先日、結果だけ書いたAFC U-16女子選手権。
もちろん、先日の韓国戦に負けたこと自体が残念。
得てして、そういうものを引き摺りがちになるものだが、
今回のU-16女子代表は、
それを乗り越えてくれたことが素直にうれしい。
チームとしての課題はまだまだ多いようだし、
何しろ見ていない試合の内容には、
なかなかコメントもできない。
ただ、過去のU-17ワールドカップの実績は、
ベスト8、準優勝、ベスト8、優勝、準優勝。
ではこの時のAFCの実績はどうか?
準優勝、3位 優勝、優勝、準優勝。
1010年のU-17女子ワールドカップの時も、
アジア予選では3位だったが、
本大会では決勝に進み、
韓国にPK戦で敗れたものの、
堂々とした戦い方だった。
あと1年でどこまで成長できるか?
選ばれる選手自体もかなりの入れ替わりがあるはず。
ここからが、選手にとっては戦いのスタートとなる。
頑張れ!日本!!!!
U-16日本女子代表 1-0で中国に勝利、ワールドカップ出場権を獲得!〜AFCU-16女子選手権タイ 2017~
2017年09月24日
AFCU-16女子選手権タイ2017 3位決定戦 vs U-16中国女子代表
2017年9月24日(日) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
Chonburi Stadium(タイ/チョンブリ)
U-16中国女子代表 0-1(前半0-0、後半0-1)U-16日本女子代表
得点
55分 中尾萌々(U-16日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:富岡千宙、松田紫野、後藤若葉、善積わらい
MF:伊藤彩羅、木下桃香、中尾萌々、瀧澤千聖
FW:大澤春花、田中智子
サブメンバー
GK:山下莉奈、福田史織
DF:渋谷巴菜、新井美夕、長江伊吹
MF:中江萌、岩井蘭、石田千尋、渡邊凜、岩井蘭
FW:加藤もも、百濃実結香
交代
74分 大澤春花 → 山本柚月
83分 瀧澤千聖 → 岩井蘭
90+1分 田中智子 → 加藤もも
マッチレポート
約1,600人が集まったChonburi Stadiumで、FIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018の出場権および本大会3位をかけた試合が16:00にキックオフしました。
前半は、お互いに一歩も譲らず攻め立て合います。日本は細かくパスをつないで日本らしいサッカーを展開しますが、中国の粘り強いディフェンスを前になかなか決定的なチャンスが作れません。しかし、徐々に中国に疲れが見えてきます。前半37分、ボールを保持した善積わらい選手が、右サイドをドリブルで駆け上がり、中に折り返すパスを受けた大澤春花選手がシュートを放ちますが、相手キーパーに止められてしまいます。前半終了間際にPKを得た日本ですが、惜しくも右外に外れ、0-0のまま前半を終えます。
後半49分、左サイドでボールを持った富岡千宙選手が大澤選手へクロスパスを入れますが、タイミングが合わずゴールとなりません。パスを繋ぎ攻め続ける日本は55分、ハーフライン付近でボールを持った田中選手が大澤選手へパス、再びパスを受けた田中選手がドリブルで相手ディフェンス4人を引きつけながらペナルティエリア外中央からシュート、相手にブロックされこぼれたボールを中尾萌々選手が押し込みゴール。1-0とします。
その後も得点が欲しい日本は77分、コーナーキックのこぼれ球を中尾選手がミドルシュート、相手ゴールキーパーに弾かれ得点になりません。後半アディショナルタイムで相手にコーナーキックを与えてしまいますが、これを凌いで試合は終了。1-0の完封勝利で今大会3位を決めると同時に、来年開催されるFIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018の出場権を獲得しました。
