暑くなると、素肌の露出が増える。
スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。
とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。
私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間半はかかるが、当時の私にはたいした距離ではない。
ただし受験生なので夜遊びはあまりしない。といっても勉強のためではない。朝10時に開店するパチンコ屋で出の良い台をとるため、開店前に並ぶので夜更かしを避ける健全だが不真面目な受験生であった。でも、少しぐらい遊びたい。ちなみに私にとってパチンコは稼ぐ手段であって、遊びとは思っていなかった。
深夜の渋谷の繁華街は若い男女であふれていた。私はナンパこそしなかったが、知人に会うことは珍しくなく、またそれが楽しみであった。だからバイト後もすぐに帰宅せずに終電間際までブラブラしていることが多かった。
その日は木曜の夜で、週末ほど混雑していなかった。センター街近くの深夜喫茶で冷たいものでも飲もうと歩いていたら、若い女性2人組に声をかけられた。誰かと思ったら中学の時のクラスメイトだ。たしか高校を中退したと聞いていたが、たしかにそれに相応しい派手でセクシーな服装をしていたのは良く覚えている。
久しぶりとあいさつを交わすと、相談があると言われた。だいたいこの手の相談はろくな話がないと知っていたが、一応聞くだけは聞いておく。なにやらモジモジしていたが、問わず語りに聞くと、要は産婦人科に行きたいのでカンパしてくれとのこと。
んだよ、避妊に失敗したのかと問うと、アメちゃんに騙されたとのこと。遊び慣れているはずの二人なので妙に思った。そこで詳しく聴くとマルキュー(109ビルね)でアクセサリー店で物欲しげにしていたら、イケメンの白人男性に声を掛けられ、アクセサリーを買ってもらったとのこと。その流れで某有名ホテルに連れていかれ、そこのバーで奢ってもらったそうだ。
甘いカクテルを勧められるままに飲んでいたら眠くなり、そのまま彼の部屋に行くと彼の知人もいて、怖くなってそのまま関係をもったとここと。それが3か月ほど前で、どうやら出来ちゃったらしい。名前も連絡先も出鱈目だったようで、連絡もとれずに困っているそうだ。
正直アホかと思ったが、この二人中学の頃から相当に遊び慣れていたはず。それなのに騙されるのだから、相手も相当に遊び慣れているのだろうと分かる。まぁ変な写真でも撮られて、ヤバいことをやらされるよりはマシだと思うが、私相手にウソ泣きするな。まるで私が加害者みたいじゃないか。
変な噂を流されても困るので、パチンコの稼ぎの一部(うろ覚えだけど万札数枚)渡して、その場を離れる。この二人、人脈がやたらと広いので敵視されるのは避けたいから致し方ないと諦める。可哀そうだとも思うけど、自業自得の面も少しはあると思う。
現在、沖縄で発生した未成年女子に対する暴行事件で、沖縄知事が騒いでいる。暴行の経緯を知らないので女子側が悪いとは言わないが、正直米軍基地の近隣に住んでいれば、危ないこと、危ない場所、危ない時間などの情報は知っているはずだ。
私自身、ヴェトナム戦争時の立川米軍基地の隣町に住んでおり、また米軍払い下げ住宅に住んでいて、近隣には米軍基地勤務の白人家庭が数軒あったので、多少は知っている。小学生低学年の私だって、危ない場所に近づく危険性は知っていた。
そして、その危険な場所に興味津々で近づいた子供が私であった。なぜなら、そのような危険な場所に行けば、思わぬ収穫があることも知っていたからだ。もちろん痛い目に遭ったこともある。それでも行く価値はあったと思っていた。
沖縄で被害を受けた女子が、その危険性をどの程度認識し、それでも近づく価値があったと思っていたのか詳細は知らない。また、どれほど警戒しようと、成人男性の暴力的な威圧には敵わない現実も分かる。
なれば、沖縄の大人たち、特に行政職にある人たちは、それなりの対応策をとるべきであろう。それは東京は霞が関に抗議することではない。暗い場所に街灯を灯し、草木を刈り取り見晴らしを良くし、監視カメラや巡回路を設けるなど実効性のある対策をするのが仕事であろう。
沖縄に行ったことがあり、夜半に繁華街の外れの薄暗い場所を訪れれば、そこが街娼やチンピラの生息場所だと気が付くはずだ。沖縄に限らないが、繁華街の近くには、大概そのような場所がある。ただ良識ある大人たちは近づかないから知らないだけだ。
でも、そこに対策を打てるのは地元の役所の仕事であろう。そらなのに、反米軍基地、反自民党といった視点だけで政治活動をする馬鹿な政治屋が批難もされずに放置されている現状こそに問題があると思いますね。もちろん、だからといって暴行の主犯たる米兵を擁護する気はありませんけどね。
とはいえ、沖縄の自治体の首長や政治家はやることが甘いというか、自分たちの政治的主張に拘り過ぎ。現実がみえてない。敗戦国の占領地を好き勝手したいと考えるのは古来より当然の風習でした。ただそれでは兵站拠点として好ましくないので、それなりに友好な関係を築こうと努力する。それは国政の仕事であり、地方自治体にはほかにやるべきこと、できることが沢山ある。それをやらないで、パフォーマンスばかりやっているから沖縄にはきつくみてしまいます。
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沖縄の友人に聞いた話では、基地近くの米兵、民家に不法侵入するらしいですよ。
その友人は中学生の時、夏休みに親戚の家に遊びに行ったら、知らない米兵が掃き出し窓から侵入して来て、あわやレイプと言う状況だったそうです。親戚がいたから大声で追い払ってくれたらしい。
何年か前にも夜中に民家に不法侵入した米兵が逮捕された事件があったようで、自宅も安全とは言えない地域がある。
全国各地に米軍基地がありますが、海兵隊員は特にトラブルメーカーで、彼らが配備されている沖縄や岩国は悪質な事犯が多いと聞きます。
今回問題になっているのは、事件発生が県議会議員選挙前だったので、保守系政党に警察が(外務省と結託して?)忖度した疑惑が上がっていること。実際、今回は保守系政党が躍進したらしいので、事件が選挙前に明るみに出ていたら、結果はどうなっていたか分かりません。県民は米兵の犯罪にウンザリしているから。
しかし、ローカル・タレント上がりだと言う現知事(どこぞの大統領と同じ)、反基地運動も大切だろうけど、コロナ以降ガタガタの県経済の立て直しをどうにかすべき。国の予算を公共事業に投入しても、それが県外の大手企業に吸い上げられ、殆ど地元に落ちない現状をどうにかすべき。
中央に文句ばっかり言っていたら、またかとウンザリされるだけ。もう少し上手く立ち回って、県の利益になるような行動をすべきだと思います。中央とのパイプはやっぱりあった方がいい。
沖縄県民は全般的に口下手だから、もう少し自己主張の仕方を学ぶべきでしょうね。もっと本を読んで語彙を増やすとか。
そう言えば、知事の声かけで、県内の商業施設が従来22時、23時閉店だったのを21時閉店にしたところ、子どもの夜遊び抑制に繋がっているそうです。やれば出来るじゃん👍