てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

40数年ぶりのsingle8カメラ可動に感動

2023-12-20 16:33:58 | ホビー
NHKBS『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年)』を見るとはなしに、ながら見した。
あらすじについてはネタバレとなるので割愛するが、劇中むかし懐かしい「FUJICA single8P1」が登場した。
扇千景の「私にも写せますぅ」のCMで火がつき、学生の分際を顧みず授業料を使い込んでまでこの名機を入手し、親から大目玉を喰らったといういわくつきの8ミリカメラ。
この後もDVカメラまで私の“8ミリ遍歴”が続いたが、未だに手元に残る撮影機3台を引っ張り出し、40数年ぶりに電池を入れて試してみた。
果せるかなFUJICA single8P1とFUJICA single8Z600の2機は無事可動。
いま再びの「カララララララ」という特有のモーターの動作音に、昔日の面影をみて甚く感動した。
残念ながら同Sound ZM800は、シャッターがフリーズしてモーターが回らない。

私の8㍉映画との馴れ初めは、拙ブログ『2006-08-07 8㍉映画(小型映画)』に記しているが、この8㍉も時代の波に押しやられ、その後'79年(昭和54年)頃からビデオにとって替わり現在に至る。
その証左に写真の下部の撮り残した未現像フィルムに「'80-5月(15m=3分半のうち)4mスミ」とメモ書きが残る。


「私にも写せますぅ」

FUJICA single8P1

FUJICA single8Z600(左)とFUJICA single Sound ZM800

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2 コメント

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Unknown (はるすみ)
2023-12-21 22:45:22
ギター、盆栽 and 映像機器、この三つはomorinさんの人生で重要なアイテムですね。
懐かしい扇千景! 宝塚退団して中村扇雀と結婚されたと記憶しています。「私にも写せますウ?」と関西訛りでチャーミングでしたね。omorinさんが投稿してくださらなかったら、一生思い出すことが無かったのではないかしら。昔のこと、どんどん忘れていくので、こちらの写真でフと若いころを思い出しました(笑)
8ミリカメラに凝っていらしたのですか。高価なものをいくつもお持ちでお幸せですね。

カメラと言えば思い出すのは半世紀以上前の事。
知り合いに東芝レコードの専属カメラマンが居ました。彼はビートルズ来日公演からヒルトンの部屋まで出入りが許可され、後日貴重な白黒写真を沢山頂いたことです。不思議なことに、プロの写真って何十年経っても色が退化しないのですね。普通の白黒写真は時と共に赤みがかってきましたけれど。

写真は時を超えた財産でもあり、どんな写真でも大切に保管しています。omorinさん、撮影を楽しんでくださいね
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Unknown (omorin)
2023-12-22 08:34:46
>はるすみさん
嬉しい最上級のお言葉ありがとうございます。
「私にも写せますウ」のフレーズの後が疑問符?だったんですか?? 
小生は今の今まで、てっきり感嘆符!と思っていました!!

はるすみさんも素晴らしい“お宝”をお持ちですね。写真とともに思い出は、大切な掛け替えのないものです。
大滝詠一の「君は天然色」のワンフレーズ、
『♪思い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl』
を思い出しています。

小生も8㎜フィルムに始まって、カセットDVD、アルバム、ネガフィルム・・・と全部残してあり、安普請の床が抜けるのではと懸念しています。最近、極力デジタル化して格段にコンパクトになりましたが。
これまで何度も断捨離を試みましたが、これだけは処分できません。
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