監督・選手コメント
楠瀬直木 監督
中国戦までの中2日間は苦しい時間でした。選手たちもきつかったと思いますが、その中でよく頑張ってくれました。今日の中国戦は厳しい試合でしたが、選手たちの気持ちの入ったプレーが勝利という結果に結びついたと思います。無失点に抑え、試合を勝ちきったことは評価したいですが、追加点がとれなかったことは現在のチームの課題だと受け止めています。3位という今回の結果が、今のチームの立ち位置であることを自覚し、今回の経験を糧にワールドカップでは優勝を目指して頑張ります。
DF #5 松田紫野 選手(日テレ・メニーナ)
韓国戦に敗れた後は勝たないといけないというプレッシャーが大きく苦しかったですが、勝つことができて嬉しいです。キャプテンとして、この2日間みんなで戦おうとみんなに声を掛けました。今日は一人ひとりが強い意志を持って戦うことができたと思います。仲間が点を決めてくれたときはとてもとても嬉しかったですが、残り時間もあったので集中を切らさないようしっかり切り替えました。チームにも自分自身にも課題はあると思います。しっかり取り組みワールドカップで絶対に勝ちたいです。
MF #17 木下桃香 選手(日テレ・メニーナ)
準決勝で負けていたこともあり、今日勝てたことは自信になりましたし、とても嬉しかったです。この2日間、悔しくて気持ちを切り替えるのに時間は少しかかりましたが、チーム全員で声を掛け合い、良い準備ができたと感じています。今大会フル出場をさせてもらえたことは、とても嬉しく、感謝しています。だからこそもっとチームに貢献できる選手になりたいです。今回3位という結果をしっかりと受け止め、悔しさを忘れずにトレーニングに取り組みたいと思います。
FW #9 田中智子 選手(セレッソ大阪堺レディース)
ワールドカップの出場権を獲得できたことがとても嬉しいです。今日の中国戦に向けてしっかり切り替え、良い準備ができました。個人としては大事な試合で点が取れるような選手になりたいです。そしてワールドカップではフル出場し、チームの勝利に貢献できるような選手に成長していたいと思います。
MF #10 中尾萌々 選手 (ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
決勝点を決めることができたことは素直に嬉しかったです。しかし、ここまでの戦いでなかなか自分らしいプレーができていなかったと感じています。チームとしても、個人としても課題はあり、このままではチームに貢献できると思いません。日々のトレーニングから意識を変えて取り組んでいきたいと思います。
もちろん、先日の韓国戦に負けたこと自体が残念。
得てして、そういうものを引き摺りがちになるものだが、
今回のU-16女子代表は、
それを乗り越えてくれたことが素直にうれしい。
チームとしての課題はまだまだ多いようだし、
何しろ見ていない試合の内容には、
なかなかコメントもできない。
ただ、過去のU-17ワールドカップの実績は、
ベスト8、準優勝、ベスト8、優勝、準優勝。
ではこの時のAFCの実績はどうか?
準優勝、3位 優勝、優勝、準優勝。
1010年のU-17女子ワールドカップの時も、
アジア予選では3位だったが、
本大会では決勝に進み、
韓国にPK戦で敗れたものの、
堂々とした戦い方だった。
あと1年でどこまで成長できるか?
選ばれる選手自体もかなりの入れ替わりがあるはず。
ここからが、選手にとっては戦いのスタートとなる。
頑張れ!日本!!!!
