十五夜

昨日は中秋の名月だった様です。正確には、一昨日の夜ですが。中秋の名月と呼ばれた25～26日夜の月齢は13.6。今夜(今の時刻）は14.44で満月となっています。
ご存じのように、本当の15夜よりも14夜といわれる「前日」の方が、月は綺麗だといわれます。それはもっともな話で、基本的に約28日周期となっていますから、15夜は既に欠け始めている訳です。

このところ、まともに写真撮影に出かける機会も無く、バイクにも乗れずで鬱々とした日々を送っています。自分よりも、もっと困難な状態で力強く生きている方も大勢居ると思いますので、精神的に強くならなければいけません。
基本的に、精神面でダメージを受けやすい人間であると判断せざるを得ないのですが、生きている間は騙しだましでも強く生きていかねばならないと思います。

満月で気象条件が良ければ、大した望遠ズームを持っていなくても、なんだか月を撮ってみたくなるんですよね。そして、天体望遠鏡の通販サイトなんかを眺めたりするのですが、今度は木星や土星の高倍率画像（概ね150倍を越える物）を見ると、なんだか気色悪く（天体観測ファンのみなさまごめんなさい）感じちゃうんですよ。だって、あの色と模様の玉がですよ、宇宙空間で実際に浮いているんですよｗｗ　驚異的すぎる物を見聞きすると、興奮を覚えたり感動したりしますが、同時に恐怖感も抱いたりする物です。

そんな訳で、精神面でダメージを受けやすく、驚異的な物体に恐怖感を抱いてしまうオイラは、万が一「地球外生命体」に出くわして、尚かつ非常に高度な知能と技術を保有しており、日本語で理解できない言葉を投げかけられたら、きっと両手を挙げて「ひぃよぇ～！！！」とかわめき声にもならない奇声を発しながら、一目散に逃げるか、硬直してしまって動けなくなるでしょう

こんな事を考えている暇があれば、サッサと眠って明日に備えるべきなんですけど月なんかを撮ってみたりしてます。まぁ、こんな日があっても良いんじゃないかと。

撮影データ：マニュアル　F4.5 1/800秒　ISO-100相当　200mm(35mm版で400mm）
※トリミング＆サイズ変更有り