松の剪定 やり過ぎたかな?

2015-10-25 09:06:03 | 安曇野生活
 松の樹の剪定をしている人物、 高い三脚ハシゴの上を足場にして上半身を垂直よりも後方にのけぞらせている姿は高所作業に慣れた植木職と見えなくも無い。 しかしこれは安曇野に同行してくれた友人のトオルさんなのだ。

 今年の夏の滞在ではこの松の樹を除いた樹木の剪定はあらかた僕がやって置いたのだが、 松の木だけはボサボサ頭で残っていた。 それを見て「タナカ君、この松すこし手を入れた方が良いんじゃないか?」、「俺がやっても良いかな?」そんな事を言い出した。 ここ安曇野の”ひのみのの家”に来た人は、 食事を始め「自分の好きなように、それぞれ勝手にやる」そんな基本コンセプトがあるのだから、 僕が「駄目だ!」なんて言う筈が無い。 むしろ僕だって「もう少しなんとかしたい」と想っていたのだから、 「いいよ、でも気をつけてね」と言っただけ。

 ただねえ、柿の実を採る際に「タナカ君、藁縄ってさ水で湿らせると強くなるって知ってるか?」そんな事を言って、ハシゴの先端を樹に固定するために荒縄を使っていたのだが、 松の樹を剪定する作業の時にも、 自分の上半身のバランスを取るための腰縄として使い始めてしまったのだ。 「その高さの作業で、流石にそれはヤバイでしょ」と思ったから「ちょいとトオルさん、そこまでしてやる事は無いよ!」、「縄が切れたらアウトだぜ・・・」 そんな風に声をかけたけれど、 そのまま剪定作業は続いてしまいました。 まあ僕もトオルさんも沢登りなどで、それなりの高所での安全確保の技は身につけては居るけれど、相応の強度を持ったロープ等を使うべき、 しかし今回はそんな物は用意して来てませんでした。 柿の実採りが主目的だったからね。


 そして剪定を終えた松の状態がこれ。

 実際の松を見ると「サッパリして良い状態」そう感じたものだけれど、 この写真を見ると 「伐り過ぎてませんか?!」 そう感じますね。 でも立ち寄った隣のオジさんに言わせると「イイ、イイこれで」、「葉が少なくなりすぎて枯れちまっても、それはその時の事でせ」と言ってくれましたので、良しとしましょうかね。 脚立も高バサミも、この隣家のオジさんからの借り物です。




柿の実採り
  
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