てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

探し物は何ですか♪

2012-10-17 13:03:00 | 暮らしと生活

歌詞通り探すのをやめていたら見つかった探し物

 ひょっとしたら繰言になるかもしれないが、近頃探し物をすることがやたら多い。その折には決まって井上陽水の「夢の中へ」という歌を口ずさみながら取り掛かる。尤も、彼が大麻所持容疑で逮捕され家宅捜査を受けてからは、事件と歌詞が否が応でもダブルので、敢えて斉藤由貴のカバーバージョンでいくことにしている。

 この歌詞にあるように『探すのをやめた時 見つかることもよくある話で』は何度も経験し、蓋し名言だと思う。
 昨日のこと、あれほど探していた思い出が詰まった次男の懐中時計と、親父の形見の腕時計2個が、思わぬ場所から出てきた。しかも、別の物を探していて二箇所から見つかったという“偶然の副産物”である。

 倅が高校入学に際しプレゼントした大切に使い込まれた懐中時計は、リューズを巻いただけで動いた。また親父の自動巻きの方は2、3度時計を振っただけで動き、電池式の方は電池を入替えたら、何と20年間のブランクを物ともせず軽快にリズムを刻むようになった。


夢の中へ 作詞・作曲:井上陽水

探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中も机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ

休むことも許されず
笑うことは止められて
はいつくばってはいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめた時
見つかることもよくある話で
踊りましょう夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ

探しものは何ですか
見つけにくいものですか
カバンの中も机の中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と踊りませんか
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか
・・・さあ
夢の中へ夢の中へ・・・・・
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星の数ほどの人工衛星

2012-10-16 19:36:00 | 暮らしと生活
 10月16日午前5時5分前後にかけて、北の空の北斗七星の柄杓あたりに人工衛星の飛跡を見つけた。とっさに宇宙長期滞在中の星出彰彦さんを乗せた「ソユーズTMA-05M」ではと突拍子もないことが頭を過ぎった。

 というのも1994年3月23日、フロリダのケネディ宇宙センターを訪ねてから4カ月後の7月20日午前4時14分頃、向井千秋さんの乗ったスペースシャトル「コロンビア」の飛跡を発見、南の空低く輝く白い点となって現れ、ゆっくりと東へ移動し消えるまで1分半ほど見届けて感激した体験が蘇ったからに他ならない。(2005年8月8日には野口聡一さんが搭乗する「ディスカバリー」を一目見ようと頑張ったが、果たせなかった話はこちら

 ところが後刻、ネットで人工衛星のことについて調べたら、『これまで世界各国で6,000機を超える衛星が打ち上げられているが、回収されたものや落下したものなどがあるため、いま地球の上空を飛んでいる人工衛星の数は約3,000機といわれている』とか。

 数がたくさんあることを例えて「星の数ほど」というが、地上から肉眼で見ることができる星の数はおよそ3,000個だそうだ。まさしく星の数ほどの人工衛星の中から星出彰彦さんを乗せた「ソユーズ」と特定することは、浅学非才がための、恐ろしく短絡的な狭い了見だったと思い知った。

 せっかくなので「人工衛星観測ナビゲータ」で今朝の衛星を調べたら、どうやら「エンヴィサット衛星」だったようだ。同衛星のミッションは、地球のありさまをとらえる環境調査で、特に南極の氷の状態について大規模な調査できるのは初めてで、温暖化の状況をとらえるのに活躍していると聞く。
 北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射は物議を醸したが、結果的には失敗に終わり安堵した。全人類の恒久平和のための人工衛星であってと切に願う。
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秋の夜長を鳴き通す

2012-10-15 19:06:00 | ビジネスと社会

ぽつねんと輝く明けの明星(10月15日午前5時42分撮影)

 秋が日増しに深まる中、岡山市の今朝の最低気温は13度と、この秋一番の冷え込みとなった。これまでならウオーキングで30分もすれば汗ばむほどだが、今朝は汗かきの私を以ってして、ベストを1枚重ね着をしたにも拘らず1時間のウオーキングを終えても汗をかかなかった。

 今日は家内の高校時代の一番の親友I本(旧姓S井)さんを、遠く千葉から迎え、46年ぶりの再会を果たす特別の日である。I本さんは前日中学校の同窓会に出席し、その機に便乗して家内を訪ねてくださったもの。

