降雪を期待して草津温泉にやって来た

2023-01-22 19:35:40 | 雪の結晶撮影

 一昨日辺りの天気予報では明日の月曜日の明け方の時間帯には南岸低気圧絡みの降雪が草津で見込めそうな予報となっていた。 そこで日曜日の今朝に家を出発。 予約を入れた草津のホテルニュー紅葉さんに3時少し前にチェックインしました。 道中、 長野原駅付近までは降雪があった痕跡も殆ど無い乾燥した路面走行ができました。

 

 空はほぼ快晴に近く、 関越高速を走行中、北方の上信越国境には白銀の山々の稜線がくっきり見渡せる状態にあり、 雪雲なんて見えません。 西方の両神山や更に背後の甲州・武州国境の山並みにも雲は無く、 湿度が低い気象のためか、 異常とも思える視界が広がっていました

 

 宿に到着後、 あらためて草津町の一時間天気予報を確認したところ、 日曜日はずーっと晴れ、 月曜日も明け方の降雪予報は消えてなくなり、 明け方から夕方まで晴れマークの連続した予報に変化しています。

 

 とりあえず宿の駐車場に停めた車の後部座席には撮影システムをセットアップして明朝に雪が降りさえすれば撮影が開始出来る態勢だけは済ませておきました。 

 

 そして、宿の夕食は3x3の小さな九つの凹みのついた角皿にバイキングの食材を載せ、 思う存分腹いっぱい夕食をたべました。 出来るだけぐっすり眠って明朝を待ってみるしかありません。

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ヤナバ・中綱湖湖畔で撮影@04 Jan 2023

2023-01-05 22:47:16 | 雪の結晶撮影

 試作した結晶ポインターの使い心地の確認を主目的にした撮影を実施した。

 

   試用の結果 : 使い物にならない!

           使う気にならない!

 

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期待ハズレの降雪状況 @ 24 Dec 2022

2022-12-25 22:13:21 | 雪の結晶撮影

 降雪の大半はいわゆる粉雪、 かと言って六華の結晶の積み重なりの粉雪では無く、 針状結晶混じりの粉雪だった。 撮影を始めた朝の6時台には風は想定よりも強く、 試料ステージのラップフィルムの上に静かに舞い落ちる状態では無かった。

 

 降雪はラップフィルム上に留まらずに風で吹き流されてしまう。 それで運転席側に設置した仮設屋根に極めて近接した屋根の下部に試料ステージを保持し、 なんとか雪を採取して撮影を試みたのだが・・・ 良型の雪の結晶写真は撮影出来なかった。

 午後には一時期風が弱まったり、 上空の雲が少し薄れ太陽の形がぼんやりと見える状態になるなどの変化が生じたので、少し期待して粘って見たけれど、 落ちてくる雪は小粒のアラレ状の物に変化したものの、 彼らはラップフィルムの上に落下すると、 小さく「ポツン」と弾ける様な音を立てて 「トランポリンの上で飛び跳ねて遊んでいるのか?」 と毒づきたくなる気分で見守るだけの降雪の変化でしかありませんでした。

 

 夕方まで粘る気力も失せ、車内にセットアップした撮影装置を片付け、 車の仮設屋根やフロントガラス部分を覆ったブルーシートを取り外し、 車を動かせる状態に戻し、 帰途に着きました。

 しかしその草津からの下り道、 大津の交差点の手前1.3km付近で下り車線の車の動きが糞詰まり状態でストップして動かなくなった。

 どうやら前方のどこかで雪道での車の運転でヘマをした奴が居て動かなくなったらしい。 僕は5分ほどの糞詰まり待ってみたのだが・・・ その状態に耐えかねて車を転回、 一旦草津に向かって登り直し、 途中から嬬恋村へ下る道に入り、大きく迂回して大津の交差点に戻りました。

 

  最終的には大津交差点から草津に向かう道路の交通は警察が片側交互通行の整理を行い、 通行は回復したようだった。 交互通行で動くまで待っていた方が大きく迂回するよりも早く通過出来たようです。

