アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「怖いもの合戦」 日本VSタイ

2010年05月21日 | Weblog
 バンコクの友人(おなじみのジャンボ氏)のマンションは空いている期間が長い(中国に拠点を移したため)。「いつでも来て住んでいいぞー」このセリフは社交辞令ではなく、本心。そんなわけで、一昨年は長期間おじゃました。今年も、数か月おじゃましようと計画していた。

 この時季のタイは、フルーツが豊富。火焔樹が真っ赤に燃えている。ゴルフが、お手頃価格で楽しめる。タイ式マッサージも、去勢手術…ではなく性転換した人がやってくれるので、握力が強いから(肩こりについては横綱級の私には)大変合っている。
 バンコクはハブ空港で、「ブータン行き」の便も出ている。29日までの滞在ならビザが不要。29日近くなったら、ブータンへ行こう…。まだ行っていないラオスへも簡単に行けるぞ…。このような計画を立てていた矢先、ドンパチが始まった。日本人カメラマンも犠牲になった。前回バンコクへ行った直前にも、タクシンだかタクアンだか知らないがデモがあった。この時は、国王の、「もうヤメトケ」の一声で治まった。今回は、国王…とうとう出てこなかった(御高齢ということか?)。警察とデモ隊の銃撃戦(こういうことって、あるのか?!銃撃戦ということは双方が銃を持っているということ…あったんだからしょうがないのですがね)の結果、ようやく表面的には治まった(19日)。しかし、タイ行きは当分無理かな…。デモ隊の過激派がゲリラ戦を展開するでしょうから。

 タイと日本、似ているなあと思うもの一つが、「怖いもの」です。
 日本の怖いものは…「地震、雷、火事、オヤジ」。もっとも現代は、「オヤジ」は、怖くないものに成り下がっているようだが…。オヤジが怖くない日本は、魅力ないっす。誰が悪いのかって?オヤジが悪いからこうなったのですね。オヤジがもの分かりがいい人を演出しているうちに、疎んじられる存在になってきた。

 タイの怖いものは、「象、コブラ、使用人、奥さん」。
 日本もタイも、暮らしに密着したものに怖さを感じていることが分かります。 象は人を襲います。「年寄りの象は、長年世話になった象使いを殺すことがある。いつ襲撃があるかわからない」よくいわれていることですが…。「天城越え」という流行歌の歌詞に、象が象使いを殺す理由が込められていると思います。
 地震も、いつどのような形で起こるか分からない。象と地震…関係なさそうで、大いに共通点があるわけです。

 コブラに噛まれてしまうと、この世ともお別れ。雷の直撃も、コブラの攻撃と似ています。私も、バンコク郊外へ出かけたときなどはコブラに注意しました。地元の人も、「コブラ?もちろんいるよ!」と言っていたし…。
 日本の「火事」とタイの「使用人」に何か共通するものがあるのかって?大ありです。火事は、慣れと油断で起こることがあります。使用人も、慣れと油断で配慮を欠き恨まれたりする。そうなるとやっかいなものです。
 オヤジと奥さんは…日本のオヤジのていたらくに比べると、タイの奥さんはまだまだ元気です。
 「ほほ笑みの国、タイ」早く平時の状態に戻ってほしいと願っております。

独裁政権? 民意ですからそれもやむなし

2010年05月20日 | Weblog
 国民皆政治評論家…我が家で行った法事でも、「庶民政治大討論会」が。お坊さんのお説教も、政治問題(お経が終わって、しびれた足を揉もうとしたら、な、な、なんと!お説教が始まったのです。お坊さんが、語りたくてしょうがなかったのか?それとも、お説教付きが当地の法事の風習なのか?)。法事後の会食では、日本の政治についてのそれぞれの自説の他、お坊さん説も俎上に載せられた。(これほど庶民が政治の話をするようになったのは、小泉さん時代の小泉劇場の影響でしょう)

 庶民の皆さんが、政治を語る…自説を語るのはいいのですが…。「政治が悪い」…これが問題になった。法事に来てくださった人が、「政治が悪い!」と。「悪い政治をする政治家を選んだあなたが悪いんじゃないの!」と、いさめる発言も。政治が悪いとおっしゃった人は、びっくりした顔で、「私は選んでいない!(民主党に投票していない)」と。

 日本は民主主義国家です。民主主義とは「民意によって政治を行うこと」です。民意は選挙によって明らかにされるものです。多数決ルールで民意が決定される…。ですから、選挙で勝った党の政策が民意であるということになります。

「私は選んでないぞ!」という主張も、もちろん分かります。先の衆議院選挙の民主党支持は、約33%です。つまり、約67%の人は、「私は選んでないぞ!」という国民の皆様なのです。それでも民意にはなりませんから、そこのところは御了承いただかなければなりません。

 政権をとってしまえばもう何をやってもOKです。民意ですから。それなら独裁政権になるだろうって?民意ですからしょうがないでしょう。
 では、長いこと民意を担っていた自民党が、「独裁政権」にならなかったのはなぜか?それは、はっきりしています。「官僚にまかせた」からです。「官僚政治=悪い」というイメージが漂っておりますが、独裁を防ぐ素晴らしい手段だったのです。 
 自民党はそこまで考えなかったでしょう?官僚まかせは単なる手抜きだったんじゃないのかって?そ、それは…怪我の功名ということわざもありまして…。
 民主党政権は、「脱官僚」。つまり、独裁政権になっていくのかって?なっていくでしょう(もうすでに一部なっています。一郎とはいっていません。一部です)。民意でもありますし。だいたいやねぇ、政権が変わったからといって、憲法、法律、制度の解釈や運用が変わる…これって、危うい。

バカの壁に塗り込められ…お金に対する意識をどう変える…

2010年05月19日 | Weblog
 小沢さんに対する、東京地検、政倫審の動きがおこり、埃りがかかりかけていた、「政治とお金」の問題がまた表に出てきました。
 武士道では、「利」は蔑むべきもの。だから、「お金儲けは悪いことですか(悪くないでしょう)?!」と息巻いた目玉ファンドさんには、「悪いことでしょう!」と言ってあげなければならなかったのですが…。ところが、世の中小沢さんも、鳩サマも、殺人犯も強盗も…「お金、お金、お金・・・」。

 それにしても日本人は金持ちが多いです。そんなことはないだろうって?では、800兆円を説明してください。日本政府の借金は、800兆円。そのことは、日本人なら赤ちゃん以外は皆知っている。ところが、どこからの借金?と、問われると大人でも、「そりゃあお前さん、…あれっ?どこだべ?アメリカ?」という人もおられる。そのお金は、日本国民の個人のお金でしょう(貯金が回っている)。だから金持ちが多いと…。

 それで、800兆円の一部を負担している日本人がいる反面、失業および生活苦で自殺したとみられる人が、2,802人(昨年の自殺者確定値)もいるのです。日本の自殺者は、12年連続3万人超。昨年は、3万2845人でした。これは、恐るべき数字です。前年比で、596人増…。「お金さえあれば、死なずに済んだ」…そのような簡単なものではないのですが、とにかくお金が…。

 このお金の問題はどうしたらいいか?「景気がよくなれば…」確かに景気がよくなればいいですが、先行きよくなりますか?折角、リーマンショックから立ち直れるかと思ったら、今度はギリシャ。ドイツの友人は、「ギリシャへのEUからの支援の28%をドイツが負担するんだ。さらに、ポルトガル、スペインが控えている。マルクに戻したいよ」と。
 …手当をして何とかなっている状態。手当をして…つまり、絆創膏を貼っている。絆創膏が破れたり、剥がれたりしたらどうなる?800兆円だって、たくさんの絆創膏に守られているから何とかなっている。「ギリシャの次は日本という話」大丈夫だとは思いつつ、絆創膏の強度が気になります。

 景気に関わっては無力である庶民はどうすればいいか?意識を変えるしかない。意識で飯が食えるのかって?飯は減らしていただかなければなりませんが、自殺者は減るでしょう。

 バカの壁の先生いわく…お金は、あくまで手段。やることがないのにお金だけ持ってどーすんの!「老後が心配だぁ?」甘ったれるんじゃねえ。世の中に寄りかかるんじゃねえ。世の中を支えているという気概を持て。日本で生きるのが不安ならブラジルでもベトナムでも行けばいい。

 う~ん、青臭い!青臭い主張です(先生に対して失礼な言い方に聞こえるかもしれませんが、褒め言葉のつもり)。久しぶりに、「やらねばならぬ!」という気になりました。私も、「年金だけでは暮らせない」などと甘ったれたことを言っていられない。スズメの涙ほどの年金しか受けられない人(未納期間があるのでしょうがないが)もいるし。

バカの壁の先生は、「都会人は、1年のうち3カ月間を田舎で働く参勤交代制」を提案されています。身体を使えば自然に(お金というものに対する)意識は変わる。これだ!と、思います。お金が第一という世の中への、庶民の攻めの姿勢は、お金への意識を変えることです。お金がらみの自殺者は減ります。
 ところで、都会人は3か月間田舎で働くのはいいが、田舎人はどうしたらいいの?田舎人は、「世の中を自分たちで支えているという気概を持つている」「お金はあくまで手段ということを知ってる」ということでしょうか。 

 私は、自身の「バカの壁」を打破できないので、「何のために生きているのか」「何をすればいいのか」の結論が出せない。くだんの先生は、「バカの壁」は思考停止を招く。安易に「わかる」「絶対の真実がある」と思い込んでは、強固な「壁」の中に住むことになると戒めておられる。うーん!壁の中に住んでしまいそう…。(すでに住んでるってかぁ!)

裁判長へのお願い

2010年05月18日 | Weblog
 おもしろがりの私があきれた…。裁判中に、裁判長が傍聴席に対して、「居眠りしているのが多いんだよなー」と、休廷したというのです…!

 傍聴人が居眠りしてはダメなのか?統一された厳格な決まりはないようですが…
 傍聴席への出入りは自由…あまり頻繁に出入りしないほうがいいけど。ドレスコードも特にはない。禁止されていることは、せいぜい次のようなこと…
1 幟(のぼり)、ハチマキ、タスキ…これは入り口で注意される。野球やサッカーの応援じゃないんだから!
2 水着での傍聴…法廷はプールではないので、ダメ。
3 携帯電話…電源を切るべき。
4 飲食…あのね、裁判を傍聴しながら南部センベイを食べるか?
5 写真撮影…カメラは持ち込めない。TVのニュースでも法廷内の様子は、「スケッチ」。見たことあるでしょう。
6 録音…禁止です。

 傍聴人が居眠りしてはダメという決まりはないですね。騒げば退廷させられたりするが…居眠りは…進行を妨げるような、「大きなイビキ」をかいていなければいいんじゃないか?この件については、「居眠り裁判」を起こして、はっきりさせたほうがいい。

 それにしても…裁判を傍聴に行って居眠り…これはどういうことですか?「法廷は静かそうだから、寝に行く」なんてことではないとは思いますが。

 多数の居眠り傍聴人が出た裁判は…
 「幼い娘3人の点滴に水を混入して死傷させた母親の裁判(傷害致死と傷害の罪)」人間ってそのようなことが出来るのか?…犬畜生にも劣る。
 裁判では、点滴に水を混入させたということで、難解な医学用語が多用された。
 「β-Dグルカンは、いわばカビの残がい」・・・ベータと聞くとVHSを連想する世代ですから…。グルカン?アルミカンとかスチールカンなら分かるが。カビはよく分かる。我が家のあちこちに生えているから。カビの残がい…カビに残がいがあるのか?こりゃあホントに難しいワ。
 「直接の死因は両側性多発性肺動脈内血栓塞栓症」・・・これじゃあ、ボケようがない。ツッコミどころもなし。こんな言葉を30分以上聴かされては、傍聴人ならずとも居眠りをはじめてしまう。そんな中裁判員の6人は、誰も居眠りしなかったという。よく頑張った。

 さて、裁判長は、(開廷から、40分ほど経ったところで)「10分間休廷します。あちこち居眠りしている」と、声を荒げた…。この裁判長の大きな間違いは、「傍聴人は裁判には関係ない」ということをうっかり失念してしまっていたというところ。裁判長は、先生じゃないし、傍聴人は生徒じゃない。大イビキさえかかなければ、法定内が静かで裁判に集中できる。ですから、「傍聴人が居眠りしている。オラ怒ったぞ!休廷だ!」というのはおかしい。
 
 再開後、地裁職員が傍聴人が居眠りしないように監視体制を敷いた。うーん!あくまで寝せないつもりだな!
 結局どっちの味方なんだって?居眠り傍聴人、裁判長のどちらも支持できません。事件が子殺しですよ。しかも点滴に水を混入させたということは、自分の罪は免れたいという考えであったことは疑いの余地がない。この重大事件の裁判で、傍聴人は寝る、それが気に入らない裁判長がキレル。そういう場合か?あきれてしまって…。

 この一件から洗い出された問題は、「傍聴席での居眠りをどうする?」ということですね。禁止するなら禁止するで法制化すればよい。そうすれば、裁判長も心おきなく注意できる。
 もう一つの心配は、私が傍聴席にいるとき、裁判長がこんなことを言うんじゃないか…「傍聴人の中に、薄毛でおかしなツラの奴がいる。みすぼらしい。休廷だ!」
 裁判長へお願いします。傍聴人のルックスに気を配らなくてもいいから!

元警官の再就職先で絶対に阻止しなければならないところ

2010年05月17日 | Weblog
ロシアの警察官は、なかなか古式豊かな犯罪をしているという。
 追い越し違反で乗用車を停止させた悪徳警官が、調書を作成しない見返りにわいろを要求。運転手と落ち合って金を受け取ったところで警官に拘束された。その際、収賄の悪徳警官は、ルーブル札3枚を胃袋に隠したという。腹を切って胃袋の陰に隠したのではなく、食べちゃったということ。
 ロシアの昨年1年間の警官による刑法犯罪は、5,190件、法令違反は約10万件だったという。警官に犯罪を起こされてはたまらんのですよ!

 アメリカでもそういう時代がありました。違反で止められて免許証を提示する際、20ドル札を免許証と一緒に手渡すと、「よし、行け」と…(20ドルが相場で、10ドルでは、GO!にはならなかったらしい)。アメリカ駐在の日本人が笑い話として教えてくれたのは、違反で止められたので免許証と20ドルを渡したら・・・「すまんが、10ドル札2枚にしてくれ。パトカーに、もう一人いるんだ…」と。相棒と、山分けするらしいのだが…あと、20ドル寄こせと言わなかったあたり良心的?
 また、違反で止められ免許証と20ドルを渡したら、「オレを買収する気か、逮捕するぞ!」と、怒鳴られたと言う話も。

 日本の警察は、交通違反切符に関わるわいろ要求は…ないと思います。しかし、バカバカしいというか、マジカヨ!という事件をよく起こしてくれます。
 「コンビニの駐車場に先に車を止められて腹が立ったので、その車の男性が買い物をしている間に、乗用車の後部ワイパーを引きちぎった(広島県警呉署地域課巡査長)」
 「民家に干していた女性の下着を盗んだ(兵庫県警東灘署地域2課巡査部長)」
 「落とし物として届けられた小銭入れから現金を着服した(兵庫県警西宮署巡査長)」
 枚挙にいとまがありません。しかも、下品な犯罪が多い。上品な犯罪を起こせと言っているわけではありませんよ。もっとも、犯罪に品などあるはずもないですがね。大多数を占める正義の味方の警官は、一握りのバカ者のお陰で大迷惑です。
 
 友人に警察官が数人おりますが、皆さん素晴らしいです。その中の一人は、部下職員(警察官)を早く出勤させ、漢字の書き取りテストをしています。立派ですよ。発端は、「供述調書作成中に漢字が書けず、容疑者や被害者に教えてもらっている姿を見たから」とのこと。「国立大出てるのに漢字を書けない奴がいるんですよー!」と、笑ってました。そういえば、捕まって供述調書を作成されているとき、「裾野市だ。裾野って書けるか!」と警官に言ったら、「書けません」と答えたという話を思い出しました。静岡県警も漢字の書き取りをさせた方がいい。

 ロシアから書き始めたので前置きが長くなってしまいました。まだ前置きかって?…ゴメンナサイ。

 本日主張したいのは、警察官の懲戒免職は、それ相当の犯罪を犯したのですからしょうがないことです。問題は、そのあとです。「懲戒免職となった警察官は、3年間は暴力団の構成員になれない。3年間、行動を見張る」このことを法制化してほしい。見張り分の人件費がかかるって?独立行政法人の理事を一人減らせば、警察官を4人雇えますよ。
 どうしてそういう案を出すのかって?
 落とし物の現金を着服し、懲戒免職となった巡査長は、27歳です。これからどうやって暮らす?彼がそうするかどうかは分かりませんが…頭がよく、体力があり、格闘技が強く、PCが堪能、漢字が書ける、警察の内部事情に精通している…暴力団として、このような逸材は他におりませんよ!

