筆者の郷里は米子市近郊の町、筆者が人生の荒波を乗り越えてきた自信の根源に母校、鳥取県立米子東高校や鳥取県があり心のふる里だ。米子市は山陰の玄関と呼ばれ、山陰観光を楽しむなら米子市からがお奨めだ。筆者は後輩高校生に留学支援を申し出ていたが、第1回留学生がアメリカへ飛び立つにあたり激励式に臨み、母校のある米子市と境港市を歩いてみた。
米子城跡、湊山公園、コハクチョウが飛来する水鳥公園
お米の彫刻がデンと立つ米子駅から歩いて行ける米子城の跡地は国の史跡だ。城郭は無く石垣が残るだけ。鳥取大学医学部付属病院裏にひっそりとあるが、高校時代何度も訪れ、草生した石垣に座り、城主一族の夢の跡に思いを馳せた。米子城は山陰で最初に築かれた城郭で中海その他の天然の要衝に守られ、全国でも稀な大小2つの天守が連なり、明治に至るまで偉容を誇ったそうだ。「文明2年山名氏が支配する伯耆は尼子と戦い、敗れて米子城に入る」と市の資料にあるので、この頃「山名氏」の築城と考えられる。湊山公園は米子城跡に近く、鳥大付属病院の裏手で春には桜の名所、450本の桜が空を薄紅色に染め、夕暮れ時には中海沿いの遊歩道から豪華な日没が見られる絶好の夕日スポットだ。渡り鳥が多く飛来する水鳥公園で冬場、大山を背景に小白鳥の飛翔を見れば感銘この上もなし。(続く)(彩の渦輪)
写真 1.米子駅。2、3 湊山公園 3鳥取大学医学部付属病院
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