引き続き、日本の学校での様子です。
この日は「気象」専門の先生による、興味深い授業でした。
こちら、
「なぜ夕焼けは赤く見えるのか?」を、
少し濁らせた水と、
白い懐中電灯を太陽光に見立て、
実験しているところです。
ペットボトルの中に赤色が見えるの。
白い光が赤くなるのって、不思議~。
みんな興味津々で覗き込んでいました。
こちらは「雲のでき方」実験。
ペットボトルの中に雲を作っちゃうの。
これは子供達も大興奮!!
娘も、帰りの飛行機の窓から雲を眺めては、
「これ、作ったよね~。
シュッシュッシュって空気入れて、作ったよね~。」
って、ずっと言っていました。
とっても印象に残っているんだと思います。
これは「上昇気流とはどういうものか?」を、
実験で学んでいるところです。
「気象」といえば、
なんだか小難しい感じがするし、
「天気」といえば、
身近だけど空の上で起こってること程度に感じるのに、
目の前で、身近な物を使って実験することで、
うんと興味が増すんです。
この日の学校の帰り道、
山々から白い煙のようなものが上空に上がっていくのが見えて、
(NYじゃまず見られない現象)
それを見て息子、
「あれは、雲になっていくんじゃ。
あの辺の気温って低いのに、上昇していくんかな?
木から出る水の粒が見えよんじゃ。」って。
そういうことに気付けるようになっているということが、
母としてはとても嬉しく、
今まで特別関心のなかった事に、
学んだことが切っ掛けとなって意識し始めると、
勉強も世界も、今までとは違って見え始めるんだろうなって。
山や雲を見る目が、もう違うもんね。
この日も、いい勉強させていただきました。