てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

皮膚の老化対策

2006-06-29 19:36:20 | 健康と医学
 このほど「なかい」の健康情報へ寄せていただいた、Dr.さとうの原稿のお題は「皮膚の老化対策」。誰しも避けては通れない、共通で永遠のテーマなのでぜひともご紹介したい。

 私も丁度1年ほど前から、両手足が時折痒くなり、一旦掻きだすと治まらないことをDr.さとうに訴えた。内科的要因との関係を質したところ、「糖尿が悪化すると出ることがあるが、それではなく皮膚が乾燥して痒くなり、掻くから湿疹になっているだけ」とのみ立てだった。
 ネリゾナユニバーサルクリーム(湿疹薬)とパスタロンソフト(乾燥保湿)を処方され、幸い1年がかりで完治した。
 病名は「皮脂欠乏性湿疹」だった。皮脂の減少に起因して皮膚が乾燥した状態を、乾皮症という。この状態に加え、痒みを伴い掻きこわすことにより湿疹化したものを、皮脂欠乏性湿疹という。老人の2人に1人は乾皮症になるといわれている。要は肌の老化現象だった。

 Dr.さとうは、江戸時代の儒学者、佐藤一斎の『少(わか)くして学べば、即ち壮にして為(な)すこと有り 壮にして学べば、即ち老いて衰(おとろ)えず 老いて学べば、即ち死して朽(く)ちず』の言葉を引用して、皮膚の老化予防も大事だが、人は、見かけの若さよりも、やはり中身だと結んでいる。

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