 某市にあった喫茶店…昼間の客は、その筋の方々。ある日、その方々の中に、地元警察の警官がおりました。警官を辞めてその足で、組織構成員になったというのです。私は絶句しました。その筋の連中は、威張っていても大したことはなかった。しかし、昨日まで現職だった警官が相手では…。警官を暴力団にしてはいけません。
 そんなわけで、警察官については、懲戒免職にしっぱなしではなく、アフターケアをしっかりお願いします。

パンツもイージーオーダーとは…

2010年05月16日 | Weblog
 長生きはするもので…パンツまでインテリジェントになってきました。還暦過ぎ世代にとって、「パンツ」は、もちろん下着のパンツ。最近は、ズボンをパンツと呼ぶようになっているものだから、混同があり気恥ずかしい思いをしたり…などします。

 子供の頃のパンツは、「白いトランクス」でした。白いトランクスといえばカッコイイのですが、別名は、「猿股(サルマタ)」「西洋褌(せいようふんどし)」ですから、カッコワルイ。
 その後、白いブリーフの全盛時代が訪れました。身体検査の時など、白いブリーフをはいた奴らは優越感に浸って、「ドヤ!」。白いトランクスの私など、大変惨めな思いをしたものでした。「また回顧か?」ってか?人生の薄暮を迎えると、回顧&懐古が頭の中を巡るのです。

 今は、白いブリーフなどはく人がいない。デザイン、機能、素材…さまざま。
 「甲冑(かっちゅう)パンツ」は、巨人の原辰徳監督も愛用しているのだそうで…御利益あるみたい。でも、甲冑ですから鉄製?股ズレを起こすと思うが。
 「包帯パンツ」…これも、「包帯なのかパンツなのかどっちかにしろ!」とツッコミたいところです。「まるではいてないようなはき心地」と評判なのだそうで…だったらはくな!(私が怒ることもないですね)
 「補整パンツ」…そういうパンツをはいてメタボを隠そうとするのかコラ!見かけだけよければ中身はどうでもいいという考えだな!え!腹筋運動効果のパンツもある?パンツをはいて、腹筋をつけようなんて…ものぐさパンツだな。

 私が長生きはするものだと思ったのは、「防臭・消臭効果のあるパンツ」の出現。パンツの変遷の生き証人としては、感動的ですらありました。
 防臭…これは出来るかなとは思いましたが、消臭は凄いです。パンツに、ファブリーズの霧吹きが縫いつけられているんじゃないだろうか。(見にいきましたが、霧吹きは付いていなかった。あんなものが付いていたら歩きにくいですから。え?わざわざパンツを見物に行くなってかぁ!下着文化の調査という名目です。予算は付かない…)
 価格は…ユ○クロの防臭パンツはお手頃で、990円。消臭パンツ(セーレ○)は、なんと4,800円です。消臭パンツ2枚で、スーツが買えます。
 結局、消臭パンツを買ったのかって?ジャスト・ルッキングにしておきました。
 家族会議を招集し、「消臭パンツを買うかどうか」を議題にします。認められたら、4,800円を握りしめて買いに走ります。

♪東京へはもう何度も行きましたね♪

2010年05月15日 | Weblog
 新年度上京してきた人に対する、「東京のここが変だと思うこと」のアンケート調査(goo)結果…
 第1位 家賃が高い
 第2位 人が多すぎる・・・・なにしろ、1,300万人ですから!
 第3位 駐車料金が高い・・・ニューヨークの平日よりは安いべ
 第4位 空気が汚い・・・・・高村光太郎もそんなこと言ってましたが、緑も多いし、空気はきれいだと思いますが…
 第5位 満員電車・・・・・・もう50年も前から続いていることです。人口が1,300万人にまでふくれあがったわけですから…(そればっか)
 そのほか、「飲食代が高い」「水道水がおいしくない」「隣に住んでいる人を知らない」「夜なのにうるさい」「終電でも電車がラッシュ」…
 おおむね、「東京と限定しなくても、地方都市でもこのような状況はある」という内容ですね。かなりの田舎から出てきた人を抽出してのアンケート調査だったのかな。
 私もこのところ、上京する機会が多いので気づいたことを…

 渋谷にて…トランクを持っていたので、コインロッカーへ預けたかった。しかし、BUT!JR駅周辺にコインロッカーはあるにはあるが、「使用中」ばかり。おまけに、トランクが入るサイズのロッカーは、僅少。次も満杯、その次も満杯。とうとう、「SIBUYA109」というビルにたどり着き、地下二階の一時預かり所で預かっていただいた。旅行者には不便すぎます。
 「午後5時までですよ」と、係のオジサンに言われました…。遅刻したらトランクを受け取ることは出来ない。便利で不便な一時預かり所ってところでしょうか。
 東京は、「トランクが入るロッカーの増設」または、「手荷物一時預かり所の増設」をすべきです。う~ん、建設的な意見だ。

