「足場古材テーブル プリント」
廃材にメッセージや物語を綴れば愛着の湧く、個性溢れるテーブルに。
今では少なくなったが、かつての工事現場ではアルミではなく、杉の足場板が使用されていた。ヴィンテージ好きにはたまらない素材だ。選別した足場古材を組み合わせ、裏に金属の反り止めを施した天板を「キャンバス」に見立て、意匠やメッセージをプリントしたのが、パレットハウスジャパンの「足場古材テーブル プリント」だ。無地であることが多い天板に意匠を施すことで、世界で唯一のテーブルを生み出している。プリントにあたっては、独自の手法を開発。ステンシルやスタンプ、写真などをプリントし、サンドペーパーを掛けてヴィンテージ感を出す。機械では難しい、天板の表から側面、裏側まで回り込んでプリントできるのも面白い。
同社は「ユニークな発想・大胆なDESIGN・本格家具製造技術」をコンセプトに、廃パレットや足場古材をヴィンテージ風家具に仕上げることを得意とする。ユニークといえば、工房で日々ものづくりにいそしむ職人も多様性に富んでいる。元芸人の社長をはじめ、男性の家具職人が多いといわれる中、舞台美術制作やドイツ留学の経験を持つ、家具製作技能士1級の工場長、塗装職人も女性が活躍している。多様なバックグラウンドを持つ人たちが使い込まれた廃材に魅力を感じ、そこに命を吹き込んでいる。
廃古材は表面の凹凸がバラバラで機械では印刷しづらい。3年もの歳月をかけ試行錯誤の末、さまざまな形状の廃古材に印刷する独自の技術を編み出した。これにより天板表から側面、裏まで回り込んだ印刷が可能となった。
株式会社パレットハウスジャパン 大阪府東大阪市水走3-3-7
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/1628/ より
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