てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

忍ということ

2014-11-03 10:29:00 | ビジネスと社会
 1995年3月異動に伴い着任早々、与えられた前任者のデスクを整理していると、最下段の引き出しの下敷きになった1枚の色紙が出て来た。

 大山康晴15世名人の手により『忍』と認められていた。落款はあるものの、この色紙の無造作な扱いからして直筆ではなく印刷されたものであろうと推察される。おまけに色紙の周囲にはシミまで出来ている。

 初めて関連会社への出向辞令を受け、まさにその折の我が心境を見透かされ、「心して責務を果たせ」と示唆する一文字だった。以後、座右の銘とすべく大切に保管しており、現在の私がある。そういえば学生時代には壁に自書した『忍耐・努力・寛容』を掲げ、生活信条としていた。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント (6)
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