てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

起死回生

2014-11-13 16:44:00 | 健康と医学
 義弟は9月4日に10時間に及ぶ大手術を受け、以後70日間にわたる入院闘病生活は山あり谷ありだった。お蔭なことに医療スタッフによる最新の治療と手厚い看護のもと、晴れて退院の運びとなった。惜しむらくは食事メニューの貧弱さであろうか。

 容体が安定するまでの2週間を遠方から駆けつけて見守った妹と、毎日見舞った家内の姿に、血肉を分けた姉弟妹の無償の愛情を見た。病院から弟宅へ送る車中「今日の晴れやかな天気の下、外気を吸って初めて生きていることを実感できた」と、死の淵から起死回生を果たした者ならではの一言が胸に響いた。

 まだ食欲がないため、栄養チューブはつけたまま。自宅で経口食が十分摂れるようになれば、2週間後からの抗がん剤服用が待っている。弟の生きがいであったグラウンドゴルフを年内には再開できることを祈る。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント (4)
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