七転八倒の苦しみではないので耐えられないわけではなくても、
体のどこかが痛いと、「肢体の一部が病んでいると…」という
聖書のイメージが具体的によくわかります。
かつて、女子大生が自宅で転倒して
足の小指を骨折したことがありました。
友だちからは、たかだか足の先っちょのことなのに、
そんな大袈裟に松葉杖なんかついちゃってなどと
からかわれたりしていました。
いくら長身の若い人でも、体のどこか小さな部分が痛めば
それは全身が痛むことであり、
その人が痛みを感じることなのですね。
人の痛み、見ているだけではなかなかわかりませんね。