思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

神経根ブロック注射実施されました

2010年10月21日 22時59分15秒 | 日常的電脳日記
そんな訳で、アッサリ帰宅しました。今回の入院は、椎間板ヘルニアが惹き起している坐骨神経痛様症状の改善を狙って、神経根ブロック注射術を受ける為でありました。

事前説明によると、この治療を行ってもなお、神経痛と下肢へのシビレが改善されなければ、そのまま外科的手術を行う必ようが有ると聞いておりました。入院自体が生まれて初めての経験であり、事前の検索によって「激痛がw」等と記載されておりましたから、前日から随分と覚悟を決めて挑んだのでありました。


まずは、病室へ案内されます。基本的に1泊2日で帰れる「コト」になっていましたから、ある意味気楽な部分も有りましたが、相当に痛い事と、結果が芳しくなければ入院期間が延びる事等が頭に有ったので、結構感慨深いものがw レンタルテレビは使う気ゼロでしたから、予定通り帰宅出来なきゃ、色々と準備を要する所ではありました。

寝巻きは借りる事に。今回の神経根ブロック注射とセットで、ミエログラフィー検査を受ける必要が有り、出血などで汚れる事も有る為です。1日辺り、何度着替えても70円と説明を受けておりましたが、結局、1着で間に合いました。

 
点滴も、滴下量と容量を計算すると、軽く4時間は持つ様な感じ。後で調べたら、体内の水分組織を補填する必要のある場合に用いると有りました。髄液が抜けたりするらしいですから、事前に増やせるようにしておいたんでしょうね。一番驚いたのは、長時間の点滴は初めての事でw 逆流して「血」が管に戻って行く訳ですよ。驚いちゃいましてねw「コレ、大丈夫?」と看護師さんに尋ねたら、「あ、逆流しているだけですw」と教えてくれました。んー、安心デキネーww まったく問題ないんですけど、視覚効果的に不安。

島津製作所謹製の撮像装置台(注:実際の装置は型式が異なります)に乗って、レントゲン撮影しながら「針」を刺される訳ですよ。主治医は若いですが、定評のある方らしいです。看護師の方も「優しい先生ですから安心してください」との事。素直に受け取りますっていうか、既にまな板の鯉ですからね、任せるしかない訳ですね。消毒時に「相当汗かいてますが、暑いですか?」とか聞かれましてねw 正直に「めちゃくちゃ緊張してるんです。昨夜からw」と返答しておきました。ま、事実ですし。

まずは、造影剤を脊椎腔内へ注入する訳ですが、オイラの場合、背骨の周りに筋肉組織が固まっている上に皮下脂肪がありますから、針が通って行かないんだそうでww 左の腹の奥底へ刺されているような、変な痛みが来るですよ。ウーアー言ってると、針通らないなーwとか言いつつ、麻酔も3本追加して作業は進みます。4回程度刺されて、やっと造影剤が入って行った様です。様々な方向から撮影する為、ヘソあたりを中心に、頭が上がったり下がったり。若いと造影液が早く上下動するそうです。クビ(頸椎)の方も撮っていたようです。

それが済んだら、いよいよ神経根ブロック注射です。うつ伏せになり、痛み止めを打ってから、まずは70mmの針で入れて行ったみたいです。「針が神経に達したら、ビリッ!と来ますから、直ぐに声を出して教えてくださいね!」と指示されましたが、どうやら針が届かなかったらしくw 90mmに付け替えて再度刺されます。で、針が到達を始めた時に、右臀部に弱いビリッ感が来た訳ですが、その直後に右臀部から右下肢全体がビクッ!と動いた上に、声が勝手に出ちゃいましてねww ウォ0!ですな。それから、麻酔薬とステロイドを注入すると、即座に効果が出て来るんですな。凄いね!足のシビレも痛みも、筋肉のコワバリも解消されちゃいました。

まぁ、「マヒ」させてるんだから、当たり前といえば当たり前かとww

結局、上手く手術は終わりまして、ありがとうございましたという事に。よく針を刺された日でしたww 沢山針刺したので、その周辺が腫れております。そう、今現在もねw

ストレッチャーで、病室から撮像室(処置室)、そして再び病室まで運んで頂きましたが、看護師の方(女性が多いですよね圧倒的に)は凄いね。訓練の賜物です。オイラみたいに重たい物体でも移動できちゃうんですからw ただし、ブロック注射後は「自力」で、ストレッチャーからベッドへ戻りましたがww

その後、1時間を安静に過ごしました。寝そうになりつつも、ボケーッと天井と点滴器具を見つめながら過ごします。そうこうしていると、1時間がアッという間に過ぎていましたなぁ。そりゃそうだww アレだけ痛い思いしたんだからねぇ、茫然ってトコですわ。安静にする理由は、ショック症状(副作用)が有ったり、施術後は神経がマヒしている状態なので、立ち上がる時に危ないのだとか。経過観察も含めて、1泊2日としている様です。

それにしても、整形外科の先生って、本当に凄いですな。銭金の問題だけじゃやってらんないお仕事ですわ。素直に尊敬する存在ですね。外来では多数の患者をトッカエひっかえしながら、間違える事無く応対しなきゃならんし、手術日にしても、スケジュールを縫って予定を組まなきゃならんし、オイラが手術を受けた時間帯ってのも1545~1630の間なんですね、術後の説明受けたのが1815ごろ。そして、翌0750には「どうですか?調子は?」と、回診に来る訳ですよ。凄すぎるな。オイラには到底無理だw 勤務医の整形外科担当医師って、本当に心身ともにタフじゃないとやってらんない様です。

あ、夜は正直参ったな。隣は消灯時刻21時以降もテレビみますでしょ、そのまま2330になっても電源切らないんですよ。そのうち「イビキ」が聞こえ始めて、こりゃカナワンという事に。導眠剤を貰おうかと思いましたが、看護師さんが「翌朝まで残るといけないので、0時になっても寝れないなら出しましょう」なんて言うんですよ。なんか変な話ですが、「イラナイ我慢する」と答えて戻りました。一応、現状確認には来たようですけどね。「本人に注意しましょうか?」とも言ってくるから、オイラは「いや、言うなら直接言うから良い」と回答すると、そのまま我慢モードに突入した形となりました。おかげさまで、0230~0300頃までの約20分間だけ寝ていたようです。いや~、良く寝たww

次回入院時には、耳栓も用意して行こうそうしよう。あと、違和感の少ないアイマスクも要るな。

今回は、治療効果も出ているので帰宅し、約2週間程度の日常生活を行いながら、薬の効き目がどこまで持つのか確認する事となりました。コルセット装着は当然ですが、少しずつ動いてみてください、と。仕事できるレベルじゃないと意味が無いので、これでダメなら外科手術を行うようです。そんな訳でして、明日辺りから少しずつチョロチョロと出歩く事となりそうです。

※今回の記事中リンクは、検索にて得られたものを適当に用いています。治療を受けた病院名及び担当医師名は出しませんので、あらかじめご了承ください。
※続編(2016年)がありますので参考になれば幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/o-peke/e/a81f6f3a4afee74efb8af7b37e74ae50
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする