マスコットキャラクター…数えはじめましたが、飽きました。大変な数になっています。印象深いのは、「せんとくん」。一休さんの頭から鹿の角が生えるのは、よくないと思いますがね。あの不気味さで、支持率が上がったとか。あれが好みという人が多いということで…まあ、好きなようにしてくれーっ!
「チデジカ」は、おもしろかったです。「地デジ化」と、ともに消えてしまった「チデジカ」。もう少し生かしてあげてもよかったかな。
「まんべくん」は、北海道長万部町(おしゃまんべちょう)の公式キャラクター。まんべくんは、生意気にもツイッターをやっておられた。そのツイッターが毒舌で、「2011年上半期、最も知名度をあげたゆるキャラ」と言われるまでになった。
「まんべくん」の容姿は、「丸い頭にホタテ型の耳、カニの体」。早い話が…「毛がに」です。とても毒舌には見えない。
まんべくんがなぜツイッターで毒舌なのか?長万部町の公式キャラクターなのですが、ツイッターの運営は、民間企業が行っていた。つまり、まんべくん管理人だったエム社社長が毒舌…。
問題となったツイッターの内容は…
明日は終戦記念日だからまんべくん戦争の勉強するねッ!戦争のドキュメンタリー番組を見たッ!当時の日本は北朝鮮状態。どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです。日本の犠牲者三百十万人。日本がアジア諸国民に与えた被害者数二千万人。
これは、読んで怒る人が続出しますよ。まんべくんは、長万部町活性化のためのキャラクター。日本が侵略戦争をしたとか、しないとかをツイートしてはいけません。北朝鮮のどの状態と一緒だというのか!
では、まんべくん管理人は、どんな弁解のコメントを発表しているか?
1 長万部町は全く商業施設が無く、観光客が来てもリピーターになってくれない。地名(が有名)の割には、ど田舎。そこで、まんべくんに、長万部の駄目な部分を言ってもらうことにした。(←駄目なところを知らせると、リピーターが増えるのか?駄目なところを見に長万部まで行く人が、どこの世界にいますか!)
2 駄目なところを知って覚悟をもって町に来ていただくのと、何も知らないで町に来ていただくとでは満足度が違います。(←ま、まんぞくど!長万部町へ行って満足できるモノって…無い。つまり、満足度という言葉を使うことは出来ないのです)
3 まんべくんには、長万部町の美味しいものしかつぶやかないのではなく、まずいものには、ハッキリまずいと言えるようになってほしかった。(←美味いとかまずいは、味覚の主観。カラスミより、タラコのほうが美味いといったら、まんべくんに叱られるのかねぇ)
そんなわけで、毒舌のまんべくんが活躍してきたわけですね。調子に乗って、戦争問題に踏み込んでしまった。毛がにの「脳みそ」はその程度ということか。
「まんべくん」の使用許諾権差止となって、この一件は落着…。で、誰が被害者で、誰が悪い人?「そりゃあ、まんべくんの元管理人が悪い人で、長万部町が犠牲者だろう!」って?本当にそうでしょうか?
