ワールドカップ出場権を手にはしたが・・・

昨日の試合。
ここのところ不甲斐ない内容だった日本とは明らかに違う戦いぶり。
得点の匂いがする縦パスとゴール前のシュートへの意識。
改善は十分見られたものの、
結局奪ったゴールはＰＫのみ。
これが今の日本の現状である。
前半の香川の、ＧＫに片手ではじかれたあのシュートと、
遠藤の珍しいミドルシュートが入っていればもっと楽だった。
ミドルシュートの意識は格段に跳ね上がっていたが、
相変わらず強いシュートは枠に飛ばず、
枠に行くシュートはＧＫ正面かへなちょこな勢い。
そういう意味では得点の匂いは、うーーーーんと言う感じ。
攻撃は機能していたけれど、
守りを固めた相手。
特にオーストラリアのような屈強な背の高いＤＦ陣を、
いかに崩すかは相変わらず課題のままだった。

シュートの精度はどうすればいいのかなあ。

さて、交代のチョイスもあちこちの評論の中で疑問符が付いている。
栗原を入れて長友を前にしたのに、
内田を下げて長友を戻して。
ハーフナーマイクを投入しても、クロスを入れたりターゲットにしない。
現場と監督の意図は明らかに混乱していた。
負けている試合でどう流れを返るのか？
こういうオプションが明らかにない日本。
失点は試合ではよく起こるシチュエーション。
そしてＰＫは明らかに相手のミス。
完全に負けパターンだった日本。
結果だけで良しとはとても言えない状況。

コンフェデで、いかに新しい日本を作って行くのか？
あるいはそのヒントをつかむのか？

それがワールドカップ本戦での日本の活躍を占ってくれるだろう。

まあ、韓国も苦戦しているようだ。
昨日？今日も韓国はレバノンと引分け。
カタール 0 − 1 イラン
レバノン 1 − 1 韓国
これから韓国はウズベキスタンとイランと戦う。
２連敗すれば、３位転落。
下手すると、プレーオフが韓国対オーストラリアとなる可能性もある。
まだまだ、アジア予選からは目が離せない。