思いついた写真をアップする家

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造幣広島支局 花のまわりみち 19/4/14

2019年04月28日 08時01分24秒 | 桜花
去る19/4/14に、広島の造幣局敷地内の桜園一般公開「花のまわりみち」へ行ってまいりました。
当日は曇り時々雨で風もあるという条件。花単体を愛でるには十分ですが、撮影にはチト厳しい。
ここの桜は畝の上に植えられているので見上げる事となり、曇天はとってもツライのです。

本年の「花のまわりみち」は、記録的と言って良い暖冬と、比較的気温が高く推移した3月下旬の
気候を考慮して早めの開催となりました。4月に入ってから寒の戻りがあったため咲き進まず、
例年なら少し早めにピークを迎えて一般公開の頃には終わっている品種が見られるという利点が
発生したものの、多くの八重咲品種では6分咲きという状態に。最晩成の菊咲き品種は全然でした。



市原虎の尾。写真を見れば気付くかも知れませんが、この品種は主枝の上側に花枝が伸び、そこに
密集した花を付けるという変わった咲き方をします。それが虎の尾(長くて立派なものの意味)と
呼ばれる所以。まー、空がマッチロなのは雨模様の日だったので仕方ないです。虎の尾的に見える
枝がコレしかなかった。撮影条件の良かった手前の枝は花が揃っていなかったのです。



紅笠。「花のまわりみち」の今年の花でした。造幣局なので元号を使いますので、俗にいう平成
最後の… ということになります。紅とありますが比較的淡い方でして、これまた空ガー。
ま、青けりゃいいとか、ピーカンならバッチリという訳でもないんですけどね。コントラストが
強く出て色鮮やかとなりますが、影も強く出るようになりますし。



八重紅大島。空…。



須磨浦普賢象。普賢象の変わり咲きということで、当ブログでも検索して閲覧しに来られる方が多い
品種です。造幣局広島支局の個体は戻り咲き(本来より浅いものの紅色)の枝が混じります。



雨情枝垂れ。細くしなやかな枝が密集して長く垂れ下がり、小さな花が賑やかに咲き揃う品種。
車両通行門(正門)の正面にも植えられている桜です。が、正門の個体は撮影禁止。後方の
造幣局建屋が写っては保安上拙いのだそうです。尚、桜園の畝上から豪華に咲くこの個体は
絶好の撮影スポットとなっておりました。ま、桜と一緒に自撮りするためには高さが揃って
いないと都合が悪いので、こういう品種は持ってこい!という事です。



紅手毬。手毬系は枝先に密集して花が咲き、まるで手毬の様に見えるから名付けられたと聞きます。
他にも大手毬・小手毬などもありますが、単なる個体差という意見もあります。



御衣黄。有名な緑の桜で、花弁に葉緑素を持ちます。例年なら花芯に紅が差す状態(咲いて日にちが
経っているということ)が多いのですが、まだ咲いて間もない様子。



御座の間匂。これも例年ならピークを過ぎた状態で見る事が多い品種。白っぽいけど薄紅があり、
葉の色はヤマザクラのごとく赤みを持ちます。



琴平。今年はコレが良かった。だいたい散り始めの頃に見ることになるのですが、ちょうど満開を迎えて
いました。白くて賑やかに咲き葉っぱは控えめ。これがオオシマザクラとの違いですね。



楊貴妃。この品種の名前は印象に残りやすい。梅にも同じ名前を持つものがありますので、ついつい比較
してしまいます。どちらも豪華に咲く紅色の花というのが面白い。そういうイメージなんですね。

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この場所、基本的に駐車場がありません。近隣のコインパーキングを利用するか公共交通機関(臨時
シャトルバスは有りますが…)で行く必要があるため、自分はいつもならバイクで行くのです。
駐輪場は用意されていますから。でも、雨ではねぇ。クルマで早めに行きました。

そしてもう1つの目的であるコインセット。これがまた1時間半並ぶという状況。みんな同じことを考えて
いたんですね。平成31年銘を持っておきたかったのです。例年なら昼頃でも余裕で買えたりするんです
けどw

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駐車場への帰り道には、こういう石像が。

 

鯉の方が貨幣価値が高いという。イノシシさん共々、愛らしい姿で表現されています。



メロン・デ・メロン。メロンパン専門店。価格は220円前後。少し高めですが美味しかったですよ。
意外に中高生が好んで買いに来ていました。自分が子供の頃の、ヤマザキの中華まん(50円だった)
と同じノリなんでしょうね。こっちの方が随分とオシャレですけど。




コメント (2)
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