 巣鴨にて・・・巣鴨なのに、「蔵王」という名の大衆食堂が?「ラーメン+小天津丼で750円」。安っ!これはお値打ち価格!早速注文。中国の内陸部から来たウエートレスが、「オマチドウサマ」と、運んできてくれた。ウエートレスの出身地までチェックを入れることが出来るのは、アンティークなオヤジの特権みたいなもので。「どこから来たの?」「山東省」…これだけの会話ですがね。
 蔵王のお品書きは、「虚偽」というか「謙遜」というか…。「小天津丼が付く」と、謳っていながら、実際は普通の天津丼。天津丼だけで満腹ですよ。胃袋に、ラーメンを食べる余裕がありませんでした。「小天津丼」ではなく「大天津丼」と、表示しても客は文句を言わないワ!

 電車に乗ってその1・・・スイカは使えます。野菜のスイカではなく、「ICカードのSuica」。JR、地下鉄、モノレールまで使える。これらはほんの一部で、多くの機能、用途をもつ。北は北海道から南は九州まで(完全ではないが)相互利用が出来る。便利だーっ!

 電車に乗ってその2・・・さすが東京。還暦過ぎのオヤジのファッションが異常…じゃなくて奇抜。紅い皮のジャケットに、黒い皮のズボン。靴は赤い革靴。シャツは、黒でフリフリやら刺繍が入っている。ベルトはワニで、なんとカバンもワニ。うすいオレンジ色のサングラス。頭髪は、丸刈り…単なる変なオヤジだろうって?そうかも知れないが、服装と、カバンだけでも30~50万円はかかっていますよ。このオヤジ、「お顔が、○暴」。本物だったんじゃないかって?本物の○暴が、通勤時の電車に乗るかねえ?
 そのほか、鑑賞に値するオヤジが結構おりました。ツッコミを入れてあげたい人々が続々登場してきます。人を見ているだけで楽しくなってしまう。
 田舎では本物の変な奴と思われて、救急車を呼ばれてしまうような種族が数多。これが東京…かな。

「不起訴→起訴相当→再度不起訴→結局不起訴」これは…

2010年05月14日 | Weblog
 徳之島の三町の町長が鳩山総理に会に行ったとき、見送りの住民が、「だまされるなよー」と言っておりました。笑わせていただきました。「鳩山総理=騙す人」ということになっているのですねえ。

 騙す人といえば、まだ幹事長に居座っておられるあの人でしょう。
 陸山会の不動産取得をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は、「嫌疑不十分」で小沢さんを不起訴とした。この不起訴に対して、「秘書の行為を政治家が知らないわけがない」と、批判の声が上がった。
 そして、この不起訴処分に対して、検察審査会への審査の申し立てが行われた。検察審査会は「起訴相当」の議決を出した。

 この経緯について…「やったやったー!憎たらしい小沢さん、起訴相当だー」と喜んだ人の他に…「(4億円の収入についての収支報告書への記載についてではなく)不動産購入代金の支払や不動産の取得時期のズレについて(収支報告書の虚偽記入)だけが問題にされての起訴相当はおかしい」という意見も。
 この後者の意見は、「検察審査会の審査がおかしい」ということ。事実、「起訴相当」ということだけに目がいって、内容については…あまり気にした人はいなかったかも。このことが最終的にどのように作用するか…。

 検察審査会制度は、国民の中から選ばれた11人の検察審査員が検察官の不起訴処分の当否を審査するもの。検察官の職務の上に一般国民の良識を反映させ、その適正な運営を図ろうとする目的から設けられたもの…。
 その11人はどうやって選ぶのか?「くじ」しかないです。くじで無作為に選ぶといっても、赤ちゃんが選ばれてしまっては、ギャーギャー泣くだけで役に立たないので…、「各検察審査会管轄地域の衆議院議員の選挙権を有する国民」となっている。(その他もろもろの選出に関わる決まりがある)
 私が選ばれたことがないのは、「1年以上の懲役または禁錮以上の刑に処せられた者はダメ」という項に引っかかったのか?それはないです。前科はありませんので(だったら、わざわざ書くなってがぁ)。「義務教育を終了していない者はダメ」これに引っかかったか?義務教育は一応終了しているけど、学力が足りないからなあ…。

