「忍者」…幼少の頃は、猿飛佐助、霧隠才蔵が頭の中を駆けめぐっておりました!母の裁縫道具の竹製の「鯨尺」をズボンのベルトにさして遊んでいました。鯨尺を忍者刀に見立てたわけです。忍者刀は、日本刀独有の反りが少なく、「直刀」に分類されますが、鯨尺は反り無し。もっとも、それを知って忍者刀に見立てたわけではありませんがね。
30年ほど前に、「根来(ねごろ)」という姓の人と知り合いになりました。その時おそるおそるたずねてみました。
「あのう、根来さんって、根来忍者と関係あるのでしょうか?」
「はい、よく御存知ですね。根来忍者の直系の子孫です」
「そんな忍者は知りません。からかわないで!」と、斬り捨てられるかと思ったのに…!本物の根来忍者でした。
あと、ボストンのダウンタウンの歯医者が入っているビルに何度か行ったことがありました。もちろん歯の治療に行っていたのですがね。何度目かに、たまたま一緒にエレベーターに乗り合わせることがある掃除夫の黒人のお兄さんと、この日も一緒になりました。
いつも、私を遠慮なく観察していることは知っていました。この日は、もう我慢ならん!と、決意したらしく話しかけてきました。
「オマエは、忍者か?」
ウソをつくわけにいかないので、「No」と応えましたがね。眼光が鋭く、体の動きにキレがある日本人は、「忍者」に見えるのでしょうか。彼が忍者に興味津々であったことは確かですね。
9月6・7日(金・土)、三重大学人文学部30周年記念事業が、三重県伊賀市上野丸之内で行われるという。テーマは、「忍者からみた日本と中国―交流の歴史と未来」。これは、面白いこと間違いなしと思います。
session1では、忍者の原像と変容―日本・中国との影響関係
忍者のイメージを歴史的に遡り、中国文化からどのような影響を受けて形成されたかを考える。・・・日本の忍者が、中国文化から影響を受けていた!ま、まさか、「日本は忍者を中国から盗んだ」ってことにはならないでしょうね。
session2 「忍者」像の形成と現代文化
現代の情報化社会のなかで、忍者のイメージが国際的にどのように広がっているかを考える。・・・忍者は国際的に広まっていた!欧米だけかと思っていたのに。
session3 「忍者」像の展開と交流の可能性―クロスカルチュラルの若者文化
まあ、日本と中国が、「忍者」を介して仲良くなれるといいですがね。
特別企画で、忍者体験講座が開かれ、忍者の技を学ぶのだそうで…私のように眼光鋭い武闘派ともなると、この忍者体験講座が最も楽しみですかね。
日中関係は、この度の全国戦没者追悼式での発言や、閣僚の靖国神社参拝を巡り火に油を注いだような状態になっている。忍者に何かを期待するのはお門違いだろうって?…期待するのは、「大まじめに忍者について語り合ってくれ!」ということだけです。付録として何かがついてきてくれると嬉しいですがね。
30年ほど前に、「根来(ねごろ)」という姓の人と知り合いになりました。その時おそるおそるたずねてみました。
「あのう、根来さんって、根来忍者と関係あるのでしょうか?」
「はい、よく御存知ですね。根来忍者の直系の子孫です」
「そんな忍者は知りません。からかわないで!」と、斬り捨てられるかと思ったのに…!本物の根来忍者でした。
あと、ボストンのダウンタウンの歯医者が入っているビルに何度か行ったことがありました。もちろん歯の治療に行っていたのですがね。何度目かに、たまたま一緒にエレベーターに乗り合わせることがある掃除夫の黒人のお兄さんと、この日も一緒になりました。
いつも、私を遠慮なく観察していることは知っていました。この日は、もう我慢ならん!と、決意したらしく話しかけてきました。
「オマエは、忍者か?」
ウソをつくわけにいかないので、「No」と応えましたがね。眼光が鋭く、体の動きにキレがある日本人は、「忍者」に見えるのでしょうか。彼が忍者に興味津々であったことは確かですね。
9月6・7日(金・土)、三重大学人文学部30周年記念事業が、三重県伊賀市上野丸之内で行われるという。テーマは、「忍者からみた日本と中国―交流の歴史と未来」。これは、面白いこと間違いなしと思います。
session1では、忍者の原像と変容―日本・中国との影響関係
忍者のイメージを歴史的に遡り、中国文化からどのような影響を受けて形成されたかを考える。・・・日本の忍者が、中国文化から影響を受けていた!ま、まさか、「日本は忍者を中国から盗んだ」ってことにはならないでしょうね。
session2 「忍者」像の形成と現代文化
現代の情報化社会のなかで、忍者のイメージが国際的にどのように広がっているかを考える。・・・忍者は国際的に広まっていた!欧米だけかと思っていたのに。
session3 「忍者」像の展開と交流の可能性―クロスカルチュラルの若者文化
まあ、日本と中国が、「忍者」を介して仲良くなれるといいですがね。
特別企画で、忍者体験講座が開かれ、忍者の技を学ぶのだそうで…私のように眼光鋭い武闘派ともなると、この忍者体験講座が最も楽しみですかね。
日中関係は、この度の全国戦没者追悼式での発言や、閣僚の靖国神社参拝を巡り火に油を注いだような状態になっている。忍者に何かを期待するのはお門違いだろうって?…期待するのは、「大まじめに忍者について語り合ってくれ!」ということだけです。付録として何かがついてきてくれると嬉しいですがね。