久しぶりに家庭学習の様子。
じゃん!!
これ、NY(息子の学校)の小学3年生の算数教科書と、宿題用の問題集。
ん~と、たぶん非売品・・・。
実は、
夏休み中に無事、全部終了~(嬉)!!
日本でも頑張ってたよ。
じゃん!!
これ、日本の小学3年生の算数教科書。
ではいきますよ~。
はいっ!衝撃写真。
厚さの違いにご注目!!
では別の角度から。
情報量が全然違うの。
因みにこれ、小学2年生のときの算数教科書。
ボロッボロで汚い・・・。
では、日本で散々尋ねられた、
「たかが小学校低学年の算数で、何がそんなに違うのか?!」
っていう質問。
547+326=
って問題。
ただの足し算と違いますよ~。
「Use compatible numbers to estimate the sum.」です。
何て訳したらいいの?こんな算数用語、日本語で習ったことがないから、
訳し方が分かんないんだけど・・・(汗)、
「両立する?(互換性の?)数字を使って、合計を見積もりなさい。」
そんな感じ。
普通の計算練習だけに慣れていたら、
解けなくなっちゃうの。
他には、
「Mさんが読書感想文を書くのに42分かかりました。
そして感想文の見直しに18分要しました。
合計でどれだけ読書感想文に時間がかかったかを求めるのに、
どう暗算(mental math)するか、説明しなさい。」
出た!説明しなさい問題。
「暗算なんだから、頭の中でチョチョイのチョイって暗算しました。」
なんて答えじゃダメですよ。
文章でステップを説明するんです。
他には、
「Tさんは2列に並んだ4種目のスポーツトロフィーを、
3つの棚に飾っています。全部でいくつのトロフィーを持っているのか、
結合法則(associative property of multiplication)で
求めなさい。」
とか。
「4列のマーチングバンドが、各列に10人ならんでいます。
全部で何人のマーチングバンドかを、
分配則(distributive property)で求めなさい。」
とか、
こんな感じ。
小難しそうな言葉に、ワクワクしてくるでしょ?
こんな算数を、
日本の学年でいう2年生の子が習うなんて、
なんか不思議です。
(一緒にNYの勉強しているときは、
息子が若干2年生なんだということを忘れてしまいます・・・。)
イメージと、算数用語を同時に植えつけていくやり方。
たかだか8歳の子が、
「見積もり、見積もり」言ってたり、
「分配則、分配則」とか言ってると、
オヤジかっ?!とツッコみたくなります・・・。
他にもいろいろあるんだけど、
こういう算数の勉強の仕方をやっていたら、
だんだん面白くなってきちゃって、
日本で息子に説明していたんですけど、
横で聞いてた私の母が、
「ただ九九を暗記したり、計算練習ばっかりするんじゃなくて、
こういう風に算数習ったら、
私、算数好きになったと思うわ~。」
と言うほどでした。
実は、息子が1年生のときは、
私自身が問題の意味も説明の仕方もさっぱり分からず、
テンパってたんですけど、
今は、母子で楽しんでます。
NYで習う算数、なかなか面白いです。
早く4年生の算数問題がどんなものか見たい・・・。
ってことで、3年生の算数は予習し終えたので、
たぶん今学年の算数は問題無し!だよね?きっと?
さて、今後の算数家庭学習は、
筆算の計算練習するか、
NY算数の4年生に進むか、
ちょっと迷っています。
私は個人的に4年生の問題を解きたんだけど。
そんな感じです。