てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

松陰辞世の句

2014-03-10 12:48:00 | ビジネスと社会
 「親思ふ こころにまさる親ごころ けふの音づれ 何ときくらん」。これこそが幕末の志士、吉田松陰の辞世の句とばかり思っていた。かつて、ブログご近所さんで山口にお里があるsuzieさんから教わったもの。

 ところが先日、テレビで松陰が弟子にあてた辞世の句として有名な「身はたとひ 武蔵野野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」を紹介していた。自分が死んでもその思想を継ぐ者達が必ずより良き日本を創造してくれるとの思いが溢れている。先述の句は家族にあてた遺書だそう。

 ものの序に松陰辞世の句についてネット検索してみると、実は更にもう一句あった。今年になって京都の美術館が発見したもので、「此程に思定めし出立は けふきくこそ嬉しかりける」。死への覚悟はできており、きょう死ぬことを聞いてもうれしく感じるという意。いずれの句も松陰は、志半ばで非業の死を遂げるであろうことを予測してこれらの句を残したのだろうが、凡人の私など死を前にしたとしたら、ただ恐れ戦くばかりで一句さえ詠む心の余裕もない。(お断り:facebookに同文掲載)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掘出し物のミニ三脚

2014-03-10 11:27:00 | ホビー
 これまで2本のミニ三脚を使い分けていたが、いずれも帯に短し襷に長しで使い勝手がいまいちだった。
 fb友の佐藤潔さんがご紹介の「カメラ中古市」(3月8日・9日開催)を訪ね、掘出し物の三脚(写真右端)に巡り会えた。この三脚、メーカー希望小売価格(税別)7,200円が、10本限定の2,850円で出品されているのが目に留まったので迷わず求めた。
 
 ミニ三脚は、超ローアングルで静物写真を狙ったり、セルフタイマーで記念写真を撮る時には欠かせない。また、変則的だが、脚を開いて胸に当て、カメラを手でホールドして額に当てれば、かなりブレを防ぐことができる。持ち運びに便利なのがこの上ない。
 佐藤さんにご紹介を頂いたお蔭。次回開催を心待ちにしております。それまでに掘出し物の「アングルファインダー」が見つかりますように。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする