鬼子母尊神を祀る
法正山信城寺恒例の春の大祭に招かれ、長男家族に御伴をしてお参りをしてきた。同寺のおかみさん
ヨウコちゃんは家内の幼馴染、その娘ドイちゃんは長男嫁とかつて職場が同じ、孫娘くーちんはうちの孫たちとバレエ・ダンス教室の仲間で家族ぐるみのお付合い。夫々が別ルートで近付きになり、ひとつに繋がったという奇縁の間柄である。
同寺の大祭は春、夏、秋と催されており、昨年は東日本大震災のため自粛し、チャリティーをメインにした形の開催だったが、今年は例年通り賑わいを復活した。オークションとバザーと沢山の夜店が出て、その利益と合わせて募金箱と寺の賽銭箱はすべて東日本大震災の義援金として贈られる。
同寺の鎮守殿で東日本大震災復興祈願と信者の加持祈祷の後、本堂をステージにして同寺の孫娘くーちんが通う
ルツィアバレエダンススタジオ(LBDS)の生徒によるジャズダンスが奉納された。くーちんたちのメンバーは、このほどニューヨークで開かれたYAGP決勝に出場し、その活躍ぶりは
山陽新聞で大きく報道された。
アトラクションとして南米パラグアイの民族楽器アルパ奏者の内海淳子さんの素晴らしい演奏が披露された。ヨウコばあちゃんに抱っこされた一歳半の孫は、最前列で聴いていたが、事前のおばあちゃんの言葉通り、いい子にして聞き入り演奏が終わると拍手までしていたのには驚いた。その話の詳報は
内海さんのブログをどうぞ。
チャリティー・オークション会場では、かつての会社の同僚ニノさんが娘(我が長男と同期)家族で「檀家ではないが、この大祭の雰囲気が好きで、バザーも楽しみ」と言いながら駆けつけたのにバッタリ出会う。家内はWEDGWOODの素敵なティーカップを500円で落とした。
立ち並ぶ夜店のテントはどこも大盛況だが、長男の嫁家族はたこ焼き店の手伝いに大奮闘した。
家内は、接客や孫の守の大忙しのヨウコちゃんと、合間を縫っては積もる話を交わし、彼女の実母とも半世紀ぶりに対面できるなど感激一入だった。今回の案内に当たって、うっかり家内の旧姓と同姓同名の方に電話を入れてしまい、それがきっかけでそのY岡さんとも久し振りに旧交を温めたそう。そのY岡さんとは20年前にハワイ旅行をした際、飛行機の席が隣り合わせになり交友が続いていたもの。
最後にLBDSメンバーが再登場、会場のお客と一体になって、手拍子をとりながらステップを踏み、ムードがクライマックスに達したままお祭りのお開きとなった。
ニノさんとは「(社友のため死亡時には記事掲載になるが)お互い新聞には載らないよういつまでも元気で頑張ろう」と握手を交わして分かれた。
2本の大いちょうの木がシンボル(夜間はライトアップ)
鎮守殿での加持祈祷(おかやま彩時記より借用)
会場は大入り満員
本堂の鬼瓦
LBDSメンバーによるジャズダンスの奉納
圧倒的女性上位の中で孫息子は紅三点
何処にいても一際目立つルツィア先生
内海淳子さんによるアルパ演奏
大好きなアルパ演奏に聴き入る同寺の孫
オークションに群がる子どもたち
家内が落としたWEDGWOODのティーカップ
立ち並ぶ夜店のテント
嫁と孫が手伝う一番人気のたこ焼き店
ヨウコちゃんの実母とN瀬住職
アンコールステージ
会場はクライマックスのままお開き