ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

ラ・クロンヌ・ドル

2024-09-11 | 美味しかったぁ~

映画を観終えて、木町から新寺まで熱射の街を移動

もう汗だくです。

お久しぶりの「ラ・クロンヌ・ドル」のランチ

日替わりのパスタランチはエビのペペロンチーノになっていました。

まだ12時にはなっていませんが、女性のおひとりさまがちらほら

さすが人気店です。

こちらもおひとり様なので

大きなテーブル席に相席との事でしたが

パネルもあり、既に座っていた方がまったく気になりません。

 

ペペロンチーノとお紅茶、デザートをお願いしました。

200円で付けられるデザートのケーキは4,5種類はあったでしょうか・・

写真が小さくてよくわからなかったけれど、

ピンク色めいて目立っていたラパンをお願いしました。

ほどなくしてお野菜がたっぷり添えられたエビのペペロンチーノが

エビのほかにはシメジと玉ねぎが入っていました。

添えられたサラダはベビーリーフとトマト、そうしてたっぷりの水菜

ほとんどニンニクの風味はない軽い感じの味わいで

しっかりアルデンテのパスタがいい感じです。

 

ケーキは甘酸っぱいラズベリーのケーキ

暑い夏には程よい酸味のケーキです。

上にのっていた大きなくっきりとした色合いのラズベリーが

お口に入れるととろけてゴワゴワと種っぽい物だけが残って

なんの味わいもなかったのがとっても残念

見かけはよかったのに・・・

 

そして、お紅茶はディンブラでした。

こちらはいつも美しい色合いにおいしく淹れて下さるので

おいしくいただけます。

程よく渋みがあって、紅茶らしいコクがしっかりしているので

ミルクティにしてもいいかもしれません。

酸味と渋みとで夏らしいデザートになりました。

 

それにしてもケーキの写真が外されて、どんどんなくなってきているみたい

プレートランチも売り切れになっていました。

 

暑さが落ち着いたら

友人たちと美味しいケーキでゆったりお茶したいお店です。

 

 

ラ・クロンヌ・ドルカフェ / 五橋駅宮城野通駅仙台駅
 
昼総合点★★★☆☆ 3.3

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「僕の家族と祖国の戦争」

2024-09-11 | 映画のお話

デンマーク映画 「僕の家族と祖国の戦争」

原題は「Befrielsen」

デンマーク語で「解放」らしいけど・・・

 

第2次世界大戦 終戦間際、ナチス占領下のデンマークで

ドイツ難民の受け入れを命令された大学学長とその家族の物語だ。

息子セアンの過激な体験と動揺、12歳の少年らしい心の動きが

時には振り切るように進んでいくのがとても悲しく、そして恐ろしくもある作品だった。

 

ナチス占領下になった国々の フランス人たちの無言の抵抗や

サウンドオブミュージックでのオーストリアからスイスへ逃れる山越えのシーンを思い起こす。

戦火を免れたドイツ人難民は数百人で学校側は場所だけ、

体育館だけを提供するはずだったが

列車が到着すると難民は500人を超えていたのだ。

さらにナチス軍は管理はおろか、食料の配給さえしなかった。

人々は飢え、感染症が蔓延して子供や高齢者の死体が増えてゆく。

その光景を目の当たりにした家族のとった行動が

街の人々に疎まれ、命の危険にさらされてゆく。

 

子どもたちのレジスタンとナチスに分かれての戦争ごっこは

どんどん残酷になっていく。

ナチス側にさせられて木に縛り付けられ、

ズボンや下着を脱がされたセアン

助けを呼ぶ声を聞きつけて

ドイツ難民の少女ギセラは自分の上着を渡そうとする。

セアンの母に助けられたとはいえ、そんな孤児のギセラの優しさに救われた・・・

 

父や母、身近な大人たちの行動や葛藤を背景に

セアンの変わりようが心に残る。

こんないつどうなるのかわからない中で

彼らが決意を固めた頃、

大人たちのかすかな良心がかいま見られ

死の淵にいたギセラが快方に向かう様子にほっとする。

 

いちばん大切なものは何なのか、

自分だけならまだしも 家族も守らなければならない

街を出る最後のシーン

家族4人が堂々とすがすがしい表情で歩くシーン

これから何が待ち受けているのか・・・

だが、自分たちが人として正しいことをしたことに

みじんの悔いはないという

そんな晴れ晴れとした、不安を感じさせない顔つきが頼もしかった。

 

きっといいことがありますようにという思いで

並んで歩く家族を見詰めながら観終えた。

そうしていつの間にか目が濡れていた

戦争は本当に嫌だ。

絶対に嫌だ。

 

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虹が出ていました

2024-09-11 | きょうのできごと

午後、嫌なことがあって、

部屋に戻ると、

雨音がしているのに気づいて 窓の外に目を向けました。

虹がかかっていました。

最初は小さな虹だと思いこんでいたのですが

窓から顔を出すようにして見渡すと

長くつながっていました。

こんな大きな虹を見たのは久しぶりです。

よどんでいた気持ちが少し晴れました。

 

昔々、お向かいの県警本部に

くっきりと大きな大きな虹がかかっていた光景を思い出しました。

合庁には5年ほどいましたが、2回、そんな素敵な虹を見たのでした。

 

自分にとってはごく普通でも、相手にとってはそうではないことが

あぶりだされてくるようなこの頃、

穏やかに暮らすことはほんとうに難しいですね。

なかなかこころが休まりません。

そんなことを思いながら

また空を見ると、もう虹は消えていました。

つかの間の希望を見た思いでした。

 

 

 

 

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