｢さまざまな部分から成り立っている体が教会にあるとすれば…教会には心臓がある、そしてこの心臓は愛に燃えていると悟ったのです。…万一愛が消えるようなことがあれば、使徒は福音を告げることをやめ、殉教者は血を流すことを拒むであろうと悟りました。愛はあらゆる使命を含み、愛はすべてであり、愛はあらゆる時代、あらゆる場所を包含する、つまり愛は永遠であると悟ったのです。…わたしの使命がとうとう見つかりました。わたしの使命、それは愛です。」
※｢…｣部分は省略の意味。
1873年に生まれ1897年にこの世での短い生涯を終えた、リジューの聖テレジアのことばです。今日がその記念日である“幼いイエスの聖テレジア”を霊名、堅信名、修道名にいただいている皆さまに、おめでとうを申し上げます。
すべての聖（ひじり）は、それぞれ表現は異なるとしても、自分の弱さと戦いながら愛を生きようとしました。
今を生きるわたしたちも同じ小径を歩めますように。