てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

幻のみかん・黄金柑

2012-05-08 09:45:00 | グルメと料理

亀ちゃんみかんアラカルト

小粒ながら甘みと酸味のバランスが絶妙の黄金柑

 これまで小欄に何度かご登場頂いた亀ちゃんから、日頃の愛顧の礼にかえてと柑橘アラカルトが届いた。

 その中に見慣れぬ珍しい小粒の柑橘があった。一見してすだちか柚かな(酸っぱそう)と思ったが、それにしては実が黄色だし、一回り小さい。おっかなびっくり皮を剥こうとかかると意外や剥皮しやすい。頂いたものは40g前後の小果だが、剥皮すると中が7室に分かれていた。

 果肉は淡い黄色をしていて食味は柔らかく、想像していたよりも甘く、酸味も適当にあり苦味はなく風味はすこぶる良好で芳香がある。
 小粒ながら甘みと酸味のバランスが絶妙で普通のみかんと何ら遜色ない黄金柑から、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」の諺に思いを致した。

 ネットで調べると「味がいいので、最近ではゴールデンオレンジとも呼ばれ始め、人気がでてきた。小さい実のため、家庭用に少量栽培するのが主流で、殆ど市場に出ていないので、幻のミカンといわれいる。収穫時期は3月~5月。」とある。道理で見かけないはずだ。

 さわやかな味とすっきりとした香りは、春の訪れにピッタリ。生産量が少ないため希少価値があり、知る人ぞ知る逸品・黄金柑を、わざわざ贈ってくださった亀ちゃんに感謝。
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SOSサイン

2012-05-07 13:40:00 | ビジネスと社会
 三日にあげず義父宅をのぞいているのだが、それでもその日が待てず義父から呼出がちょくちょくかかる。昨日も隣人の手を煩わせて、「夕方まで手がすいたらで良いから来てくれんか!」との電話が入ったので、途中某所に立ち寄っている義弟を促して家内と3人で駆けつけた。

 明らかにいつもとは違う様子が見て取れた。物の怪に取り憑かれたような眼付きで、まあ聞いてくれと書き付けた便箋4、5枚を示しながら、機関銃のようにしゃべる。入れ歯をはずしているので何をしゃべっているのか判然としないので、そのメモをみると、ミミズの這ったような字ながら、「小沢一郎、地震、竜巻、雷、北朝鮮ミサイル、国会審議、北アルプル遭難、関越自動車道バス事故、・・・・」等々が読み取れる。
 毎日外気に触れることもなく、ベッドで横になってテレビを守に過ごしているため、刻々と報道される芳しくないニュースが残像のように頭に焼き付き、夢うつつの中で悪いことばかりがフラッシュバックしているようだ。

 駆けつけて一番に、心和ませようと先日二男家族が訪ねて一緒に撮った曾孫たちの写真でさえ見向きもしなかったが、30分ほど話を聞いてあげ、相槌を打っている内に少しずつ落ち着きを取り戻した。長男の嫁の差し入れにもやっと箸をつけ、「美味しい!」と心の落ち着きを表すサインが出た。この所滅法酒に弱くなり、飲酒後しんどくなったり悪酔いが続くので、極力禁酒しているので、その禁断症状が加担しているのかも知れない。今日は特別に3酌ほど飲ませたら、それが気付けとなったのかも。

 それにしてもよくもまあ相次いで暗い悲惨なニュースばかりが流れる、全く嫌な世の中になったものだ。これらに一々反応していたら、義父ならずとも頭が奇怪しくなり、いくらあっても身が持たない。世界の平和と安寧を願わずにはいられない。
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GWはうどん県で締め括り

2012-05-06 10:50:00 | ノンジャンル
 GWの締め括りとして5日の子供の日には、二男家族を伴って海を渡り隣国・うどん県(香川県)まで足を運んだ。これで三男、長男に続いて二男のそれぞれの家族での香川訪問の念願を果たした。また、二男の嫁が中学生のころ家族で赴任していた地でもあり大いに懐かしがっていた。
  私にとって香川は、42年前の駆け出しの頃の担当地区で、4年間地の底を這い回るようにして、辛酸を嘗めた地でもある。

 上陸したのが丁度昼時ということも手伝って、屋島の麓にあるうどんで名高い「わら家」へ直行すると駐車場も店内も超満員で長蛇の列。順番を待って「中ジャンボ釜あげうどん1杯」と「ざるうどん大2杯」に「天麩羅」を注文、独特のコシがあって美味しくはあるのだが、何せ半端な量ではなく大人4人子供2人がかりでやっとの思いで平らげた。

 うどんでくちくなったところで腹熟しにと屋島へ登った。二男は27年前(当時小学校6年生)家族連れで来ておりながら記憶が定かでないというので、当時、山頂で似顔絵を描いて貰った話などを聞かせると、かすかに思い出したようだ。
 山上には日本では珍しい「新屋島水族館」へ。孫どもは屋外のイルカショーに目を見張り、タッチプールではウニやヒトデなど磯のいきもの達にさわり嬉々としていた。2階のクラゲコーナーには心を奪われたようでしばし足を止めその場を離れなかった。

 屋島でゆっくりと寛ぎ、往路は宇高国道フェリー(宇野~高松)を使ったので、帰りは夕闇迫る瀬戸大橋を渡ることにした。
 橋の袂・坂出市は長男が家族で3年8カ月間赴任していた思い出の地である。一昨年夏にその長男宅の孫たちとこんぴらさん詣の折に立ち寄り好評だったハンバーグレストランWellingtonで夕食をとった。
 瀬戸大橋の斜張橋の合間からは、話題の大きくて明るい「スーパームーン」を愛でることが出来た。動きながらの月の撮影は難しいので、今宵はビデオに収めた。

 ところで、香川県が「うどん県」に改名し、同観光協会が香川の特産品であるうどんをこれでもかとアピールする特設サイトをオープンするなどが奏功しすっかり定着した感がある。

 話の序でに47都道府県の面白い「別名」まとめを繰ると、わが岡山県は「桃県」というそうだ。イメージ通りで衆目の一致するところ。岡山と同じ別名で呼ばれる県は、他にも福島があり、これは意外な感じを受けた。福島といえば「桃」より「ラーメン」の方がピンと来るのだが、ご当地のエンピロさんはどう受け止めておられるかご意見を伺いたいところ。
 さて、あなたの県は如何でしょうか?


屋島山頂より高松市街を見下ろす

27年前屋島山頂で描いて貰った
二男の似顔絵

カワウソと握手してえさを与える孫娘

イルカのジャンプ 

この時ばかりはみんな肩車

タッチプールでは磯のいきもの達にさわる







ハンバーグレストランWellington

瀬戸大橋の斜張橋
コメント (4)
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