 交差点のガソリンスタンド付近には警官が居て交互通行の制御を実施する姿が見えました。 草津に向かう車列は大津の交差点から吾妻川を渡る橋の中央付近までおよそ700mの渋滞車列となっていました。

 

 今回の撮影行、 珍しい形の天気図や草津の気象予報もそれなりの期待を持って眺めて実施を決めたのだったが、 良型の雪の結晶には出会えず、 交通渋滞もあったりで、残念な撮影行となりました。

 

 取り柄は各種の旅行援助策のおかげで二食付きのまともな宿に5千円以下の料金で宿泊出来た事、 更に地域限定クーポン券3千円も貰えるなど・・・「ここまで旅行関連業界を行政は応援するのか?」と有り難さと言うよりも疑問を感じる旅となりました。

24日の0時過ぎ、 北に面した宿のベランダから見えた星空

 北極星を中心に東側には柄杓の柄をほぼ真下にむけた北斗七星と西側にあったW形のカシオペアとが左右のバランス良く見えたのは珍しい経験でした。

 

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草津で撮影@17-18 Dec 2022

2022-12-20 11:40:44 | 雪の結晶撮影

 撮影 2022年12月17日  16:13 

 

22-23 年シーズン最初の雪の撮影、 新たに購入したバッテリーの試用が主目的ではあったものの、 降雪の中に六華の結晶も見えたので撮影も行って来た。 今日はその写真を並べて置きます。

    草津天狗山ゲレンデ周辺マップ

 

 僕が草津で撮影する際はスキー場に併設された無料駐車場を利用させて貰っています。

17日の午後は第四駐車場の北端で、 18日の早朝は第一駐車場のトイレの建物脇に駐車して朝日の光を遮へ切り、 撮影装置を載せた車室内部の温度が上がらない様に配慮しました。

 

 また文末には今後の撮影行の際に考慮すべき事項を書いておいた。

 

2022年12月17日 14:00 ~ 16:30

 

 

 

 

2022年12月18日 08:30 ~ 09:30

試料ホルダ枠(塩ビ板)部分に乗った雪の結晶

 

試料ホルダ枠 塩ビ板 と 撮影エリア ラップフィルム領域

 

次回の撮影行きに用意する物 :

 

 細筆

 

  撮影の際に使用する試料ステージは150 x 130 mm の塩ビ板の中に

  85 x 50 mm の角穴を開けてラップフィルムをピーンと張って使用している。

 

 雪の結晶撮影の際の結晶採取はそんな試料ステージを手で持って降雪の中に差出して降りかかる雪を受け止めて行っている。 今まではラップフィルム部分に載った結晶だけを撮影対象としていたのだが、 「塩ビ板部分に形の良い雪が載った場合、 それを見逃す手は無いだろう!」とかんがえた。

 細筆を準備して行けば、 塩ビ板部分に舞い落ちた雪をラップ部分に容易に移す作業が出来るだろう・・・ と考えています。

 

 今回はじめて、 折りたたみのスチール製の椅子を持参し、 「立ったまま撮影行為をする際に、 雪面に置いたその椅子に腰掛けて休めば楽!」と考えたが、 座席位置の高い椅子は雪面に置くと不安定、 結局使用しなかった。 休息は運転席に入って腰をおろし、休息した。 だから次回は椅子は持っていかない事にします。

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雪の結晶撮影 22-2023シーズン開幕

2022-12-16 10:22:24 | 雪の結晶撮影

 明日の週末から草津スキー場のゲレンデ近くに雪の結晶撮影行に出かける予定です。 新しく持ち込む7.4Vバッテリーの保護ケースの製作作業はまだ完全に片付いてはいないけれど、 今日の夕方までには完成するでしょうから、 それも持って行って寒冷な条件下でのカメラの外部電源としての動作確認を実施して来ます。 もちろん、 従来の外部バッテリーも携行し、 いざとなったらバッテリーを交換して雪の結晶撮影をして来ます。 

 

 今回の様なシーズン最初の撮影行には降雪が見込める事は必須ですが、 細かな気温や風速などは条件はかなり緩め、 車に積み込んだ機材に手落ちが無く、 「雪の結晶を撮影出来る体制が完全か? の確認」が主目的といえます。

