「時間よとまれ!」といいたくなる心境だ。
今日もあることが、何時のことだったか咄嗟に思い出せない。今年初めの出来事だったかな、と日記を繰るうちに昨年7月のことと判明した。このような事例は枚挙にいとまがない。そこで冒頭の「時間よとまれ!」となった次第。
昭和30年代半ば、NHKに 『不思議な少年』 というテレビドラマがあった。原作は手塚治虫。
太田博之扮する主人公サブタン少年が、ふとしたきっかけで時間を止める能力を持ち、奇妙な体験の数々を描いたSFサスペンス。
サブタンが「時間よとまれ!」と叫ぶと、自分以外のいっさいの物がピタリと止まり、銃弾からも列車事故からも逃げる事ができるようになる。そして、この力のおかげで、次々と、不思議な事件に巻きこまれていくことになる。
「時間よとまれ!」というと、サブタン少年以外のすべてのものが静止し、サブタン少年はなぜかその静止した世界の外にいて、再び「時間よ動け!」と叫ぶとすべて元に戻る不思議な世界。当時、このセリフは流行語にもなった。
加齢とともに時間の経過が加速度的になった。二度と戻ってこない時間を思うと焦燥感が募り切ない。サラリーマンを引退し、自由な時間を享受しているセカンドステージこそ有意義に過ごしたいと願うのだが、未だにピッタリのものを見出せないでいる。
今日もあることが、何時のことだったか咄嗟に思い出せない。今年初めの出来事だったかな、と日記を繰るうちに昨年7月のことと判明した。このような事例は枚挙にいとまがない。そこで冒頭の「時間よとまれ!」となった次第。
昭和30年代半ば、NHKに 『不思議な少年』 というテレビドラマがあった。原作は手塚治虫。
太田博之扮する主人公サブタン少年が、ふとしたきっかけで時間を止める能力を持ち、奇妙な体験の数々を描いたSFサスペンス。
サブタンが「時間よとまれ!」と叫ぶと、自分以外のいっさいの物がピタリと止まり、銃弾からも列車事故からも逃げる事ができるようになる。そして、この力のおかげで、次々と、不思議な事件に巻きこまれていくことになる。
「時間よとまれ!」というと、サブタン少年以外のすべてのものが静止し、サブタン少年はなぜかその静止した世界の外にいて、再び「時間よ動け!」と叫ぶとすべて元に戻る不思議な世界。当時、このセリフは流行語にもなった。
加齢とともに時間の経過が加速度的になった。二度と戻ってこない時間を思うと焦燥感が募り切ない。サラリーマンを引退し、自由な時間を享受しているセカンドステージこそ有意義に過ごしたいと願うのだが、未だにピッタリのものを見出せないでいる。