思いついた写真をアップする家

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花のまわりみち 22/04/17

2022年04月24日 11時10分22秒 | 桜花
今日(4/22)は雨。気象情報によると昼過ぎまではシトシトと降り続く模様。日差しが無いと肌寒いけど、
今年は花の咲き進み方が早いようなので、ここら辺で平年に近づけば良いのですが。とにかく桜が思いの外
早くに終わってしまったのが残念で。



既に一般公開期間が終わってしまったのですが、造幣局広島支局で開催された「花のまわりみち」を観に
行って来ました… が、訪れた17日の段階で、既にピークが過ぎていたという状況。殆どが八重桜なので
見頃は比較的長い。通路は清掃されていて花絨毯とならない事もあり、半ば散り感は弱いけど。

ここからは品種毎の写真を。


「妹背」:仲の良い男女を意味する古語から。多様な咲き方をし、実が2つ付く事が多い。


「花笠」:1963年に福禄寿の実生選抜より作出。赤みの強い品種。


「関山」:八重桜の代表的品種。江戸末期~明治期に認知され欧米でも人気の桜。塩漬けを桜湯(茶)にする。
私も以前、東城町で頂きました。


「須磨浦普賢象」:ウチのブログで何回も出している、普賢象の枝変わり品種。黄緑色の花が特徴。
現在のDNA識別では枝変わりだと明確な差異が検出できない。


「数珠掛桜」:菊咲きで超遅咲き。赤みが強く、広島の造幣局一般公開で花が良く開いた状態を見られる
事は少なかった。近年は気温上昇の為か、咲いた状態が見られる年も増えています。


「兼六園菊桜」:造幣局広島・花のまわりみちの今年の花として選出されていた。菊咲きで花弁の枚数が
250~400枚と非常に多いのが特徴。親木が金沢の兼六園に存在したことからこの名がつけられた。
今年みた時には咲いて時間が経って良く開いており、全体に紅が広がった感じに見えたので「赤っ!」と
思ってしまった。


「御衣黄」:緑の桜として有名。江戸期、京都・仁和寺にあったのが始まりとされる。花弁に葉緑体が存在し、
葉と同じく気孔もあるそうです。こちらも随分咲いてしまっていて、比較的咲いて時間の経っていない花を
探して撮影。咲き始めは黄緑で、徐々に花芯に紅がさす。


「紅提灯」:大きく立派で赤い花を付ける事が名前の由来らしい。時間が経つと淡い赤となる。広島の造幣局に
植えられている条件は畝の上なので、幟提灯なのか?と思ってしまった。


「蘭蘭」:白蘭(ハクラン)x雨宿の実生選抜で、白花系八重桜の代表的な品種。北海道松前町で作出。
名前の由来はかつてブームを呼んだ、上野動物園に居たジャイアントパンダ・ランランから。


「手毬」:江戸期より以前からあるとされる品種。球形に花が付くのが特徴なのですが、、、私は上手に
手毬をイメージさせる写真を撮れた事が無い。難しいい。


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6 コメント

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Unknown (yuki)
2022-04-24 20:43:34
造幣局の花のまわりみち、凄い規模で驚きました。
今夜見せていただいた八重桜、関山以外は見たことありません。
どのお花も凄く可愛いですね~。

御衣黄も素敵。
切り花を生け花展で見ましたが、、。
やはり自然には叶わないように思えました。
返信する
本来なら (大ペケ)
2022-04-25 21:39:39
>yukiさん
ここ、広島の造幣局で実施されている桜の一般
公開、新型コロナ禍でなければ旅行会社がツアー
でやって来るようなイベントだったのです。
今の状況では、もう以前の様な開催は出来ないと
思います。残念ですけど。
返信する
Unknown (tomo69163)
2022-04-26 07:52:34
おはようございます。
広島の花のまわりみち、楽しませていただきました。
さいたまの造幣局は桜のさんぽ道でした。
あっけなく通り抜けてしまいましたが、八重桜の沢山の種類を観ることが出来ました。見頃に拘るほうでは無いのですが、観たいという欲が生まれました。
今回、大ペケさんの御衣黄に魅せられてしまいました。さいたまの時はと見直してみると写真に残せていたのですが、美しく撮れてありませんでした(>人<;)。
改めて八重桜の名前の付け方に感心しました。
返信する
通り抜けにゆかれたのですね (ポピー)
2022-04-27 16:22:29
どの花も見頃にのようで綺麗です
花の回り道と一般公開はどのように違うのでしょう
今年は雨も有りまだコロナ禍でもあり
楽しめる期間が短かったですね
でもひと時桜に酔いしれるのもいいですね
返信する
御地の造幣局は (大ペケ)
2022-04-27 18:15:30
>tomo69163さん
御地、さいたまの造幣局で開催された
「桜のさんぽ道」について調べてみたら、
昨年から一般公開が始まったとありました。
なるほど、知らなかったw 今まで、
大阪と広島だけだったので。

さいたま支局の桜は若く、植えられている面の
高さは地面と同一。広島は畝の上に育った桜と
なっているので、基本的に上を見る事となり
首が疲れるのでした。

基本的に、景観として広く撮るか、花単体を
寄せて撮るの2択となりますので、条件に
よって撮るのが難しいケースもあります。
それに、割と時間が掛かるんですよww
良い花を選んで光線の方向を見て、風の影響
でピントが手前奥に変わらないかなど。
こういう撮り方をしていると、大概の場合は
「うわぁ…」と思われちゃいますね。
返信する
通り抜けとの違い (大ペケ)
2022-04-27 18:19:45
>ポピーさん
桜の通り抜けは、造幣局大阪で開催されている
桜の観望一般公開で、コロナ禍で行われた今年は
事前申し込みの二次元コードが必要でした。
そして以前から、約30分を目安に「通り抜け」
なければなりません。ここが最大の違い。

広島支局の「花のまわりみち」は、桜が植えて
あるエリアを自由に回遊しながら見る事が出来、
基本的に時間制限はありません。
もちろんコロナ禍ですから、会場内飲食禁止で
警備員も注意に来ます。

何はともあれ、色んな制約がありつつも、
今年も桜シーズンを一通り見られたのは
良かったかな、と。
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