<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

一輪車を押して北の畑に行った 草取りに従事した

2018年11月26日 18時01分08秒 | Weblog

同級生会が済んだ後で、家まで歩いて帰った。3~4kmくらいあるかな。杖を突いてことことことこと。

帰宅して早速、着替えて、それから一輪車を押して北の畑に行った。

3時半から5時すぎまで、畑の草取りに従事した。お風呂用の椅子に座って。小松菜の畝と山東菜の畝とほうれん草の畝の周囲を。ちょこちょこちょこと。草は元気だ。逞しい。モリモリモリモリしてた。小さな農機具を揮う右手の手首が強張ってしまった。

日没後の薄暗い道を戻って来た。一輪車の上には、籠が乗っており、その籠には間引きした山東菜が山盛りに詰められて、ゆさゆさ揺れた。

帰宅して外の洗い場で、山東菜の根を切り、泥を落とし、何度も水を替えて洗った。家は誰も帰っておらず、真っ暗だった。

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ふんわりふんわり触ってる

2018年11月26日 10時07分52秒 | Weblog

たらんたらんたらん。紐が緩んで垂れている。風がお手々で触ってる。

たらんたらんたらん。おばばのおっぱい垂れている。湯気のお手々が触ってる。

たらんたらんたらん。気弱な目尻も垂れている。誰かのお手々に触ってる。

たらんたらんたらん。雲のお手々のふんわりに、ふんわりふわり触ってる。

たらんたらんたらん。張りを戻して戻せない、長い緩(たる)みをどうしよう。

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昨日家の西の藪に目白の声を聞いた その5

2018年11月26日 10時00分52秒 | Weblog

今日はまだその愛らしい姿を見せていない。山に食べる物があれば、わざわざこの里中まで下りてくることもなかろう。庭に梅が一輪狂い咲きをしている。紅梅だ。寂しい冬を寂しくさせないために、意を決して、利他行に及んだのかもしれない。このみすぼらしい老爺の目を、ちょいとだけ驚かそうと。ほんのり提灯が灯ったようである。

(書いていた「その5」は手違いで消えてしまった。また書き直してみた)

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昨日家の西の藪に目白の声を聞いた その4

2018年11月26日 09時49分39秒 | Weblog

初鳴きを鳴いて見せたが、巧いとはとても言えなかった。家の北側には渋柿がたわわに実っている。今年は豊作だ。形は小さい。それが熟している。ここへ山の小鳥たちが下りて来る。これは甘い。目白は山の鳥の間では弱者。強者の目を盗んで食べに来る。ああ、この老爺のようだなと思って憐れみを誘われる。

 

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昨日家の西の藪に目白の声を聞いた その3

2018年11月26日 09時47分05秒 | Weblog

昨日家の周りの西の藪に目白の声を聞いた。藪に小鳥たちの好きな木の実が自然に生えているからだ。そこへ集まって来る。黒い小さな実が実る。潰すと指が青黒くなる。甘そうには見えないが、小鳥たちには歓迎されている。山里にこつねんとして一人でいると、目白の声さえもが恋しく聞こえて来る。

 

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昨日家の西の藪に目白の声を聞いた その2

2018年11月26日 09時44分24秒 | Weblog

まだ畑に出ていない。炬燵の中に足を延ばしてぬくぬくしている。もちろん電気炬燵だが。暖がある炬燵はこの怠け者の岩窟だ。抜け出せなくなっている。静かにひとり読書をするには条件がいい。読むべき本が順序を争うようにして待っていてくれる。これをちびりちびりおいしく摘まみ食いする。

 

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昨日家の西の藪に目白の声を聞いた その1

2018年11月26日 09時27分04秒 | Weblog

曇り。日が射して来ない。日が射して来ないと曇りになる。見上げる空がどんよりとしている。そのうち、雨が降り出すのかもしれない。降れば草木が喜ぶだろう。霜が降り出すと野菜の生長も止まりがちになる。

 

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紅が少女を電車に揺らす

2018年11月26日 08時18分16秒 | Weblog

世を全部うつくしく塗る口紅の 紅が少女を電車に揺らす           薬王華蔵

少女は何処までこの電車に乗って行くのだろう。少女は口に紅を塗っている。この紅は世界を全部美しく塗るためのもの。魔法の塗料。それを塗ってしまったのだった。ごっとんごっとん電車は揺れる。唇がときおり開いて赤い無花果になる。

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お葬式の日の歌を作りました

2018年11月26日 04時34分10秒 | Weblog

生まれる準備ができました/新しく/生まれる準備ができました/産湯も沸いていますよ/

生まれまーす/新しく生まれまーす/新しいところで新しく/死ぬってことはそんなこと/

生まれまーす/新しく生まれまーす/明るいまばゆい/大きな光/希望の中に生まれます/

生まれるために/死にました/葬儀をするのは/お祝いをすることです/新しい旅立ちの/

もっといいところに/生まれます/もっともっといいところに/ごれはご褒美ですからね/

精一杯に生きた/生ききったことへの/ご褒美ですからね/ずっと拍手が鳴り止みません/

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童謡「かけっこしたくてかけっこだ」

2018年11月26日 03時41分44秒 | Weblog

かけっこ/かけっこ/かけっこだ/かけっこしたくて/かけっこだ/海まで/かけっこして/沈む/お日様は/元気だ/快活だ/かけっこしたくてかけっこだ/

かけっこ/かけっこ/かけっこだ/かけっこしたくて/かけっこだ/岩まで/かけっこして/呻る/オオカミは/元気だ/快活だ/かけっこしたくてかけっこだ/

かけっこ/かけっこ/かけっこだ/かけっこしたくて/かけっこだ/橋まで/かけっこして/落ちた/雲影は/元気だ/快活だ/かけっこしたくてかけっこだ/

かけっこ/かけっこ/かけっこだ/かけっこしたくて/かけっこだ/虹まで/かけっこして/騒ぐ/両足は/元気だ/快活だ/かけっこしたくてかけっこだ/

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