U-16日本女子代表 1-0で中国に勝利、ワールドカップ出場権を獲得!〜AFCU-16女子選手権タイ 2017~
2017年09月24日
AFCU-16女子選手権タイ2017 3位決定戦 vs U-16中国女子代表
2017年9月24日(日) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
Chonburi Stadium(タイ/チョンブリ)
U-16中国女子代表 0-1(前半0-0、後半0-1)U-16日本女子代表
得点
55分 中尾萌々(U-16日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:富岡千宙、松田紫野、後藤若葉、善積わらい
MF:伊藤彩羅、木下桃香、中尾萌々、瀧澤千聖
FW:大澤春花、田中智子
サブメンバー
GK:山下莉奈、福田史織
DF:渋谷巴菜、新井美夕、長江伊吹
MF:中江萌、岩井蘭、石田千尋、渡邊凜、岩井蘭
FW:加藤もも、百濃実結香
交代
74分 大澤春花 → 山本柚月
83分 瀧澤千聖 → 岩井蘭
90+1分 田中智子 → 加藤もも
マッチレポート
約1,600人が集まったChonburi Stadiumで、FIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018の出場権および本大会3位をかけた試合が16:00にキックオフしました。
前半は、お互いに一歩も譲らず攻め立て合います。日本は細かくパスをつないで日本らしいサッカーを展開しますが、中国の粘り強いディフェンスを前になかなか決定的なチャンスが作れません。しかし、徐々に中国に疲れが見えてきます。前半37分、ボールを保持した善積わらい選手が、右サイドをドリブルで駆け上がり、中に折り返すパスを受けた大澤春花選手がシュートを放ちますが、相手キーパーに止められてしまいます。前半終了間際にPKを得た日本ですが、惜しくも右外に外れ、0-0のまま前半を終えます。
後半49分、左サイドでボールを持った富岡千宙選手が大澤選手へクロスパスを入れますが、タイミングが合わずゴールとなりません。パスを繋ぎ攻め続ける日本は55分、ハーフライン付近でボールを持った田中選手が大澤選手へパス、再びパスを受けた田中選手がドリブルで相手ディフェンス4人を引きつけながらペナルティエリア外中央からシュート、相手にブロックされこぼれたボールを中尾萌々選手が押し込みゴール。1-0とします。
その後も得点が欲しい日本は77分、コーナーキックのこぼれ球を中尾選手がミドルシュート、相手ゴールキーパーに弾かれ得点になりません。後半アディショナルタイムで相手にコーナーキックを与えてしまいますが、これを凌いで試合は終了。1-0の完封勝利で今大会3位を決めると同時に、来年開催されるFIFAU-17女子ワールドカップウルグアイ2018の出場権を獲得しました。
監督・選手コメント
楠瀬直木 監督
中国戦までの中2日間は苦しい時間でした。選手たちもきつかったと思いますが、その中でよく頑張ってくれました。今日の中国戦は厳しい試合でしたが、選手たちの気持ちの入ったプレーが勝利という結果に結びついたと思います。無失点に抑え、試合を勝ちきったことは評価したいですが、追加点がとれなかったことは現在のチームの課題だと受け止めています。3位という今回の結果が、今のチームの立ち位置であることを自覚し、今回の経験を糧にワールドカップでは優勝を目指して頑張ります。
DF #5 松田紫野 選手(日テレ・メニーナ)
韓国戦に敗れた後は勝たないといけないというプレッシャーが大きく苦しかったですが、勝つことができて嬉しいです。キャプテンとして、この2日間みんなで戦おうとみんなに声を掛けました。今日は一人ひとりが強い意志を持って戦うことができたと思います。仲間が点を決めてくれたときはとてもとても嬉しかったですが、残り時間もあったので集中を切らさないようしっかり切り替えました。チームにも自分自身にも課題はあると思います。しっかり取り組みワールドカップで絶対に勝ちたいです。
MF #17 木下桃香 選手(日テレ・メニーナ)
準決勝で負けていたこともあり、今日勝てたことは自信になりましたし、とても嬉しかったです。この2日間、悔しくて気持ちを切り替えるのに時間は少しかかりましたが、チーム全員で声を掛け合い、良い準備ができたと感じています。今大会フル出場をさせてもらえたことは、とても嬉しく、感謝しています。だからこそもっとチームに貢献できる選手になりたいです。今回3位という結果をしっかりと受け止め、悔しさを忘れずにトレーニングに取り組みたいと思います。
FW #9 田中智子 選手(セレッソ大阪堺レディース)
ワールドカップの出場権を獲得できたことがとても嬉しいです。今日の中国戦に向けてしっかり切り替え、良い準備ができました。個人としては大事な試合で点が取れるような選手になりたいです。そしてワールドカップではフル出場し、チームの勝利に貢献できるような選手に成長していたいと思います。
MF #10 中尾萌々 選手 (ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
決勝点を決めることができたことは素直に嬉しかったです。しかし、ここまでの戦いでなかなか自分らしいプレーができていなかったと感じています。チームとしても、個人としても課題はあり、このままではチームに貢献できると思いません。日々のトレーニングから意識を変えて取り組んでいきたいと思います。