自分の子の卒業式へ出席するために、自分が卒業生の担任であるにもかかわらず、勤務校の卒業式を欠席した教員が。
賛否両論ある。いいじゃないかという意見は…
「年休をとって休むのに何が問題なのか?年休を承認するのは校長。校長が認めたのだから大威張りで休めばよい」
「イクメンとやらで、1年間の育児休暇を取った男性教員がいます。そんな時代ですから、我が子の成長の節目の儀式に立ち合うのは当然。卒業生の担任であっても休みをとって、我が子の卒業式へ出るのがむしろ正しい考え方です」
「教員であっても、我が子を優先する時があってもよいのではないか(教員)」
一方ダメじゃないかという意見は…
「卒業式は特に大事な節目の行事。担任として送り出すという重大任務があります。自分の子どもが6年生になるのであれば、6年生の担任になってはいけません。担任した子どもたちに責任を果たせないから」
「その先生が、権利をタテに休むとしたら、教員の資質がないといわなければならない。それを許した校長も」
「児童はもちろん、保護者だって卒業担任が欠席ということは、不信感をもつだけです。それまで築いてきた信頼関係は、卒業式の日をもって崩れ落ちます」
「公立の小学校同士、日程が重なるのは仕方がない。教員の責任は全うしなければならない」
教育界における「教員の資質能力の向上」、このフレーズ30年以上も前から変わっていない。つまり、資質も能力も向上していないということか。実は、卒業式だけではない。新入生の担任になった教員が、我が子の入学式出席のために勤務校の入学式を欠席したケースもある。これはつまり…希望に満ちたピカピカの1年生たち、義務教育初の担任の先生はどんな先生かなーっ。えぇーっ!初顔合わせの入学式の日、担任は、オ・ヤ・ス・ミ!
では運動会はどうなんだ?午前中は年休で我が子の学校の運動会へ。午後は、勤務校の運動会にもどる…こんな感じで休みを取っている。悪質な例としては、日曜日の開催だと、我が子の運動会と、勤務校の運動会が重なる。それならばと、職員会議で土曜日開催を主張。「土曜日は休みでない保護者が多いので…」という管理職の声など、一喝で消す。こういうこともあるようですよ。
さて、我が子の卒業式に出席するために、自分が卒業生の担任であるにもかかわらず休む教員…
理解してあげなければならないことは、「我が子の入学式、卒業式に一度も出席したことがない教員がいてもいいのか?」という点。これは、校内人事で「入学、卒業の子を持つ教員は、新入生、卒業生の担任にしない」この暗黙のルールをを作っておけばよい。そうすれば勤務校の儀式を休んでも、目立たないし、後ろめたくない。
校長が、我が子の入学式・卒業式に出席するために、自校の儀式を休むということについてはどうなんだって?こ、校長先生は、自分の勤務校の儀式を休んではいけません。私の知る限りでは、病気入院で、儀式を休んだ校長がおります。この場合は、しょうがない。そのために、教頭先生がおられる。
賛否両論ある。いいじゃないかという意見は…
「年休をとって休むのに何が問題なのか?年休を承認するのは校長。校長が認めたのだから大威張りで休めばよい」
「イクメンとやらで、1年間の育児休暇を取った男性教員がいます。そんな時代ですから、我が子の成長の節目の儀式に立ち合うのは当然。卒業生の担任であっても休みをとって、我が子の卒業式へ出るのがむしろ正しい考え方です」
「教員であっても、我が子を優先する時があってもよいのではないか(教員)」
一方ダメじゃないかという意見は…
「卒業式は特に大事な節目の行事。担任として送り出すという重大任務があります。自分の子どもが6年生になるのであれば、6年生の担任になってはいけません。担任した子どもたちに責任を果たせないから」
「その先生が、権利をタテに休むとしたら、教員の資質がないといわなければならない。それを許した校長も」
「児童はもちろん、保護者だって卒業担任が欠席ということは、不信感をもつだけです。それまで築いてきた信頼関係は、卒業式の日をもって崩れ落ちます」
「公立の小学校同士、日程が重なるのは仕方がない。教員の責任は全うしなければならない」
教育界における「教員の資質能力の向上」、このフレーズ30年以上も前から変わっていない。つまり、資質も能力も向上していないということか。実は、卒業式だけではない。新入生の担任になった教員が、我が子の入学式出席のために勤務校の入学式を欠席したケースもある。これはつまり…希望に満ちたピカピカの1年生たち、義務教育初の担任の先生はどんな先生かなーっ。えぇーっ!初顔合わせの入学式の日、担任は、オ・ヤ・ス・ミ!
では運動会はどうなんだ?午前中は年休で我が子の学校の運動会へ。午後は、勤務校の運動会にもどる…こんな感じで休みを取っている。悪質な例としては、日曜日の開催だと、我が子の運動会と、勤務校の運動会が重なる。それならばと、職員会議で土曜日開催を主張。「土曜日は休みでない保護者が多いので…」という管理職の声など、一喝で消す。こういうこともあるようですよ。
さて、我が子の卒業式に出席するために、自分が卒業生の担任であるにもかかわらず休む教員…
理解してあげなければならないことは、「我が子の入学式、卒業式に一度も出席したことがない教員がいてもいいのか?」という点。これは、校内人事で「入学、卒業の子を持つ教員は、新入生、卒業生の担任にしない」この暗黙のルールをを作っておけばよい。そうすれば勤務校の儀式を休んでも、目立たないし、後ろめたくない。
校長が、我が子の入学式・卒業式に出席するために、自校の儀式を休むということについてはどうなんだって?こ、校長先生は、自分の勤務校の儀式を休んではいけません。私の知る限りでは、病気入院で、儀式を休んだ校長がおります。この場合は、しょうがない。そのために、教頭先生がおられる。