今年の夏は暑かった。
これを過去形で云えるのが少し寂しいほど、もう冷え込んできている。もう半袖ではいられない。一雨ごとに冬が近づいてきているのが分る。
にもかかわらず、私は毎朝、コーヒーカップに氷を浮かべて、そこで甘酒を注いで、少しかき回してから飲み干している。
今年の夏から始めた私の健康法だ。甘酒は栄養豊富でブドウ糖が多く、朝目覚めた身体に優しい飲みものだ。ただ糖分が高いので、糖尿病を気にする私は、一日にコップ一杯と決めている。
本当のところ、甘酒はさほど好きな飲み物ではなかった。子供の頃は炭酸飲料に強く惹かれていたので、甘酒なんて古臭いと思っていたくらいだ。
ところが最近、スーパーの店頭などで甘酒を見かけることが増えた。それも季節を問わず置いてある。売れているのか?
私は甘酒を寒い時に飲むものだと思っていたが、調べたら江戸時代は夏に飲んでいたらしい。なんと夏の季語の一つが甘酒なのだ。これにはビックリ。
しかし、夏バテ防止として栄養豊富な甘酒が有効であることは、私自身実感している。特に汗を大量にかいた時の栄養補給として、極めて有益であったと思う。飲める点滴とはよくいったものだ。
ただし、飲み過ぎると絶対に太ると思う。そこだけが要注意ですね。
甘酒は何年か前に健康番組でブームになり、今はすっかり定着していますね。
普通のスーパーにも必ずコーナーがあるし、酒蔵も必ず甘酒を出してます。栄養補給にはもってこいですね。