
歌詞通り探すのをやめていたら見つかった探し物
ひょっとしたら繰言になるかもしれないが、近頃探し物をすることがやたら多い。その折には決まって井上陽水の「夢の中へ」という歌を口ずさみながら取り掛かる。尤も、彼が大麻所持容疑で逮捕され家宅捜査を受けてからは、事件と歌詞が否が応でもダブルので、敢えて斉藤由貴のカバーバージョンでいくことにしている。
この歌詞にあるように『探すのをやめた時 見つかることもよくある話で』は何度も経験し、蓋し名言だと思う。
昨日のこと、あれほど探していた思い出が詰まった次男の懐中時計と、親父の形見の腕時計2個が、思わぬ場所から出てきた。しかも、別の物を探していて二箇所から見つかったという“偶然の副産物”である。
倅が高校入学に際しプレゼントした大切に使い込まれた懐中時計は、リューズを巻いただけで動いた。また親父の自動巻きの方は2、3度時計を振っただけで動き、電池式の方は電池を入替えたら、何と20年間のブランクを物ともせず軽快にリズムを刻むようになった。
夢の中へ 作詞・作曲:井上陽水
探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中も机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ
休むことも許されず
笑うことは止められて
はいつくばってはいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめた時
見つかることもよくある話で
踊りましょう夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ
探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中も机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ
夢の中へ夢の中へ・・・・・