 ともあれ検察審査員は、「普通の国民」ということですかね。何が言いたいんだって?特捜部に肩入れした…?事件の内容より小沢憎しの世論の盛り上がりを優先した…そんなことはないとは思いますが…普通の人間のやることですから…。

 検察審査会による「起訴相当」の議決→検察官は、事件を再検討する(…ここまではよい。すでに小沢さんに再度出頭の要請をしている。さてそのあと…)→起訴相当の議決に対して、検察が再度不起訴とした場合はどうなるか→改めて検察審査会議で審査する→その結果,起訴をすべきであるという議決(起訴議決)があった場合には起訴となる(衆院と参院の関係とは違う)。

 このようになるはずなので、小沢さんが起訴されるのは、ほぼ間違いない。にもかかわらず、小沢さんのあの落ち着きは何だろう?谷亮子を参院選に担ぎ出して満面の笑顔…なぜだ?!東京地検の再聴取にも応じる。政倫審にも出席する…。
 まさか、検察審査会に手を打っている?「起訴相当」→検察は「再度不起訴」→検察審査会が内容を精査して、結局「不起訴」…こ、こ、これもアリなのかぁ?!起訴相当の賛成が8人以上となることを祈るしかない。

 「おーい!検察審査会!だまされるなよー!」

「HX(ハウスエクスチェンジ)制度」作りませんか

2010年05月13日 | Weblog
 寒冷地に住む人にとって、温暖な地は魅力的。逆に、温暖な地に暮らす人は、寒冷地での暮らしに興味がある…と、まあこう決めつけます。
 私の場合、北国に62年間暮らしておるわけで…定年退職を機に、タイかマレーシアへ移住しようと計画しておりました。すでに、先輩移住者がおりまして情報も入手しやすく、着々と計画が進みました。しかし、例のわけが分からない病気(原因不明、治療法も確立されていない。ステロイド剤に頼っている状態)に罹ってしまい、海外移住は断念しました。

 病気とのつきあいに馴れると…また、温暖な地への思いがむくむくと台頭して来まして…。
 このようなことが出来たらなあ…という案は…
 北国の私と、南国に住んで定年退職している南野さん(仮名)がハウスエクスチェンジをする。12月になると、我が家は、南野さんの家へ移り住む。家財道具は全てあるでしょうから、着いたその日から散歩したり、スーパーで買い物したり「普通の暮らし」が出来る。電気製品、耐火金庫、自家用車も南野さんのを使わせていただく。釣り道具もあればいいなあ。
 一方、南野さん家族は、12月になると北国の我が家に移り住む。スキー、スケート、スノーボードやり放題。車も我が家の高級車(自分で言うなってか?)を使う。南野さん一家は、冬期間、ユーティリティの最小費用だけで北国の暮らしを満喫できる。

 そして、3月下旬、我が家と南野家は入れ替わる。
 どうですか!けだし名案だと思っております。最初のうちは、トラブルがあると思います。壁に穴を開けてしまったとか、ジュータンにコーヒーをこぼして大きなシミを作ってしまったとか…しかし、人が暮らすわけですからトラブルは文字通りリスクですから大事にならずに解決できるはずです。

 さて、一番の問題は、このようにハウスエクスチェンジをしたい人をどうやってリストアップし、仲介するかです。地方公共団体にやっていただくのがいいのですが、「町おこし」とか「過疎化対策」とは意味が違うので無理でしょう。「南北XーNPO」を立ち上げなければなりませんね。「南北X」ってどういう意味かって?「南に住む人と、北に住む人のエクスチェンジ」ということです。

 ハウスエクスチェンジは、すぐには実現できませんが…空き家なら随分あるようです。
 総務省の調査では、「住宅全体の13%を占める756万戸が空き家で、この5年間で、15%増えている」…これは、耳寄りな情報です。
 「空き家率は、田舎で高く、20%を超す県もある」…いい話ですよ!