長万部町は、国鉄の全盛期には、函館本線と瀬棚線の接続駅として、飛ぶ鳥を落とす町でした。街には、カラスやスズメが沢山落ちておりましたよ!ウソです。と、ところが過疎の波で、瀬棚線が廃止。そうなると、「(毛がにの)かにめし」に頼るしか…。あれあれ、高速道路が出来て、長万部の街の中を通る車が激減。「かにめし」も、売れませーん。辺地の貧乏町に成り下がった。こうなったら、町村合併だ!ところが近隣町は、「長万部とは合併したくない。なんで、長万部の負債を、我々までがかぶらなければならないんだ」。
この度の、まんべくんの「日本の侵略戦争が全てのはじまり」で、沈滞の底に沈んでいた長万部町が、一躍その名を全国に知らしめました。つまり、長万部町は、被害を受けたのではなく、得をした。
これで長万部町の知名度は、しばらく安泰です。日本には、人々に忘れられそうになったら、「自殺未遂で知名度を回復する」芸能人がおりました。記憶にあるだけで3~4回は自殺未遂。今はもう諦めたのか、自殺未遂しませんが。これって、似てませんか?負のアクションで、知名度を回復…これって、日本古来の方策なのかな。
「チデジカ」は、おもしろかったです。「地デジ化」と、ともに消えてしまった「チデジカ」。もう少し生かしてあげてもよかったかな。
「まんべくん」は、北海道長万部町(おしゃまんべちょう)の公式キャラクター。まんべくんは、生意気にもツイッターをやっておられた。そのツイッターが毒舌で、「2011年上半期、最も知名度をあげたゆるキャラ」と言われるまでになった。
「まんべくん」の容姿は、「丸い頭にホタテ型の耳、カニの体」。早い話が…「毛がに」です。とても毒舌には見えない。
まんべくんがなぜツイッターで毒舌なのか?長万部町の公式キャラクターなのですが、ツイッターの運営は、民間企業が行っていた。つまり、まんべくん管理人だったエム社社長が毒舌…。
問題となったツイッターの内容は…
明日は終戦記念日だからまんべくん戦争の勉強するねッ!戦争のドキュメンタリー番組を見たッ!当時の日本は北朝鮮状態。どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです。日本の犠牲者三百十万人。日本がアジア諸国民に与えた被害者数二千万人。
これは、読んで怒る人が続出しますよ。まんべくんは、長万部町活性化のためのキャラクター。日本が侵略戦争をしたとか、しないとかをツイートしてはいけません。北朝鮮のどの状態と一緒だというのか!
では、まんべくん管理人は、どんな弁解のコメントを発表しているか?
1 長万部町は全く商業施設が無く、観光客が来てもリピーターになってくれない。地名(が有名)の割には、ど田舎。そこで、まんべくんに、長万部の駄目な部分を言ってもらうことにした。(←駄目なところを知らせると、リピーターが増えるのか?駄目なところを見に長万部まで行く人が、どこの世界にいますか!)
2 駄目なところを知って覚悟をもって町に来ていただくのと、何も知らないで町に来ていただくとでは満足度が違います。(←ま、まんぞくど!長万部町へ行って満足できるモノって…無い。つまり、満足度という言葉を使うことは出来ないのです)
3 まんべくんには、長万部町の美味しいものしかつぶやかないのではなく、まずいものには、ハッキリまずいと言えるようになってほしかった。(←美味いとかまずいは、味覚の主観。カラスミより、タラコのほうが美味いといったら、まんべくんに叱られるのかねぇ)
そんなわけで、毒舌のまんべくんが活躍してきたわけですね。調子に乗って、戦争問題に踏み込んでしまった。毛がにの「脳みそ」はその程度ということか。
「まんべくん」の使用許諾権差止となって、この一件は落着…。で、誰が被害者で、誰が悪い人?「そりゃあ、まんべくんの元管理人が悪い人で、長万部町が犠牲者だろう!」って?本当にそうでしょうか?
長万部町は、国鉄の全盛期には、函館本線と瀬棚線の接続駅として、飛ぶ鳥を落とす町でした。街には、カラスやスズメが沢山落ちておりましたよ!ウソです。と、ところが過疎の波で、瀬棚線が廃止。そうなると、「(毛がにの)かにめし」に頼るしか…。あれあれ、高速道路が出来て、長万部の街の中を通る車が激減。「かにめし」も、売れませーん。辺地の貧乏町に成り下がった。こうなったら、町村合併だ!ところが近隣町は、「長万部とは合併したくない。なんで、長万部の負債を、我々までがかぶらなければならないんだ」。
この度の、まんべくんの「日本の侵略戦争が全てのはじまり」で、沈滞の底に沈んでいた長万部町が、一躍その名を全国に知らしめました。つまり、長万部町は、被害を受けたのではなく、得をした。
これで長万部町の知名度は、しばらく安泰です。日本には、人々に忘れられそうになったら、「自殺未遂で知名度を回復する」芸能人がおりました。記憶にあるだけで3~4回は自殺未遂。今はもう諦めたのか、自殺未遂しませんが。これって、似てませんか?負のアクションで、知名度を回復…これって、日本古来の方策なのかな。