「岩手 水沢」
岩手県中央部にあり盛岡市の南に位置する。市内には同じ小京都の盛岡市から流れてきた北上川がある。
南部鉄器のふるさとで、現在も多くの工房がある。
市内を歩けば南部鉄器を利用した公共物(橋の高欄や街路灯など)やモニュメントを見ることができるのもそのためだ。
「水沢市伝統産業会館(キューポラ館)」では南部鉄器の製作過程や歴史を学べる。
岩手県で一番小さな市ながら、時代を築いた偉人を生んでおり、高野長英(幕末の蘭学者でシーボルトの弟子)、後藤新平(内務大臣)、斉藤實(2.26事件で暗殺された当時の首相)の記念館がそれぞれあり、遺品などが保存・公開されている。
水沢の歴史は古く坂上田村麻呂により造営された鎮守府があり、胆沢城跡として発掘されている。
ここでは、酋長であったアテルイとの攻防戦の地して今日に語り伝えられる。
江戸時代は伊達一門の留守家一万六千石の城下町となり、こちらは武家屋敷が残っている。
殿様が江戸を訪れたときに火事の多さに驚いたところから始まった「日高火防祭」は四月の末に行われる防災をテーマにした珍しいもの。
水沢公園は桜とツツジ祭りで賑わう市民の憩いの場所。
=岩手県の小京都・水沢(奥州市)の観光ポイント=
江戸時代からの「城下町」
時代を超えて「武家屋敷」が残る
名刹の「お寺」がある
京都の影響を受けた伝統の「お祭り」が今も続く
*https://www.little-kyoto.com/iwate/mizusawa.html より
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