航空大学校のビーチクラフト機が北海道の山中に墜落。その翌日、ビーチ社の小型機に乗るハメに…。
過去の経験から、「飛行機事故は、連鎖反応的に起こる」と、思っていたものですから、さすがの私でも少々不安が。
小型機は、9か月前にペルーのナスカ高原のフライトで、いやというほど乗っています。その時は、冷や汗をドップリかいて、すっかり体調を崩しました。
この度、「乗っていただきたく…」と言われると…。辞書から、「拒否」という言葉のページを切り取ってあるものですから、断ることが出来ないのです。
パイロットが、70歳ぐらいの多弁な方で…私をおだてても、彼には何の得も無いのに…。「お、おい。御機嫌取りしなくてもいいから、しっかり前を向いて運転しろよ」と、言いたい気持ちでしたが…気分を害されてアクロバット飛行されては寿命が縮まってしまいます。微笑みを浮かべて頷くのみで…。
この老パイロット、操縦という感じではありませんで、「運転」でした。鼻歌交じりで、鼻毛を抜く余裕も。エンジンをかけて、あとは操縦桿一本でOK。
操縦席横の私の前にも操縦桿が。つまり、パイロットが異変を起こした場合、私が運転して不時着しなければならないわけ。年齢からして、飛行中に脳梗塞および心筋梗塞…気を失う可能性が否定できない。しかし、私への運転の仕方の説明は無し。私は、左目で運転の仕方を盗み見ながら、右目では不時着地点の川とか畑を物色しておりました(出目金だね)。そのうち飛行終了。私の出番はありませんでした。
田舎(人口4.5万人)とバカにしておりましたが、小型機を操縦できる市民は、20人ほど。モーターグライダー、グライダーの操縦資格を持つ人を合わせると200名を越える。「マイ小型機」「マイグライダー」をもつ人も。グライダー格納庫(グライダーは折りたたんで格納するので大きな倉庫は不要。育成牛の個室のような形状)の数が半端じゃない。田舎にこんな一面があったとは!チョッピリ驚きました。飛行機操縦の言語は英語ですから、この田舎町に英語で交信出来る人が…人口の割には、多いんじゃないの?
ただ…これは、言わずが華なのでしょうが…パイロットの皆さん…御高齢。自動車の運転は、高齢の方には特別なテストが用意されているのですが…。飛行操縦士には…ないみたい。
なお、グライダーに搭乗した家人の感想は…(夫の七光りで、グライダーに無料搭乗。えっ?夫の「頭頂部七光り」の間違いじゃないかって?オイオイ!…しょうがないので、訂正します。「夫の薄毛とは無関係で、グライダーに無料搭乗…」)
「パラシュートを背負わされたんだけど、どうやったら開くかの説明が無く、単に暑いだけでしたねーっ。後部座席にスポッと乗り込んだのですが、見えるのは空ばかり…(←座高が低いので、景色が見える高さに届いていないだけの話)。600m上空から、空を見たというわけで、地上から見る空とは変わりなかったわ」(「パラシュートの開き方を教えたら試行するタイプのオバサン」と、見られたと思います。空の見え方については…天然ぶりを遺憾なく発揮ということで…)
スカイスポーツの問題点は、騒音。毎度毎度苦情殺到なのだそうで…「赤ん坊が寝ている!飛行をヤメロ!」「俺は、夜働いているんだ。昼間は寝なければならないんだ!飛行機を飛ばすのはやめろ!」
私は、どちらの味方をした発言をするのがよいか…。すでに無料で乗せてもらったので、飛行奨励意見…収賄になってしまいますかね…。
過去の経験から、「飛行機事故は、連鎖反応的に起こる」と、思っていたものですから、さすがの私でも少々不安が。
小型機は、9か月前にペルーのナスカ高原のフライトで、いやというほど乗っています。その時は、冷や汗をドップリかいて、すっかり体調を崩しました。
この度、「乗っていただきたく…」と言われると…。辞書から、「拒否」という言葉のページを切り取ってあるものですから、断ることが出来ないのです。
パイロットが、70歳ぐらいの多弁な方で…私をおだてても、彼には何の得も無いのに…。「お、おい。御機嫌取りしなくてもいいから、しっかり前を向いて運転しろよ」と、言いたい気持ちでしたが…気分を害されてアクロバット飛行されては寿命が縮まってしまいます。微笑みを浮かべて頷くのみで…。
この老パイロット、操縦という感じではありませんで、「運転」でした。鼻歌交じりで、鼻毛を抜く余裕も。エンジンをかけて、あとは操縦桿一本でOK。
操縦席横の私の前にも操縦桿が。つまり、パイロットが異変を起こした場合、私が運転して不時着しなければならないわけ。年齢からして、飛行中に脳梗塞および心筋梗塞…気を失う可能性が否定できない。しかし、私への運転の仕方の説明は無し。私は、左目で運転の仕方を盗み見ながら、右目では不時着地点の川とか畑を物色しておりました(出目金だね)。そのうち飛行終了。私の出番はありませんでした。
田舎(人口4.5万人)とバカにしておりましたが、小型機を操縦できる市民は、20人ほど。モーターグライダー、グライダーの操縦資格を持つ人を合わせると200名を越える。「マイ小型機」「マイグライダー」をもつ人も。グライダー格納庫(グライダーは折りたたんで格納するので大きな倉庫は不要。育成牛の個室のような形状)の数が半端じゃない。田舎にこんな一面があったとは!チョッピリ驚きました。飛行機操縦の言語は英語ですから、この田舎町に英語で交信出来る人が…人口の割には、多いんじゃないの?
ただ…これは、言わずが華なのでしょうが…パイロットの皆さん…御高齢。自動車の運転は、高齢の方には特別なテストが用意されているのですが…。飛行操縦士には…ないみたい。
なお、グライダーに搭乗した家人の感想は…(夫の七光りで、グライダーに無料搭乗。えっ?夫の「頭頂部七光り」の間違いじゃないかって?オイオイ!…しょうがないので、訂正します。「夫の薄毛とは無関係で、グライダーに無料搭乗…」)
「パラシュートを背負わされたんだけど、どうやったら開くかの説明が無く、単に暑いだけでしたねーっ。後部座席にスポッと乗り込んだのですが、見えるのは空ばかり…(←座高が低いので、景色が見える高さに届いていないだけの話)。600m上空から、空を見たというわけで、地上から見る空とは変わりなかったわ」(「パラシュートの開き方を教えたら試行するタイプのオバサン」と、見られたと思います。空の見え方については…天然ぶりを遺憾なく発揮ということで…)
スカイスポーツの問題点は、騒音。毎度毎度苦情殺到なのだそうで…「赤ん坊が寝ている!飛行をヤメロ!」「俺は、夜働いているんだ。昼間は寝なければならないんだ!飛行機を飛ばすのはやめろ!」
私は、どちらの味方をした発言をするのがよいか…。すでに無料で乗せてもらったので、飛行奨励意見…収賄になってしまいますかね…。