悲しみの聖母の記念日である今日は、日本では敬老の日。
教会では聖母マリアが息子の十字架の下に立って悲しみの内にあると黙想し、一方では、年々高齢化が進む社会の中でこの現実とどう向き合うかといった議論や、日野原先生のような生涯現役の百歳超えの方や、パラグライダーに乗ったり山に登ったりと年齢を感じさせないシニアが大勢目に入ります。
長い人生の中には「淋しくて、淋しくて…」と言いたくなる出来事もたくさんあります。長生きすれば、周囲の家族・友人は先に逝ってしまう可能性が大きいです。
悲しく淋しい、人通りが次第に減っていく人生の小径を歩み進むのは、いくら楽しいことがあっても、落ち着いて周囲を見渡せばやはり悲しく感じることも少なくないでしょう。
そんな中で、それでも「いつも喜んで」、「絶えず祈って」、「どんな時にも感謝して」、いのちある限りその気持ちを周りの人に伝え続けたいですね。そんな生き方をするシニアがどんどん増えて、この国が変わっていきますように!