 

 青:良い条件、 オレンジ:まあ我慢の条件

 

 そしてお正月過ぎてからの本格的シーズンに入ったら、 南岸低気圧の接近での降雪の際に実現することの多い種々の条件(-2℃を下回り可能ならー4℃以下の気温、 乾雪、 弱い風」)などの点で、 僕の希望に叶うような条件だったら撮影に出かける事にしています。 

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撮影姿勢 モニタ画面観察用虫眼鏡保持具製作

2022-10-04 20:15:14 | 雪の結晶撮影

 今年の年末からの降雪シーズン、 例年の如く雪の結晶撮影に出かける予定。 その際の車の内部への撮影システム設置位置を変更する計画を立てて、 あれこれ準備をしています。

 設置位置の変更に伴い、 撮影姿勢も従来と異なり、 車外に置いた椅子に座る方法と、 立ち姿の2種類を想定している(Top画像: 撮影システム設置位置 > 立ち姿 > 椅子に腰掛け)

 雪の結晶の際のフォーカス合わせはAutoでは無く、 Manualモードで液晶モニタ画面の目視しでフォーカスリングを操作して合焦点位置を決定している。 そのモニタ画面の観察に老化の進んだ僕の眼は虫眼鏡の使用が必要になっているため、  従来は虫眼鏡を車室内部の床に置いたりそれを手に持たっりを繰り返していた。



 その虫眼鏡の持ち替え作業の容易さを考えて天井から紐で虫眼鏡を撮影システムのそばにぶら下げる事を考えた。

 しかし暇つぶしのタネに撮影システムに虫眼鏡を半固定で取り付ける方法を考えてDIY作業を実行した。



 虫眼鏡固定具と使用した部材説明


撮影システムに虫眼鏡固定具を取り付けて使用中の様子
筐体の背面には磁石を吸着させる目的でブリキ板を取り付け
 
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Alexey Kljatov 氏 のWebサイト再訪

2022-06-09 09:18:23 | 雪の結晶撮影
 見事な雪の結晶写真および、 その撮影から画像処理に至るまでのノウハウなどをWebで紹介してくれていたロシア人のAlexey Kljatov 氏。 僕が雪の結晶写真の撮影を趣味とする様になったのは彼の思わず見とれてしまう雪の結晶写真を見てからの事でした。 僕のブログでは過去にそんなWebページへのURLリンクを張って置いたのですが、 いつの頃からかリンク先が消滅していて残念な気持ちになっていました。

 それが昨夜、 僕のgooブログのアクセス解析ページで閲覧ページデータを眺めたついでに「月別記事一覧」が沢山並んでいるのをみて、 「いつの時期の記事なのか?」 そんな興味で中の一つをクリックし、 更にその中の記事に入れておいたAlexey 氏の記事へのリンクを何気なしにクリックしたのです。 「そしたらなんと!」氏が撮影した雪の結晶写真の販売目的が主ではあるものの、



 以前に見た撮影に使用したカメラシステムの様子を解説したページが再現されている事を発見しました。 それは午前3時頃の事だったのですが、 嬉しくなってサイトの中のあれこれのページを眺め夜明けまでそのまま時を過ごしてしまいました。
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塩の結晶 立体図 撮影

2022-03-27 18:35:06 | 雪の結晶撮影


 昨日のブログで 「鼓型の雪の結晶を立体図的に撮影する方法を今年のこれから半年ほどの時間を掛けて習得してみたい」。 そんな風な締めくくりの記事を書いた。

 実は今日の午前中、 昨夜寝床の中であれやこれやと考えた方法の一つを試してみました。 その方法は立体構造を持つ塩の結晶を被写体にして、 真上から見た平面図的な表現と斜め位置に設置したカメラで撮影する方法(立体図的に見えるはず)で撮影してみたのです。



 撮影の手順を説明します。


 

