、誇らしいことだと思っております、これでも!)

他はずっとマント付きなので分かりにくいのだけど、マントなし、最後の舞踏会での後ろ姿も美しいのなんのって(お顔が見えなくても)。
あと、お城に来たばかりのサラをもう少しで噛みそうになる葛藤シーン、所在ない伯爵の手の影がサラの胸元に映るのが素敵で、これは演出かしら?偶然かしら?としばし悩んだ。


そして幕間のクコール劇場も少し復活(時間が短い・・・長いとクコールさんの休憩がなくなっちゃうものね)。
今日はリトルコゼットの曲が流れたので、次のレミゼのことを話してもいた。
オーディションに応募しようと言っていたけど(笑)

今日はサラの歌で放送事故かと思った箇所があった。音が外れて作曲状態に。
久々にびっくりしたなー
以後彼女が歌うたびにちょっとドキドキ(客がドキドキしてどうする!)。

全体的にはすこーしシリアス路線に戻った印象。

新しいセットはほんとに大がかり。
昔のレミゼのバリケート並み(もっと?)に回るし、奈落も大きいので転換が面白い。
地味に人が動かしているところもあり、それはそれでまた。


ここのところ介護関係で、人の「老い」とか終末について考えさせられるのだけど、本当に生き甲斐というか・・・何かに対する執着がないと老いは早まる気がする。
だから伯爵が説く、尽きない欲望に支配されている方が幸せなんじゃ?と思わずにはいられない。





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