大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/22 キビタキ、センダイムシクイ。徐々に秋の渡りが・・・

2016年08月22日 | Weblog

 高校野球もオリンピックも終わった。たくさんの感動を残して。

 夏鳥の秋の渡りは静かに徐々に始まっている。きっと鳥たちの体内では 「うずうず」 したものが、うごめいているに違いない。

 繁殖したこの場所をそろそろ離れようかな・・・。ここに居てはいけない。

 「南へ行かないといけない」 理由は分からないけど、父も母もそうだった。祖父も祖母もそうだった。 ずーっとずーっと先祖は、秋が近づくと数千キロ先の南へ旅立った。だから私も旅立たないと・・・そんな気持ちかも。

 そうして繁殖地を出発した鳥たちが、中継地として大阪城公園に立ち寄る。それを私たちが楽しませていただく。 東南アジアで数か月過ごした鳥たちは、来春に再び日本を目指して旅立つ。

 日本に戻ってこられるのはごく少数。ほとんど死んでしまう。大阪城公園を通過した鳥たちが、東南アジアに向かう途中で天敵に襲われたり、嵐など激しい気象に巻き込まれたりする。

 来春には再び同じ苦難の道を通って日本に帰ってくる、無事到着するのは数パーセントくらいだろうか。いつもそうそんな思いで鳥たちを見ている。今朝の大阪城公園で出会った鳥たちに万感の思い。来春には無事帰って来てくれ!

 センダイムシクイは、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森で計4羽。

 キビタキは、♀型が沖縄復帰の森と飛騨の森。

 ツバメ1羽がもみじ園上を旋回。

 カワウは、第二寝屋川と南外堀。

 アオサギは、人工川1羽よ水上バス乗り場に1羽。

 カルガモは、西外堀に5羽と第二寝屋川に1羽。

 ゴイサギは、北外堀の青屋門近くに1羽、成鳥。

 特別な種はなかったが、静かに秋の渡りが始まっている。秋はそこに。

●今日の素敵な鳥たち。

 カワウ、シジュウカラ、センダイムシクイ、メジロ、ツバメ、キビタキ、アオサギ、カルガモ、ゴイサギ、キンクロハジロ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 

コメント
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