 まず、ラップフィルム試料ステージ上に塩の結晶を置き、 背面には雪の結晶撮影のときに使っている背景画像を配置し撮影。 これでご覧の様に平面図的な画像が撮れました。




 ついで撮影システムのベースユニット上に乗せてあるのカメラユニットをとりはずします。 するとカメラユニットで隠されて見えなかった撮影対象物が姿を現します。

 最後にカメラユニットに組み込んであった60 mm マクロレンズを組み込んだカメラを取り外し、 そのカメラで食塩の結晶を斜め上方から撮影するのです。 その際にカメラは三脚を使用して固定しました。



 塩の結晶の立体図的な画像
 表面に見える空色は背景画像の透過色




 使用した食塩結晶のサイズは(Top写真によれば)ほぼ2mm の立方体でした。 5年以上前に作った梅干しを保存したカメから採取した塩です。

 半年かけて結果が出れば良い・・・ そんな気持ちで居ましたが、 なんだか呆気無く手法を会得してしまった気分です。 実際の雪の結晶撮影現場(車の後部座席)でカメラを固定する方法を確定する必要があります。 まさか今回使用した大きな三脚は車室内部に持ち込み使用出来ませんから。 そのカメラの固定方法だけ解決すれば一丁上がりです!


 実際にはカメラユニットからカメラを取り外したり、 斜方からの撮影ポイントにカメラを固定する際に必要な作業時間が問題になります。 その間に雪の結晶は融解が続き、 形が崩れますからね。 10秒以内でその作業が出来る様にしてみたいと考えています。 そんな事に半年掛かるかな? それとも、 もしかすると鼓型の雪が試料ステージ上へ着地する姿勢(*1)を考慮すれば、 案外1分程度の作業時間が許されるかも知れないと考えたりしています。


(*1) 着地姿勢 試料ステージと接触するのは鼓型の両サイドの角板部分の縁であることが多く、 その試料ステージとの接触断面積は小さく熱の流入・融解が少ないと予想されます。

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撮影行日記 @3月22日

2022-03-25 09:45:09 | 雪の結晶撮影
3月25日 今朝の月

 雪の結晶撮影に出かけた日、 3月22日の様子を書いてみる。 午前中から午後にかけて降雪予報の出ていた前日に家を出発して伊東園・草津に宿泊した。 草津の手前 「道の駅・八ッ場ダム」の駐車場から電話を入れて宿泊予約を入れました。

 夕食を草津の宮田屋さんで摂ってから宿には7時ちょいと過ぎた頃にチェックイン。 宿のフロントで聞いた話、 宿泊料金は電話予約よりもホテル直営のWebページから手続きした方が安い料金になると聞きました。 それは以前に東横インのチェックイン手続き中にも感じた事が有りました。 東横インではロビーにインターネットにつながったPCが置かれ、 そのPCから予約手続きを進める事でインターネットでの事前予約料金が適用されるとの事でした。 当日飛び込み宿泊する方がフロントの従業員からその話を聞いて、 ロビーのPCを操作するのを見たのです。

 翌朝の朝食は7時から食事が始まる時間帯のカードをもらいましたので、 その時間帯に朝食を摂り始めました。 降雪は食事中に始まりました。 ただ落ちてくる雪の軌跡を目で追うとほぼ直線的で「舞い落ちる」感覚では無く、 直線的に落ちていると感じました。

 朝食を済ませ、 すぐに試料ステージの一つを車から宿の室内に移しました。 試料ステージの温度を室温に温める目的です。

 車中への撮影システムのセットアップや後部座席下のジャッキアップポイントへのジャッキ挿入は昨夜の内に済ませてあります。 残る撮影準備はカメラの組み込み、 ドア上部への仮設屋根設置、 後部ハッチバックドア部分に発泡プラスチックのスタイロフォームを挟み込み、 外気の車室内部への流入路の確保、 カメラの外部電源へのつなぎ込みと動作チェック等、 それら撮影に必要な準備をおよそ20分で整えました。

試料ステージの温度による雪の融解速度の違いを確認する実験 :

 夜の間、車室内に放置冷却しておいた試料ステージと宿の室内で温めた試料ステージで舞い落ちる降雪を受け止め、 雪が融解して型崩れする様子を見比べました。 明らかに室内から持ち出したばかりの試料ステージの方が結晶の型崩れが早く進行する事を目視で確認出来ました。

