徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

なでしこジャパン 対ドイツ戦

2013-06-30 16:17:00 | サッカー(日本代表)
日本、異例の大観衆のなかドイツに終盤2失点 欧州遠征は1分け1敗/なでしこ
ISM 6月30日(日)11時14分配信

 欧州遠征中のなでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間29日(以下現地時間)にドイツと国際親善試合を行ない、2対4で敗れた。26日のイングランド戦を1対1で引き分けていた日本は、欧州遠征を1分け1敗で終了した。

 バイエルンの本拠地アリアンツ・アレナに集まった観客は4万6000人を超え、親善試合としては異例の記録。女子EURO2013に臨むドイツがW杯王者と対戦する一戦を大観衆が見守った。

 日本は17分に先制されるも、40分に大野が決めて同点とする。後半開始早々に再び失点するが、60分には宮間のFKがポストに弾かれたところを大儀見が押し込み、再び追い付いてみせる。しかし、その後逆転弾が生まれないまま終了間際に立て続けに2点を奪われ、黒星となった。

 勝利したドイツのナイド監督はUEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP上で「世界王者に勝てたので、もちろん喜んでいる。ボールのないところでもよく動き、フィジカル面でも強く、攻守の切り替えも素早かった」とチームを称えた。一方でミスの多さなど課題にも触れ「あくまで親善試合に過ぎないということを忘れてはいけない」と気を引き締めている。

 なでしこは今後7月20日から開催される東アジアカップに出場。20日に中国、25日に北朝鮮、27日に韓国と対戦する。

この試合、ほぼベストメンバー。
お互いが親善試合ということで、隙がある展開。
その中で感じた事。
まず1番目はやはりフィジカルの弱さ。
相手の素早いプレッシャーに対してイングランド戦よりは対応が良くなり、
時にかわすことが出来るようになった。
時間帯によっては相手を翻弄するパス回しも出来た。
しかし、動きは最後まで相手の方が良かった?
ファールでないと止められない?
そんな状況がPKを与えた事。
つぶせずに突進を許してしまったシーンは何回もあった。
さらに、解説者も行っていたが、一人で止められないことが多いので、
中央付近で相手がドリブルを始めた時。そこでつぶしに行くのではなく、
ラインを相手に合わせてずるずる下げてしまって、
結局相手のチャンスを広げさせるけかとなっていた。

そして2番目はためを作れない事。
相手からボールを奪取してから、
パスの出しどころを探している間に相手が寄せて来て取られるシーン。
これは本当に何度もあった。
ここで早く攻めて、相手の陣形が整わない前に攻めきることも大切だが、
やたら無理なパスを出して相手にとられ、
逆襲される。
ここでためを作り、自分たちのボール保有時間を増やせば、
流れが替わるのだが。
大宜見は今や本当に信頼できるプレーヤーに。
ワールドカップで見せた頼りなさは今は全くない。
2得点に絡んだ状況も当たり前だ。

問題は、大宜見に頼らざるを得ない事。
彼女をおとりに使えるようになった時、日本の躍進が実現するだろう。
澤の年齢を考えれば、
早急に彼女の代役を育てる必要が。
そして、阪口にしろ宮間にしろ、
今が旬の選手であっても、
その存在を脅かす選手が出ないと、日本の未来はない。
次世代と言われる、楢本選手や田中選手、京川選手であっても、
実力はあってもフィジカルで負けていてはいいプレーは出来ない。
そういう技術とフィジカルを兼ね備えた選手が、
どんどん出てきた時、再び優勝の可能性が出るのだろう。

コメント
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