楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

人の痛み

2014-10-10 10:26:00 | Sisterのねごと


七転八倒の苦しみではないので耐えられないわけではなくても、
体のどこかが痛いと、「肢体の一部が病んでいると…」という
聖書のイメージが具体的によくわかります。 

かつて、女子大生が自宅で転倒して
足の小指を骨折したことがありました。
友だちからは、たかだか足の先っちょのことなのに、
そんな大袈裟に松葉杖なんかついちゃってなどと
からかわれたりしていました。

いくら長身の若い人でも、体のどこか小さな部分が痛めば
それは全身が痛むことであり、
その人が痛みを感じることなのですね。
人の痛み、見ているだけではなかなかわかりませんね。


皆既月食

2014-10-08 22:37:00 | Sisterのねごと


不思議な色でした。

黒い夜空に淡く黄色に光るのが月だと思っていたら、
今夜の月は神なるものの神秘を宿したような銅紅色。

古(いにしえ)の人が不吉な予兆と感じたとしても、
わかるような気がする非日常的な月の姿でした。

もうずいぶん前に人類がその第一歩を記したとされる
月面ですが、今でも謎はたくさん残っていて、
いつも変わらぬ孤高な輝きを放っています。

ノーベル賞受賞の知らせ

2014-10-07 19:57:00 | Sisterのねごと


台風一過の爽やかさの中に、三人の学者のノーベル賞物理学賞受賞の報が入りました。早速赤崎先生のインタヴューが放映されたので、聴いていました。

毎回、国際的にその功労を表彰される“本物”の人々は、まずは感謝、そしてこのような賞を受けるとは思っても見なかったと、それぞれの謙遜な姿勢を態度やことばにされますね。自分を少しでもよく見せようとか、偉い人なんですよと自己主張するという姿勢は見られません。



お昼過ぎに成功したロケットの打ち上げも同じでしょうが、コツコツと見えないところの努力を労を惜しまずに重ねて到達する場は、宗派に関係なく「神」と触れ合うところなのでしょうね。
三人の先生方には、「おめでとうございます!」

雨風にご用心

2014-10-05 14:09:00 | Sisterのねごと


台風接近中で、またまた全国的に空模様が…

大きな土砂崩れに見舞われた広島や
地盤が緩んでいる恐れのある地域にお住まいの方々、
どうぞ、くれぐれもご注意くださいますように。

静かに読書や物思いにふけりたい秋の日曜日、
上陸の恐れありとされる明日にかけて、心配が続きます。




今朝の祈り

2014-10-03 08:33:00 | Sisterのねごと


「『主は心の打ちひしがれた者の近くにおられ、心の謙虚な者をすくわれます。…(略)…』
『何事につけ、感謝を込めて祈りと願いを捧げ、求めているものを神に打ち明けなさい。』
それはも困難に打ちのめされている時に、わたしたちが不平を言ったり、悲しみに沈んでそれに耐えたりするのではなく、あらゆることについて神に感謝しつつ、忍耐と喜びをもって耐えるようにするためです。」



今朝目に止まった、聖アンブロジオ司教のものと伝えられる「フィリピの信徒への手紙講話」の中の一節です。

艱難辛苦をものともせずただ一筋に生きた初代教会のことを思い起こし、むしろ心に甘く響く囁きにこそ注意して、苦しみ悲しむ人々に心を合わせて祈りながら、今日一日を過ごせますように。