試料ステージの強制水冷 :

 室温下に放置した試料ステージをジップロックに封入、 それをステンレス製バットの中に雪を投入して用意した冷水の中に沈め、 さらにその上面に雪を乗せて強制冷却を開始しました。 およそ冷却開始して10分後に取り出し、 ラップフィルム面に降雪を受け、 それを撮影してみました。 夜間に車中放置で冷却しておいたステージとの比較した感じは「ほぼ同程度」と感じました。 今後、 自宅から撮影地に到着後に撮影準備を進める最初に強制水冷を開始すれば、 他の撮影準備を完了するとほぼ同時に撮影が開始出来ると想いました。

ラップフィルム試料ステージの性能 :


1. ラップフィルムステージでの撮影は降雪の採取(5sec )

2. 視野中心に興味ある雪の結晶が来る様にステージを動かす(5sec )

  昨日の記事で使用した 撮影経過時間と雪の形状変化・GIF動画の T 0 はこの時点
  つまり 降雪は最初のショットでも試料ステージ上で約10 sec 経過。

3. 必要ならフォーカス合わせ(5~10sec )

4. 必要なら背景画像の位置調整(5~10sec )

5. シャッターを切る(2sec )
   手ブレ防止タイマー時間

 以上の実験は10時半頃まで続けました。


 その後更に雪の撮影に専念すべく、  写真の右端の右向き矢印方向に在る伊東園ホテルよりも標高的に120mほど高い(そのぶんだけ気温低下が見込める)天狗山ゲレンデの駐車場に移動した。 そのスキー場の駐車場の位置は気象庁の草津・気象観測点とほぼ同じ標高です。

 移動後に撮影準備を済ませて撮影再開したのはAM11時頃だったか、 途中昼食休憩をはさみ、 PM2時まで撮影を続け、 その後撤収、 帰宅の途に着きました。 

 午前中は長靴で踏みしめる積雪は「クツ・クツ」と音を立てたが、 撮影を止める決断をした午後には「グツ・グツ」と湿気の多い雪の音に変化して、 仮設屋根に乗った雪を払い除ける際に手に感じる重みも増したと感じました。

 降雪は雲粒の付着の少ない六華の結晶、 鼓型、 針状と様々な雪と出会が出来ました。 さらに期待した様な実験も出来、 「天候に感謝!」 のシーズン最後となる、 好い撮影行となりました。
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試料ステージの 性能 確認実験

2022-03-24 12:27:42 | 雪の結晶撮影
ー1℃ 台の環境下で撮影した雪、 降雪採取直後に撮影

 今シーズンの雪の結晶撮影に使い始めた「ラップフィルム試料ステージ」。 それを作った目的は ー2℃より高い気温の環境下で、  雪の結晶の型崩れが少ない撮影が可能な事

 今シーズンの最初から使ってみた結果では「マイナス1℃、場合によっては 0 ℃でもなんとか撮影出来そうだ」との感触を得ていた。 しかしそれは結晶の厚みがある角板型にたいする物であって、 厚みの薄い六本の樹枝状結晶(おおかたの人がイメージする雪の結晶の形)に対してどうかのか? 降雪の中にそれが少なく、 不明な状態が続いていた。

 ところが今回(3月22日)の降雪の中には沢山の六本の樹枝状結晶が含まれていたし、 気象庁が発表している草津での公式気温データが-1~-2℃と言う恵まれた条件下で実験が出来た。




草津の気象観測地点 気象庁発表の緯度経度による、
道の駅の北に隣接した学校の敷地内部と思われる。

 

ラップフィルム試料ステージ 実験結果 :


1. マイナス 1℃で使用可能と確認した。

2. 雪を溶かした水で冷却すると、
   10分程度の短時間の冷却で使用可能と確認した。




撮影経過時間と雪の形状変化
右下の数字は経過時間 単位 Sec



ジップロックに封入した試料ステージ


ステンレス製バットに水を入れ雪を投入して冷水を作った
試料ステージをその冷水に沈め、 上に雪を載せた状態。
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