 I本さんは、高校2年生の折、生徒会長に立候補、家内は応援弁士を頼まれたのだが、そんな柄ではないと断ったそうだ。
 その選挙戦では同級の男子生徒に惜しくも敗れ会計(総務)として支えたのだが、その生徒会長こそは私より2年遅れて入社してきたT橋である。高校2年生で生徒会長を進んで務めるだけあって、社会人になってからも頭角を現し、現在では現役バリバリのナンバー2を務めている。ちなみにT橋会長の下で監査を務めた家内は、今や私の専属秘書である。

 午後1時半頃みえたI本さんとは積もる話に花が咲き、途中から二人の共通の友I村(旧姓S子)さんも合流して更に話は尽きない。秋の日は釣瓶落としとはよくいったもので、とっぷりと日が暮れても誰も席を立つ気配がない。

 早朝ウオーキングに始まり、親友との再会、時間にすれば秋の長~い一日だが、ご本人たちにとっては思い出深くも忘れ難いあっという間の出来事で、秋の虫に倣って秋の夜長をしゃべり通したようだ。
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ウオーキングへの褒美

2012-10-14 12:41:00 | 気象・気候
 13日明け方の東の空でひときわ輝く明けの明星金星と三日月(月齢27)の大接近は見応えがあった。ウオーキングの足を何度も止め美しい夜明けの光景にしばし見入った。

 3日と4日の「金星とレグルス」の大接近を見逃した後だけに、ここ数日、「金星と月」の接近情報に注目していたのだが、今朝14日は雲間に月のひとり旅が見え隠れしていた。

 ナイスタイミングでラジオからは『南米チリにある世界で最も強力な望遠鏡アルマを用いた観測で、ちょうこくしつ座R星の周囲に驚くべきガスの渦巻き構造(星の最期)を発見した』と、驚愕ニュースが報じられており、宇宙の神秘を垣間見た思いがした。

 10月下旬には火星とアンタレスが接近、10月21日オリオン座流星群が極大、10月27日水星が東方最大離角・・・と天体ショーが目白押しで、10月の星空から目を離せない。これは日頃の早朝ウオーキングへの褒美であり、何よりの励みにつながる。

金星と細い月(右下)

10月13日午前5時36分撮影

同5時37分撮影

同5時41分撮影
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記憶力とコツ

2012-10-08 15:47:00 | ファミリー
 7日次男家族と県北の蒜山高原へドライブした車中でのこと。助手席でナビゲーターを務めた私が、例によって「右と左」を取り違えた。原因はそもそも私が幼少のころ「箸(ハシ)を持つ手が右(ミギ)、茶碗(チャワン)を持つ手が左(ヒダリ)と、字数の多少に関連付けして憶えた」ことに起因する。
 「南北」はさておき「東西」の区別も苦手で、夫々にあるキーワードを割り振って憶えており、そのキーワードに一度置き換え、理解するまでに一瞬のタイムラグが生じる。どうでもよいことは遺伝するのか、次男も未だに「左右」をよく取り間違える。

 この話を聞いていたママ(次男の嫁)は、「右は淡い緑色」と色にイメージ付けしていると言う。私のように「右=ハシ=右」といちいち置き換えなくてもよいから、咄嗟に左右の判断ができる。右の反対は必然的に左だから、左は覚えなくても良いと、実に理に適った方法を教えてくれた。
 ママは、父親の海外勤務で2歳から6歳までをブラジルで過ごした。あの難しいポルトガル語の読み書きをマスターした術が、日本へ帰国してからも活かされたということか。

 そして、ママのDNAを引き継いだ8歳の孫娘は、素晴らしい記憶力を発揮する。特に数字には滅法強く、例えばバーコードの下に記してある10数桁の長い数字を、10秒ほど見ただけで覚え、諳んずるのには驚かされる。数字の羅列を憶えるコツを披露してくれるのだが、それでも尚私には至難のわざである。

 記憶力は持って生まれた天性のものがあり、更にそれを高めるには不断なトレーニングと、それなりのコツがあるのだろうが、高が2つのワードすら覚束無い私など、「(爺馬鹿と知りつつも)何とIQが高い子だろう」と、ただただ唖然とするばかり。数字にもとんと弱い私にとって羨望の的でもある。
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