楽の音にあわせて

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クレド--弱い者の信仰宣言

2013-02-20 22:12:00 | Sisterのねごと
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南北戦争の時代の兵士であったとされるグリフィンの祈りとして知られているこの詩は、今では多くの人が一度は耳にし、心動かされたことがあると思います。題名もこの曲は「クレド---弱い者の信仰宣言」となっていますが、ある病人の祈りだとか、ある兵士の祈りなど、いくつかあります。

今日紹介するのは古木シスターの作曲で、ご本人が歌ってらっしゃいます。この歌を初めて聴いたのは合唱用のアレンジででした。普通の人間としてはあまりわが身に起こってほしくないような歌詞が続きますが、わたしに従う人は皆こう生きるんですよと、神さまから語りかけられたように感じられて、涙がこぼれました。それ以来、何か心安らかでないとき、この歌を聴き、詩を思い返しています。とてもいい黙想になります。神のみ旨は人間の知恵を遙かに超えていますね。

自分がよかれと思って望んだこと全てを神さまはお取りになり、その代わり本当の豊かさ、真の強さ、神さまのもとへの立ち帰りの機会を与えてくださいます。四旬節が始まった今、あらためてこの詩を思い出しています。今日一日の祈りとして…

歌詞は以下に掲載します。


成功を収めるために 神に力を願ったのに
弱くなってしまった 謙遜を学ぶように
偉大なことをするために 神に健康を願ったのに
病気になってしまった 神の心に叶うように
わたしの願いは何一つ 叶えられなかったけれど
希望した全てのことを わたしは受けた

幸せになるために 神に富を願ったのに
貧しくなってしまった 生きる厳しさ知るように
弱い人を助けるために 神に権威を願ったのに
無力になってしまった 神に頼ることを学ぶように
神はわたしに必要なこと 何もかも知っておられる
希望した全てのことを わたしは受けた

人に尊敬されるため 神に手柄を願ったのに
ただ失敗に終わった 思い上がらないように
聖なる人になるために 神に徳を願ったのに
罪の醜さに泣いた 神の愛の深さ悟るために
わたしの姿は変わらない 弱く何もできないけれど
喜びに満ちあふれて わたしは歌う