結構長い間、私は勘違いをしていたと分かった。
暑くなってくると、冷たいものが食べたくなる。そんな時の定番の一つはソーメンである。
私は普通に、冷麦として頂く事が多い。ネギとミョウガ、刻み海苔と生卵があれば満足である。ただ、飽きてくると、カレー素麺にしたり、焼きそば風に炒めたりすることもあった。
しかし、肝心の素麺そのものについては割と冷淡であった。大鍋にお湯を沸かして、手引書に書いてある時間茹でで、冷水にさらすだけである。この数十年、ずっと同じ手順であった。
ところが例によって、ユーチューブの料理番組をのんびりと視ていたら、どうやらエライ勘違いをしていたことが分かった。
私は湯がいた素麺を、氷を入れた別の鍋に移し、水を流しっぱなしにして一気に冷やす。そして、冷めてきたら笊に移して水気を切るようにしていた。私は長い時間、冷水に曝すと水気を吸って麺がふやけると思い込んでいた。
でも実際は違った。まず湯がいた素麺を別の容器に移す。そこに水を流しながら、温度を下げる。十分に下がったと思ったら、次に氷を入れた別の容器に移してキンキンに冷やす。食べる直前まで冷やす。
水を切るのは最後でいいそうだ。こうすることで麺が締まり、素麺本来の旨味が味わえると知って驚いた。で、さっそくにやってみた。
・・・うん、たしかに引き締まった素麺は美味しかった。私がこれまでやってきた素麺の調理法は、いったい何だったんだろう。ちなみに母に教わった訳ではない。私が勝手にそうしていただけだ。
多分、長い時間麺を冷水に浸すとふやけると思い込んでいたのは、袋めんのラーメンに由来するのだろうと思う。インスタントのラーメンは、たしかに長い間、放置するとふやけてしまう。この事が脳裏に刻まれていたのだと思う。
まぁ過去を悔やんでも益無きこと。これから美味しい素麺を食べられると前向きに考えることにします。
うちでは、昔から素麺や冷や麦は氷入りの水に入れたまま食べてました!もちろん蕎麦は水きりますけど。
いずれはふやけるでしょうけど、冷麺は食べるのあっという間だし、気にした事ありませんでした。
でも正確には最終的には水をきった方が良いんですね。次回はそうしてみます!
(*'▽')
この記事を読んだら、そうめんが食べたくなって、湯がきました。
kinkachoは冷水に浮かべながら食べます。
ネギ、キュウリ、錦糸卵、椎茸の試マ、カニかまのマヨネーズ和えの具材を用意したら結構な手間でした。
まぁ最終的には美味しければ良いと思います。ソーメンなんて簡単だと思い、誰にも教わらなかったが故の勘違いでしょうね。
最近のマイブームは、キュウリにレモン汁、白ごまを和えた奴を、ソーメンに乗っけて食べる奴です。さっぱりして美味しいです。