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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「ハイジ」を読んでいる。

2019-06-11 | _よむ__

「アルプスの少女ハイジ」 ヨハンナ・シュピリ 関泰祐、阿部賀隆 訳 角川文庫 1952(2006改版)
を読んでいる。
(ジャケットカバーの清々しさ。「六月のある晴れわたった朝、」〔p.7〕でしょうか。デザインは ミスター・ユニバース の関さんという人。訳者のお一人と同姓。何か関連でもあるのかなと ストア や その mr-universe というところにに行ってみたが、分からなかった。で その mr-universe に寄り道。「藤森照信作品集 La Collina2017」という本を手に取ってみた。〔税280円の方。税6,400円の方もいつか見てみたいな。全長約30メートルの総蛇腹折り製本。壮観かな(^_^)/。〕)

読み始めると アニメの声がCMの映像がパロディ化された科白がいっぺんに押し寄せてくる。(当時のアニメ版を見ていたわけではないのですが。)
読み進んで数ページ、押し寄せてきていたものがあっという間に吹き飛んで 原作そのものの力強い世界に引き込まれていった。

ハイジ。
その しなやかなる子供。
彼女は しなやかだ。

彼女を思う時(読みながらも) 順番を強く印象づけられた 衣食住。
彼女は 住食衣 のもとに 生きている。
山羊飼ペーターの祖母のそばで ハイジは讃美歌の音読をする。
目のみえないペーターの祖母も 続いて歌い出す。


さまよいし 旅路の果てに
故郷を   見いずるならん

その歌の続きに ハイジは嬉しそうに叫ぶ。
「おばあさん、わたし故郷を見いだすって、どんなことだか知ってるわ」

 

[2019/06/19 編集]

 

 

 

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