 もちろんハウスエクスチェンジの方が、一切の家財道具が揃っているわけで大変よいのですが、この際、空き家でもしょうがない。
 空き家を、多少の家賃を徴収して貸し出せばよい。高知の空き家、宮崎の空き家、沖縄の空き家…冬期間入りたいです。宇和島市では「家財道具付きの空き家貸しますよ」という取り組みをしています。しかし、車がない。宇和島市で、「車も貸します」となれば次の冬は宇和島で過ごせるのですがね。

 なお、多くの空き家をかかえる地方公共団体に注意しておきます。「人口減に歯止めをかけるための空き家活用」・・・これは無理ですから!「もう住んでいられないから出て行った」あるいは、「自然減」。限界集落状態です。
 改修費を350万円まで村が負担する(岡山県西粟倉村)から来てくれとか、住んでくれたら、200万円やるから(北海道喜茂別町)とか、お金で釣ってもダメです。成功しません。それに似た試みは結構多いですが、いずれも頓挫しております。
 知れる範囲の最もひどい例は…「新築住宅を与えますから、我が村に住んでください。9世帯限定です」という募集をした。100人を越える応募があった。書類選考、第一次面接、第二次面接…そして9人が選ばれた。ここまではよかったが…な、な、なんと!9人全員が様々な理由をつけて移住拒否…。初めからイイカゲンな気持ちで応募したのでしょう。そんなもんですよ。
 真剣に移住を考える人は、皆無に近いと思って間違いありません。

 地方苦境団体…ではなく地方公共団体へは、「移住奨励で人口を増やそう」などという絵に描いた餅など切り捨て、私の案を推進することをお勧めします。人口増加にはなりませんが、「人が動くから風が起こる」。地域に活気が出ますから。その風が、「追い風」になるかもしれないのです。(う~ん!今日は格調高くしめくくったなあ)

教育では、「強制」こそが大切です

2010年05月12日 | Weblog
 強制…威力・権力で人の自由意思を押さえつけ、無理にさせること。
 なんだそれって?「愛国心を強制するな」「国旗掲揚時等の起立を強制するな」・・・学校の先生の中にこのような主張をする人がおられるという!そのため、「強制」の意味を再確認いたしたく広辞苑を引いたわけです。

 義務教育で「愛国心」の強制があるらしい…?一生懸命考えましたが、どうやって愛国心を強制するのでしょうかねえ?愛国心というのですから「心」ですよ。心を、威力・権力で押さえつけ、無理にさせる…いくら教育力に優れた教員でも、そんなこと出来るわけがない。
 「ガリレオ・ガリレイは、強制されただろう!」だって?とんでもない、心は変わっていませんよ。強制されなかったから、「そ、それでも、地球は回っている」と言ったのです。

 「いいか!愛国心を持てよ!これは強制だ」…道徳の時間等で、このように言うのでしょうか?そんな先生は日本中探しても一人もいないでしょう。
 つまり、愛国心は、「強制したくても出来ない」ということです。

 「国旗掲揚時等の起立を強制するな」…これも、ひどいね。国旗掲揚も国歌斉唱も、起立が原則。起立して、胸に右手をあてる国もあります。日本の場合、「起立してキオツケの姿勢」。これは、強制すべき…などとあまっちょろいものではない、「強制されなければならない」です。そんなこと、学習指導要領に書いていないって?書いてありません。書いていなくても強制です。いくつかの切り口で説明できますが、最も分かりやすい(?)と思われる理由は…「国際人として生きていかなければならない子供達に、国旗・国歌に関わる国際的な儀礼を教える」…これは強制されなければなりません。

 「義務教育」…「強制するな!」とさけぶ人たちが、この「義務教育」にはアレルギーもヘチマもないらしい。「義務」の意味は、「絶対やれよ!自由意思?そんなの関係ねえ!」これが「義務」の意味です。つまり、義務教育は、「強制教育」。教育の強制は、強制嫌いの某教組にも許されているらしい。「強制」が嫌なのなら、教育についても、「(小・中)学校は、行きたい子だけ行けばよい」という運動を展開したらいいのに。

 この教組、「社会科の教員免許を持つ校長が、音楽の教員を指導するのはおかしい」とも。こりゃ驚いた!校長が、自分の免許教科以外の教員の指導をするのがおかしいってんだから・・・教員の指導のために、一校に9人の校長を配置しなければならないことになりますね。

北教組の問題については、「日教組は連合体なので、運営方針の違う北教組には押しつけはできない」のだそう。つまり、「強制」はしませんよということですね。偕老同穴だと思っていましたよ。矯正して共生を目指せばいいのに。このことを強制したいなあ。まーた、音韻連想やちゃったぁ!オジンギャクじゃないですよ。