大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

4/22 コルリ、オオルリ、キビタキなど・・春の渡り

2015年04月22日 | Weblog
 今日は朝から快晴、見事な青空が広がる。

 キビタキは各所で出合い、さえずりも。市民の森、飛騨の森、元射撃場、教育塔、本丸日本庭園池、愛の森などで計♂8羽。
 オオルリは、音楽堂西上、梅林南側上で♂、梅林南側上桜広場で♀の計3羽。
 コルリは市民の森で♂1羽。

 今朝の夏鳥は多くない。渡りは波のように増減を繰り返して大阪城公園を通過していくので、日によって変わる。ちなみにコルリ昨日は、市民の森、愛の森、天守閣東配水池に出ている。
 毎日のように通えるならいいが、狙い撃ちでこの日! とは、いかない。鳥運もある。

 でもこれが野鳥の面白さだと思っている。振られるのも楽しみのうち。
 出会いが少なかった時は、緑の中を散歩できることを楽しめばいい。

 内堀で何か工事していると思ったら、黄金の船を走らせるようだ。
 実にくだらん!! 少し前に、公園内に汽車自動車を走らせた事があった。バカなことをすると冷やかに見ていたが、事故多発で廃止になった。

 基本的に間違っている。緑の少ない大阪市の中で、大阪城公園の最大の価値は緑と空間。遊園地みたいな施設じゃない。この緑の空間は、市民の最大の財産なのだ。
 せめて、くだらない行事は夏の間に終わってほしい。ここは秋になると、シベリアからカモたちが越冬にやってくる場所。

 アカハラによく出合った。社会運動顕彰塔では4羽、太陽の広場東の森で3羽、市民の森で2羽、計10羽。
 この時期にアカハラが<増えるのは例年のとおり。大阪より南で越冬していたものが北へ帰る途中に通過していくのだろうと思っている。詳しく調査したわけではない。
 でも、どこで越冬していたのだろう。四国、中国、それとも九州。何かすっきりしない。

 シロハラは、各所で14羽。 ツグミは4羽。

 シジュウカラのさえずりをよく耳にしたが、他にエゾムシクイとセンダイムシクイのさえずりも数か所で。
 ウグイスの鳴き声は、音楽堂西上と太陽の広場東の森の2か所で。まずまずの歌い方。

 最近話題になっているのが 奄美出身の歌手 「きずきみなみ」
 この声とか息とか、持って生まれたものだろう。すごいなーと思う。

 夏鳥は他に、クロツグミ♂飛騨の森。
 ヤブサメも飛騨の森。
 ツバメは、南外堀、城南地区、一番やぐら、西の丸庭園などで計8羽。

 いよいよ少なくなったカモ。キンクロハジロが、南外堀7、北外堀6の計13羽。ヨシガモ♂内堀。
 たしか昨年、北外堀には越夏しているホシハジロとキンクロハジロの♀がいた。

※追加情報=フクロウ。昨日も西の丸庭園などで見られていたが、今日はカラスに追われ、北外堀の石垣の隙間に入ったとのこと。暗くなってきたので、多分カラスの攻撃はとまると思われる。夜間のうちに他所へ移動すればいいのだが。やや心配。

 大将からの再情報によると、午後7時9分に飛び立ったとの事。これで一安心。
 その他、市民の森でヤブサメ、コマドリ♀、クロツグミ♀、クロジ3。

●今日の素敵な鳥たち。
 シロハラ、アカハラ、カワラヒワ、コゲラ、アオジ、エゾムシクイ、シジュウカラ、メジロ、カワウ、センダイムシクイ、キビタキ、コルリ、クロツグミ、ヤブサメ、オオルリ、アオバト、ツグミ、モズ、ウグイス、キンクロハジロ、ツバメ、ヨシガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、フクロウ、コマドリ、クロジ。
コメント
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