アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

水を飲む…熱中症対策?夜間頻尿対策?

2013年08月16日 | Weblog
 熱中症で亡くなる人のニュースが…元気盛りのアメフト部の高校生まで熱中症で亡くなりました。試合中でも、「水分補給の時間」をとっていたというのですがね。

 何が変わったのでしょうか?と、言うのは、少なくても30~40年前の運動部の中高生が熱中症で亡くなったという話は…あったとしても非常に少数のはず。もっとも、当時は「熱中症」という言葉は使われていなかった。「日射病」とか「熱射病」という言葉が使われておりました。(1990年代になってから、日射病、熱射病を含めた総称として熱中症が使われ始めた)
 その昔の話で重要なのは、「部活中に水を飲んではいけない」という教えが頑なに守られていたということ。この点は、今の部活動の対極です。今は、とにかく、「水分補給」ですから。

 話が逸れますが、ダイエットが目的でスポーツジムに通い始めた女性の愚痴…
 ・・・血圧と体重を計測してから運動を始めるんですけどねぇ、10分毎に水分を補給しなければならない。トレーニングが終わってまた血圧と体重を計測するのですが…、「始める前より、終わったあとのほうが太ってるぅーっ!トレーニングしたら太るってどーゆーこと!」
 まあ、汗の量より摂取した水分が多かったってことでしょう。

 閑話休題。
 真夏でも水分摂取厳禁の時代に熱中症で倒れる子などいなかったのに、頻繁に水分を補給できる今のほうが熱中症が多いってどーゆーこと?何か変わったのか?

 30年前の7月の平均気温と、今年の7月の平均気温では、多くの都市で、今年のほうが、「3℃前後高い」という(気象庁データ)。これが熱中症が増えている原因か?
 3℃くらい大したことがないように思われるかも知れませんが、3℃と言いますと…「+1℃と、-2℃の違い」であり、「39℃と42℃の違い」…このように見ると、3℃というのは大きな違いです。

 私の場合、500mlの水やスポーツドリンクを一気飲みして水分補給をするのですが、これが良くないんだと!
 「一度にたくさんの水(200ml以上)を補給してしまうと、血液には吸収されず排泄されてしまいます。ですから、水分補給にならないのです」…そうだったのかぁ!
 つまり、水分補給は、「あたかも水を噛むようにして飲む」のが正しいということになる。あと、こまめに少量づつ。

 私の習慣は、ことごとく間違った習慣だった。水分補給で唯一褒められた習慣は…
 夜中にトイレに起きたあと、排出した量と同じくらいの水分を補給する習慣。これは必要なことなんですと!
 ただ…これも、私の場合1回トイレに起きたら200ml飲む。夜中に3回はトイレに起きますから(典型的な夜間頻尿オヤジですもんで)…合計、夜中に600mlの水を飲んでいることになる。飲み過ぎでしょうか…。